280万円分の想い

2011-03-26 00:42:41 | カテゴリ:活動報告


3月14日より活動を開始した「被災地の子どもを救う会」。
私も募金活動に参加してきましたが、
本日、日本赤十字社神奈川県支部に集まった募金を届ける、
ということで私も同行してきました。

日本赤十字社神奈川県支部

日本赤十字社神奈川県支部

青葉区での募金活動は、879,297円という大きな支援をお預かりしましたが、
川崎市宮前区、高津区、横浜市旭区、金沢区、保土ヶ谷区、緑区における活動を通じて、
最終的には何と、2,789,231円もの募金を赤十字に届けることができました。

募金

募金活動で何度も駅前に立ちましたが、
小学生が塾の帰りに、自分の小遣いの中から募金をしてくれたり、
本当に多くの子どもや中高生が募金をしてくれました。
沢山の方から温かい支援の想いを受け取るたびに、
何度も何度も目頭が熱くなりました。

「困った時はお互い様」という文化が、
今、そしてこれからも被災地を支えていくのだと思います。
私たちにできることは僅かしかありません。
被災者の方の気持ちや境遇は、私たちの想像をはるかに超えます。
全ての辛さや困難を、私たちが全て理解することは難しいと思います。
でも、私たちにはできることがあります。
それは、ボランティアであったり、募金であったり、物資の援助であったり、
節電であったり、被災地経済のための消費であったり、
色々な形でできると思います。

そして、私にできることをしていきたい。
横浜市政として、被災地にできることをしていきたい。

復興には何年も、何年も、何年もかかると思います。
道ができて、家ができて、人が戻ってきても、
経済の再建にはもっと多くの時間が必要になると思います。

今私自身になにができるか、はっきりとは分かりませんが、
被災者の受け入れ支援を拡大すること、
自治体間での協力を行い行政機能の復旧を支援すること、
名物や名産品などを紹介・販売するようなイベントなどでの
被災地経済の自立を支援できるような取り組みなど、
政治にもできることが沢山あると思います。

そして、忘れないこと。
我々の生活が元に戻っても、
復興しようとしている方がいることを、忘れないこと。
私たちにできることがあることを、忘れないこと。

今、だけでなく、これからも、
できる支援を続けていこうと思います。

Comments 3

  1. 辻野 長 より:

    災害の最前線にあえてこの時期に入った事は、藤崎さんの普段の危機への
    思いと「人」への思いが込められていると思います。
    時間が取れたら詳細をブログで、写真、レポートなどで、
    発信してくれることを望みます。
    また、パニック寸前の青葉区でもあんなに義援金が募金が集まったとは。
    みなさん大変御苦労様でした。

    ただ、復興の時期はいまだ遠く現在進行形の原発事故の解決封じ込め、廃炉
    が、本格的な復興の生命線だと思います。
    政権の後手後手のツギハギ対応が悔やまれます。

    • 藤崎浩太郎 より:

      相馬のレポート更新しました。
      ご覧になってみてください。
      本当に現地は、悲惨な状況でした。
      でも、立ちあがろうと、
      前に進もうとしている声も聞こえてきます。
      私たちにできる支援を、行っていきましょう!

    • 辻野 長 より:

      写真の激写とお父さんとの現地入り、すべて拝見、
      現地からのレポートを感無量に拝受いたしました。
      明日からは、スタートラインに向かっての最終コーナーへ。
      地方選挙を通して、この喫緊希求の課題に対処できない
      この国の最終責任者に引導を渡しましょう。
      健闘を祈り、国難を開きましょう。

Post comment