昨年10月14日に行われた総務局審査の際、横浜市の危機管理体制強化のためには、ツイッター(Twitter)などの民間Webサービスを活用して、情報発信の分散化を行うことが必要ではないかと提言してまいりました。その後、ツイッターでも以下のようにツイートしましたが、
本日TwitterJapanの方に、横浜市危機管理室にお越しいただきました。目的はTwitterアラートを横浜で導入できないか、検討してもらうための説明。台風19号での横浜市危機管理体制の課題を指摘してきましたが、情報発信を分散化するために、Twitterの活用は重要です。
— 横浜市会議員 藤崎浩太郎 (@fujisakikotaro) 2014, 10月 31
10月31日に友人のツイッタージャパンの方に横浜市危機管理室までお越しいただきまして、ツイッターアラートを横浜市でも導入できないか、説明、打ち合わせを行ってきました。その後庁内で検討が進み、12月末から横浜市もツイッターアラートの運用を開始しています。
ツイッターアラートは、スマートフォンやタブレットの利用者が、任意で横浜市危機管理室などのアラート受信登録を行うことで(ワンクリック)、緊急時に重要な情報が画面上にポップアップで表示されるという仕組みです。一見すると緊急地震速報などを発信する「エリアメール(緊急速報メール)」と似ていますが、大きく異る点が1つ。エリアメールは、特定のエリアに居る人にだけ送られる仕組みですが、ツイッターアラートは登録した人に情報が届く仕組み。例えば横浜市青葉区在住で、都内の会社や学校に通っている人は、日中横浜で緊急事態が起きても、エリアメールは届きません。でも、横浜市危機管理室のツイッターアラートを登録しておけば、横浜市外のどこにいても、緊急情報を迅速に確認することができるようになります。家族の安否確認なども、すぐ対応できるようになるわけです。
ひとまず導入されたことは良かったと思います。あとは、危機管理室がこの手段を活用できるかどうかですね。導入しておしまい、とならないことを期待しています。
ツイッターを利用している方や、アカウントはあるけどあまり使っていないという方も、登録をおすすめします。登録はこちらから。
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