<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>藤崎浩太郎 &#187; いじめ</title>
	<atom:link href="https://www.fujisakikotaro.jp/tag/%e3%81%84%e3%81%98%e3%82%81/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://www.fujisakikotaro.jp</link>
	<description>横浜をもっと元気に！横浜の魅力を世界に！　横浜市会議員（青葉区）藤崎浩太郎公式ホームページ</description>
	<lastBuildDate>Tue, 25 Aug 2026 14:54:50 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
		<sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod>
		<sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=3.9.34</generator>
	<item>
		<title>AIドリル、防災施策、いじめ、不登校対策など。R8年度予算総合審査。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6544.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6544.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 02 Apr 2026 06:53:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[#BPR]]></category>
		<category><![CDATA[AIドリル]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[サーキュラーエコノミー]]></category>
		<category><![CDATA[不登校]]></category>
		<category><![CDATA[多文化共生]]></category>
		<category><![CDATA[災害ボランティア]]></category>
		<category><![CDATA[父親育児支援]]></category>
		<category><![CDATA[社会的養護]]></category>
		<category><![CDATA[里親]]></category>
		<category><![CDATA[防災拠点]]></category>
		<category><![CDATA[電子投票]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=6544</guid>
		<description><![CDATA[2026年3月18日、横浜市会令和8年度予算第一・第二特別委員会連合審査会におきまして、総合審査を行いました。 １　近年の人口動態を踏まえた施策検討 ２　GREEN×EXPO2027を契機としたサーキュラーエコノミーの推 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2026/04/b713253ab38527a07312d0d77b612a7e.png" rel="lightbox[6544]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2026/04/b713253ab38527a07312d0d77b612a7e-1024x576.png" alt="藤崎浩太郎" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6546" /></a></p>
<p>2026年3月18日、横浜市会令和8年度予算第一・第二特別委員会連合審査会におきまして、総合審査を行いました。</p>
<p><a href="#1">１　近年の人口動態を踏まえた施策検討</a><br />
<a href="#2">２　GREEN×EXPO2027を契機としたサーキュラーエコノミーの推進</a><br />
<a href="#3">３　発災時を想定した体制の確認</a><br />
<a href="#4">４　区役所手続きの効率化</a><br />
<a href="#5">５　横浜市区づくり推進基金</a><br />
<a href="#6">６　選挙における電子投票</a><br />
<a href="#7">７　子ども一人ひとりを支える個別最適な学びの実現</a><br />
<a href="#8">８　不登校児童生徒支援</a><br />
<a href="#9">９　いじめにおける被害者救済と加害者対応</a><br />
<a href="#10">10　社会的養護</a><br />
<a href="#11">11　父親育児支援</a></p>
<p>以下、藤崎浩太郎の質疑部分を抜粋した中継動画と、その文字起こしです。</p>
<p><iframe width="300" height="169" src="https://www.youtube.com/embed/RA2yR7WVN1Y?si=t8US_5K29sV7kS3o" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>（※議事録ではないので、実際の内容とは若干言い回し等が異なります。）<br />
=============================</p>
<p>立憲民主党無所属の会の藤崎浩太郎です。よろしくお願い致します。</p>
<div id="1">
<h4>１　近年の人口動態を踏まえた施策検討</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　まず、近年の人口動態を踏まえた施策検討について伺います。令和８年度予算案のプレゼン資料の冒頭には、横浜市の人口が２年連続で増加したことが示されました。増加の大きな要因として20代から40代までの方の社会増があるということですが、一方で、本市の在住外国人は毎年１万人程度増加しているという状況です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問1</strong>　まず、本市の社会増における日本人と外国人の人数と割合を、政策経営局長に伺います。<br />
<strong>松浦政策経営局長</strong>　よろしくお願いいたします。コロナ禍以降について順に申し上げますと、令和４年は日本人6,322人、外国人6,983人、５年は日本人6,661人、外国人9,456人、６年は日本人8,209人、外国人10,593人と、日本人・外国人ともに社会増の傾向が続いております。また、社会増に占める外国人の割合は、近隣の川崎市や東京都同様に５割を超えております。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい。ありがとうございます。人口増の半分以上が外国人の方によってこの横浜市の人口が増えてるということが、今の説明からもよくわかります。２月10日の本会議での市長による市政方針演説では、市長就任以来ですね、毎回言及されていた「多文化共生」の言葉がありませんでした。ここに私、非常に心配をしているところでございます。横浜市における外国人人口が増加傾向にある中、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問2</strong>　今後、「多文化共生」の推進は一層重要になると考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　外国人の皆様は、横浜を支え、そして横浜経済を支え、また、こう地域社会を共に形作っていく大切な存在であります。本市の外国人人口が増加し続けておりますが、先生ご指摘の通り。新たな中期計画に「多文化共生」を、主要な33施策ありますけど、そのうちの１つとして改めて位置づけました。また、「平和」と「ダイバーシティ」を掲げた新たな理事級ポストを設けました。国家間の緊張が高まっております。そして、社会の分断も進んでおります。そういう現代だからこそ、多文化共生の推進が大切であり、そして、その先に実現されるであろう国際平和の実現、これを目指して、このここ横浜から世界に向けて発信していく。その思いのもとで今回の理事級ポストを新たに配置いたしました。新しい体制のもと、多様性を尊重する社会の実現に向けて、庁内一丸となって取り組みを進めてまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。市長のね、お言葉でしっかりと決意が示されて安心したところでございます。予算等見ても別に減ってるわけではないので大丈夫だろうと思ってましたけど、やっぱり市政方針演説、すごい重要だと思うんで、ぜひ来年以降は入れていただいた方がいいんじゃないかなという風に思います。今市長もありましたけど、ほんとに排他的な言論がですね、外国人に対する排他的な言論をよく目にする、耳にするようになってきました。この不安定化する国際社会の中で、横浜市は本当に外国や外国人との接点によって発展してきた都市ですから、横浜市こそがやはり多文化共生のトップランナーであってほしいと思いますし、積極的にこの取組を続けていっていただきたいという風に思っています。本市は、国際交流ラウンジがですね、35年前に青葉区で設立されて以来、多大なる役割をこの果たしてくださってきました。一方で、多くのボランティアの方々によって支えられている仕組みですので、運営の継続性には課題が出てきてるというふうにも伺います。そこで、外国人人口の増加に対応し、分断を生まない社会を作るためにも、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問3</strong>　国際交流ラウンジの運営を持続可能なものにしていくべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　国際交流ラウンジはボランティアをはじめとする多様な担い手によって、長きにわたり地域の多文化共生の推進に大きく貢献をしてきました。外国人人口の増加に伴い、地域ニーズは多様化しております。また、働き方の変容による担い手の確保の問題など、新たに生じてきています。社会情勢の変化に合わせた機能や運営の在り方が国際交流ラウンジに求められていると考えております。真に必要な機能に集約して、効率的な事業モデルとするなど、持続的かつ安定的な運営を可能として、多文化共生の拠点として、役割を果たせるよう、取り組んでまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。利用者の満足度、非常に高いのがラウンジの特徴だと思いますし、一方では必ずしも皆さんが利用できてるわけでもないという課題もあると思いますので、強化していく中でですね、多くのニーズに応えられるようにしていただきたいと思います。多分、国際交流ラウンジの役割、果たしてきた役割の中には言語の理解促進というのもあったと思います。文化の理解とともに、多文化共生においては言語理解と、非常に重要だと思いますが、本市ではですね、児童生徒向けのオンライン日本語指導を新たに実施していくということも予算で示されました。大人に対しては、国際交流ラウンジやボランティア組織による日本語教室が行われ、通訳ボランティアや多文化、多言語サポーターの派遣などの支援が行われています。しかし、ますます在住外国人が増える可能性がある中で、本市として日本語の習得支援にもっと力を入れていく必要があるのではないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問4</strong>　日本語を学びたい外国人が、年齢を問わず学べる機会を一層充実させてほしいと思いますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　外国人住民のニーズを踏まえて作成いたしました「横浜市地域日本語教育推進アクションプラン」に基づいて、学習プログラムの提供や日本語ボランティアの育成支援等を進めております。来日間もない方向けの日本語入門講座に加えまして、地域交流を通じて相互理解を深める教室を新たに実施するなどしておりますが、今後も学ぶ機会を充実させて、幅広い世代への効率的な日本語学習支援に取り組んでまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。先ほども市長からありましたけど、外国人の皆さん、共に暮らし、共に働く友人であり隣人であり、非常に大事な仲間ですので、文化の壁と言語の壁、これ両方うまくね、取り組んでもらいたいと思います。先日もにぎわい局で非言語コミュニケーションに注目して、局長とも質疑させてもらいましたけど、やはり言語だけで伝わるものと、そうじゃないのもありますが、言語コミュニケーションの部分で壁をできるだけ取り除いてほしいですし、中にやっぱりお子さんが喋れるようになって、親が喋れない。代わりに子供がね、通訳というか、親の通訳係になるとかもありますけど、そうすると、今で言えばヤングケアラーみたいなこともありますんで、やはり大人もしっかりとサポートしてほしいなという風に要望しておきます。ここまでですね。本市の人口を増加させる外国人と多文化共生の質疑とテーマで行いましたが、全国的に見れば人口減少傾向が続いています。で、本市としても対策が今後必要となります。世界的には出生率の低下トレンドに入ってきてるという指摘もありますし、出生率低下の原因の1つとして示されてきたのは住宅価格ですね。住宅が高くなると出生率は下がるということも示されてきています。一部ですね。予算案では子育て世代の住宅支援を打ち出すなど、一定の評価をしていますが、どれだけ人口や出生率の向上に影響できるかは検証が必要だと考えてます。今後、地域が活力を維持し、魅力を伸ばしていくためには、こうした住宅の取り組みをはじめとする長期的な視点でのまちづくりが重要になってくると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問5</strong>　人口減少社会におけるまちづくりの考え方を市長に伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　はい。これまで以上に郊外部のまちづくりに力を入れていく決意であります。新たな中期計画の素案におきましても、ダブルコアのまちづくりを明示的に打ち出したのは、その意識の表れであります。住宅に関する子育て世代への取組、新たな取組について取り上げていただきましたが、市としても新しい取組になりますので、今試行錯誤的なところはあるんですが、更なるこういろんな施策を打ち出して、子育て世代への住宅っていうところの取り組みをパッケージ化して進めて、強化していきたいと思っております。また、全市的な土地利用規制の在り方を見直すと、かねてから申し上げております。拠点駅に、拠点駅の周辺に、商業機能だけではなくて住宅機能、居住機能を誘導させることが目的ですが、そういった大胆な規制緩和も含めて地域の活性化を図り、そして人口流入を達成していきたいと考えております。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　ありがとうございます。本当、郊外部で言えば空き家問題っていう、元々は特定空き家みたいなところから始まりましたけど、法整備もされながら、横浜に限らず東京もね、首都圏も地方全体もいろんな形で空き家問題を抱えて、それぞれが様々な空き家対策をしつつ、それぞれが人口流入策を図り、それぞれが様々なですね、誘導策をやっていくと。この競争の中で、やはりこのスポンジ化していく郊外をどうしていくかでこのスポンジ化を埋めていくのがいいのか、それとも別の方法があるのかとか、本当にこれ悩ましいと思いますけど、なかなかゴールはないですけど、あるいは本当に研究成果等々を見ながらですね、横浜市として何に力を入れていくべきかっていうのは、今後本当に難しい課題だと思いますが、積極的に取り組んでいただきたいと思います。</p>
<div id="2">
<h4>２　GREEN×EXPO2027を契機としたサーキュラーエコノミーの推進</h4>
</div>
<p>次に、GREEN×EXPOを契機としたサーキュラー移行のみの推進について伺ってまいります。数年前からサーキュラーエコノミーに注目をして提案を続けてまいりました。先日は、「アジア循環型都市宣言制度」の第1号としてとして横浜市が署名をし、今後の取り組みに期待をしています。環境政策について、本市では、長年様々な地域や民間での取り組みが展開をされて、多大なる貢献をしていただいてまいりました。GREEN×EXPOを契機に「STYLE　PARTNERS」という共創プラットホームが立ち上がっていますが、日頃から環境活動に取り組んでいる方が、方々がもっと注目されていただきたいという風に思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問5</strong>　サーキュラー都市への移行に向けてGREEN×EXPOを契機に市民が自発的に行っている環境に優しい活動をもっと広く発信していってほしいと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　循環型社会の実現に向けて様々な取組が必要なんですが、本質的には住民や企業が自発的に取り組んでいくことの積み重ねしかないと思います。そこで市民の皆様が自発的に取り組んでいる環境にやさしい取組がこの横浜には沢山ありますので、それを多くの方に知っていただいて広げていくことが重要だとかねてから考えておりました。先生の青葉区にも沢山そういった団体があるのを承知しております。そういった横浜市内の様々な環境に優しい活動をされている団体さんの取組に着想を得まして、今そういった取組を念頭に置きながらSTYLE　PARTNERSを立ち上げたんです。皆様の熱意や行動を広く発信していくことで、それが横浜全域に相乗効果を生み出して、別の新たなアクションが生み出されていくことを期待しております。また、GREEN×EXPOにおきましても、こういったSTYLE　PARTNERSの取組を発信して、行動変容を図っていきたいと考えております。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。本当に言い方難しいけど、名もない活動というか、本当に小さな１人でやってる活動から、本当に全国に影響するような活動までなくす方が、横浜市の中でですね、環境政策と環境の取り組みをしてくださっているからこそ、この綺麗な街並みが維持されてきたとか、環境政策に対する意識が高いとか、そういった横浜市が形成されたと思いますので、やはり１つ１つの活動に注目していただきたいなという風に思います。サーキュラーエコノミーについては、建築資材、特に公共建築物における資材、廃材の活用に注目をして、このEXPOでの建築廃材を公共建築物で活用することを提案をしてまいりました。博覧会協会が会場内の仮設建築物をグリーンサーキュラー建築と位置づけ、建材の一部を公共建築物で再利用する検討がなされていることを評価をしています。せっかくの機会ですから、建材の循環を促進するための横浜初となるような基準を作っていくくらいまでこの取り組みを消化していってほしいと思いますし、あの、先日、アムステルダムの、副市長もお越しいただきましたが、アムステルダムのマテリアルパスポートを取り入れていくということも選択肢の１つではないかと思います。新たに作るか、国際基準を使っていくかということですね。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問6</strong>　「サーキュラー建築の推進にあたっては、単に建材の再利用にとどめず、建材の循環流通などを含め、広く展開可能な標準モデルとなる取組とすべき」と考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　はい、貴重なご指摘ありがとうございます。横浜GREEN×EXPOを契機にですね、横浜の、まずは横浜の公共建築から、解体して、そして次、再利用しやすい設計をして、水平リサイクルなんかを進めていきたいと思っております。今は循環建築と言っても、こうできたものをもう１回リユースする、あるいはリサイクルするっていうところなんですけど、そっから、先生おっしゃってるのは、次の１ステップだけではなくて、２ステップ、３ステップでどんどん、どんどん、本当にぐるぐる、ぐるぐる回るようにっていう、ご示唆だとご提案だと思います。真に循環建築を実現していくためにも、まず公共建築物からですね、しっかり取り組みを徐々に進めていってですね、野心的かもしれないですけど、先生がおっしゃってるような横浜の基準というか、そういったものまで作っていくことが私的には目標であります。そういった横浜のモデル、横浜の基準を他都市、世界も含めて他都市に、使ってもらえるようにして、成功だと思います。全国、世界に向けて、発信を続けていきます。いけるような取り組みを建築局含め進めてまいりますし、サーキュラーエコノミーをけん引する都市となれるよう、しっかりと頑張ってまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。もう期待できるご答弁いただいてありがとうございました。本当にこれ、大型イベントやると、最近レガシーよく言われますけど、いろんな形を残すだけじゃなくて、やっぱりこの全国で通用する基準みたいなものが横浜のレガシー、EXPOのレガシーとして残ると、これすごい素晴らしいことになるんじゃないかと思いますので、期待しております。よろしくお願いします。</p>
<div id="3">
<h4>３　発災時を想定した体制の確認</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　次に、発災時を想定した体制について伺います。大規模災害が発生した際には、災害ボランティアの皆様の活動が被災者支援や生活再建の重要な力となっていきます。本市においては、各区に開設された災害ボランティアセンターで受付を行いますが、シャベルなどの資機材をどうやって準備をして、活動場所までどうやって持ってね、移動してもらうかというのは重要な課題の1つです。平時から対策を講じる、準備をしていくということが重要です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問7</strong>　円滑な災害ボランティア活動を実現するための移動手段の確保について、市民局長に向かいます。<br />
<strong>渋谷市民局長</strong>　横浜市では、横浜市防災計画に基づき、交通事業者など様々な団体との間に災害時の協力に関する協定を締結し、平時から連携の強化を進めています。災害ボランティアセンターの運営を担う横浜市社会福祉協議会をはじめ、庁内外の関係各所と連携し、発災時に活用できる車両の手配や自家用車で参集されたボランティア用の駐車場の確保など、ボランティアの皆様が円滑に活動場所へ移動出來る環境を整えてまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。他都市のね、ボランティアとか行きますと、やっぱり集合時間があって、そこからバスで移動してっていうこともありますし、大体横浜では、地区センターみたいなところに資機材を置いて、その地区センターまでまず運んでいって、そこから歩いて作業してもらうとこまでは動いてもらうと、そんなことも設計されてますので、ぜひですね、他都市の事例なども把握しながら、取組準備をしていただきたいと思います。令和8年度は、地震防災戦略の取組をより一層加速させていく予算案となっています。予算案にある避難所、「避難者受け入れ施設拡大に向けた検討」については関心をもって期待をしているところですが、こうした避難者受け入れ体制の整備も重要ですが、それと同時にですね、地域防災拠点の運営や備蓄の想定を精査していくために、訓練をより精緻に行い、多様な状況に対応できるように備える必要があると考えます。例えば、災害用はまっこトイレの訓練ではですね、組み立てと設置の訓練はよく行われるんですが、じゃあ夜1人で屋外のトイレにどうやって行けるんだろうか、安全に女性1人で夜中はまっこトイレで校庭まで1人で行けるんだろうかとか、そういった想定が十分なされていないなと感じます。現実に発生し得る様々な場面を想定した「実効性の高い訓練」を行って、課題を見つけて改善策を講じていくことで地域防災拠点の安全、安心につながっていくのではないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問8</strong>　地域防災拠点において様々な場面を想定した訓練を重ねていくべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　はい、ありがとうございます。これまでも、外国人の避難対応とかあるいは地域防災拠点での宿泊訓練など、実際にいざ起きた場合を見据えた訓練を行ってきているところではありますが、まだまだ、まだまだこう想定が足らないのではないかというご指摘だと思います。地域防災拠点に関する庁内ワーキングの中で、物資の仕分けとか配布の実働訓練とかペット同行避難に対応する訓練とか、そういった場面場面を想定した訓練内容の検討を進めているところであります。しかしながら、今先生がおっしゃった、じゃあ夜中に女性１人でそういったところ、そういったご指摘をいただいてですね、まだまだこういろんな場面を想定しなければいけないなという思いを新たにしましたので、様々庁内ワーキングの中でのこう検討を踏まえ、それを元にですね、様々な場面が想定されるような訓練ができるようですね、働きかけを、我々としても取組を進めていきたいと思います。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、よろしくお願いします。以前お邪魔した他都市の避難所でですね、夜間ずっと照明つけたまま寝るっていうとこもあったんですね。暗くなると、夜地震があった時に暗くて逃げらんないんで。それは怖いから、夜通しずっと照明つけたまま寝るという避難所もありました。やっぱり皆さん、ほんとにこの当事者になってみないと気づかないことたくさんありますけど、できる限り細かく準備して、資機材が不足しない、そういう準備していただきたいという風に思います。さらにですね、マニュアルや訓練見直しをしていく中で、要配慮者への対応も十分検討が必要だと考えています。発災初期ですと、福祉避難所が開設されていない状況で福祉避難所に行くべき障害者の方などは、まずは地域防災協定に避難していくということになります。<br />
こうした方々を円滑に受け入れるための具体的な訓練も必要だと考えています。地域防災拠点の中には、要配慮者への対応をはじめ創意工夫を凝らした訓練を実施することで、運営レベルが非常に高い拠点もあります、こうした拠点を見本として、多くの拠点がそこから学ぶ。そう、先進的なことをやってる拠点にね、多くの拠点の運営の人に来てもらったりしながらですね、学んでもらう。そういったやり方も十分必要な、効果的な方法じゃないかと考えています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問9</strong>　運営レベルが高い拠点の取り組みをモデルとして周知することで、各拠点がより充実した避難所営を行えるよう後押ししていくべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　横浜の市民力の高さの表れだと思うんですが、おっしゃる通り、こう創意工夫を凝らした訓練を実施している地域が色々横浜には点在しています。私も、実際に地域の方からそういった取組を教えていただいて、なるほどなと思うこともありました、区役所と一層連携を図ってですね。モデルケースとなれるような拠点の情報収集に努めまして、その各区、ある区でこういう好事例があれば他の17区で共有をできる、そして実際に例えば訓練等に活かしていくとか、そういった取組を進めなければならないと思っております。総じて、横展開、好事例の横展開とは我々言ってるんですが、まず様々な良い取組がありますので、それをしっかりと情報収集する、それを他の区にも共有する。その上で、拠点運営の研修とかに活かしたり、あるいは事例の発表会を行ったり、実際に他の区の拠点に見学に行くとか、そういった取組をですね、やっぱりこう各区の中で相互交流を図っていく、その後押しをしていくべきだと思っています。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、よろしくお願いします。本当に、さっきの実体験みたいな話と一緒なんですけど、やっぱりその本を読むとかね、資料を見るとかだけで伝わるケースと、やっぱり訓練を見に行くことで理解できることと、自分の拠点ではできなくても運営の人だと頭の中に入ってるかどうかなんで、全然実際に発生した時のパフォーマンス変わると思いますので、よろしくお願いいたします。</p>
<div id="4">
<h4>４　区役所手続きの効率化</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　次に、区役所手続きの効率化について伺います。昨年度までに上位100手続きのオンライン化が完了し、行政手続きの約9割がオンラインでできるようになりました。スピード感がある対応を高く評価しています。一方、オンライン利用状況に目を向けますと、昨年度の利用率は約59パーセント、件数にして833万件にとどまっています。<br />
今後は利用率の向上が重要と考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問10</strong>　オンライン手続きの利用率向上に向けた取り組みをデジタル統括本部長に伺います。<br />
<strong>古石統括本部長</strong>　現在、ライフイベント手続きのオンライン化を重点的に進めておりまして、窓口に来ざるを得ないという状況の解消を順次図っているところです。また、オンライン手続きや証明書のコンビニ交付をより多くの方に知っていただけるように、横浜DEGITAL窓口への情報集約ですとか、あと、引越し時期に合わせた広報などに取り組んでいるところです。引き続きですね。これらの環境の構築と、あと認知度の向上、これらを一体的に展開することで、市民の皆様に行かない窓口の利便性を実感していただき、利用率のさらなる向上を目指してまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　ありがとうございます。業務効率の改善みたいなとこ、やっぱゴールだと思います。この後もやっていきますけど、積極的に推進していただきたいと思いますし、次期中期計画の草案では、デジタル技術を活用して、ライフイベントに関連する手続きは署名発行窓口をそれぞれワンストップ化するということも示されていますが、市民の利便性向上につながる取り組みで注目をしているとこです。実際に便利になったとも市民も、そして職員も実感するためには工夫が必要だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問11</strong>　窓口をワンストップ化するだけでなく、バックヤードも含めた見直しが必要と考えますが、市民局長の見解を伺います。<br />
<strong>渋谷局長</strong>　市民の皆様の利便性向上や職員の負担軽減を図るためには、委員ご指摘の通り、単に窓口を一つにまとめるだけではなく、内部事務も含めた手続全体の流れを見直すことが重要だと考えています。申請書の自動作成や入力作業の自動化など、デジタル技術も活用しながら手続全体の簡素化・効率化を進め、市民の皆様や職員が実感できる便利な窓口を実現してまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、よろしくお願いします。本当にね、使えなくて窓口に行く人もいると思うんですけど、窓口に行った時に、さっきまで地域でね、デジタルの支援員がいたらいいんじゃないかって話ありましたけど、区役所とかでも少しずつご案内できる仕組みとかもありますけどね、より推進して、とにかく業務効率の改善をしていただきたきたい。</p>
<p>窓口とバックヤードの双方でBPRを進めていくことでですね、デジタル技術も活用していくことで、事務処理や手続きに要する時間のみならず、同じ業務をより少ない負担で処理できるようにするなど、業務そのもののあり方が変わっていくということが期待をされています。コンビニ交付やオンライン申請の利用が増えることで、行政サービスコーナーの一部の廃止の方針も示されてきました。オンライン手続きの利用率向上や窓口のワンストップ化など、一連の取り組みが実を結べばですね。結果として、窓口職員の配置ですとか窓口の数、そして、それが減っていくことで庁内スペースが大きくなっていくと空きスペースが出てくる、そういうスペースをまた活用できると、そういう見直しも進められるんじゃないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問12</strong>　区役所窓口業務のBPRにより、職員配置の最適化や区庁舎スペースの有効活用の検討も進めるべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　少子高齢化や社会環境の変化が加速する中で、限られた経営資源を有効活用して地域課題や複合化する福祉保健課題などに応えていく必要があります。手続のオンライン化や手続の簡素化、また業務の効率化など窓口業務のBPRを進めることによって、地域支援や福祉保険の強化や充実、そして、おっしゃられるそのとおりだと思うんですけど、区庁舎スペースの有効活用など、全体最適の視点で行政サービスの更なる向上を図ってまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、よろしくお願いします。これまでもですね、提案してきたんですが、やっぱり区役所のこれからの仕事のやり方というか在り方というか、窓口業務がこう小さくできればですね、やっぱり、そして財政的な予算が限られる中で、区の職員が汗をかいて、地域の資源や情報や人をコーディネートしていくと、そういう役割が区役所の大きな仕事となってほしいと思いますね。そのためにはスペースが必要だとか、市民と交流する場所が必要だとか、そういうことにもなりかねませんし、今おくやみ窓口とかありますけど、新たなことをやる、やろうと思えば新たなスペースが必要なんで、古いものを整理して新しいとこに使っていく。そのためにはやっぱりこういう窓口業務の効率化というのは非常に重要だと思っています。</p>
<div id="5">
<h4>５　横浜市区づくり推進基金</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　そうした観点からですね、横浜市の区づくり推進基金に注目をしています。私は10年前に本会議で、区役所が市民の声に応えて施策を実施するための基金創設について言及をしてまいりましたが、区役所が財源を計画的に複数年度で活用できるようになると、意義ある取り組みになるんじゃないかと考えています。一方で、本基金の財源としては主に寄付金を想定をしており、区が長期的な見通しを持って、に地域課題の解決に取り組む観点からは、市民からの寄付だけに頼るのではなく、区も積極的に取り組めるような、必要が、取り組めるような工夫が必要だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問13</strong>　寄付金と合わせて個性ある区づくり推進費の一部を基金に積み立てることで、各区がより計画的に地域課題の解決に取り組むための財源として活用することを検討すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　個性ある区づくり推進費からの積み立ては、基金設置の趣旨を踏まえ、積み立ての必要性や合理性、各施策・事業との整合性など、様々な観点から議論が必要であると認識はしております。区役所が区づくり推進費や区提案反映制度に加えて、基金を有効に活用することで、これまで以上に地域の課題やニーズに的確に対応し、市民の皆様に政策の効果を実感していただけるよう、取り組んでまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい。よろしくお願いします。本当に区民の皆さんの思いがね、行政と一緒に実現できるような取組を作っていただきたいと思います。</p>
<div id="6">
<h4>６　選挙における電子投票</h4>
</div>
<p>次に、電子投票について伺います。来年の統一地方選挙から「共通投票所」が試行導入されるということが発表されて、私も期待をしていますし、応援をしています。次のステップとして期待をするのが電子投票です。今月上旬には宮崎県新富町の選挙で電子投票が行われましたが、開票作業がわずか20分で終了したと報じられました。本市においては、これまでも議会において電子投票に関する質疑がなされ、令和７年９月の本会議では、選挙管理委員長から将来的な導入の可能性についての検討が答弁されました。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問14</strong>　電子投票に関する令和８年度の検討内容を選挙管理委員会事務局長に伺います。<br />
<strong>武島選挙管理委員会事務局長</strong>　電子投票の最大の効果は開票時間の短縮です。課題としましては、国政選挙で導入できないことやシステムの信頼性、投票事務の負担増などがあります。８年度は、最近導入に至った自治体の事例等を研究し、システムの信頼性は向上しているのか、横浜市の規模においても、同様に導入できるのか、投票所の負担軽減を図れるのかなどを中心に、費用対効果も含めた検討を進めてまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。最近、あの確定申告もスマホでできますけど、将来スマホで電子投票ができたらいいんじゃないかと期待するわけですね。やはり一足飛びに行かなくても、この電子投票の実施によって、電子投票ですね、デジタルに基づいた投票行為が信頼性を確保していくと、それがスマホ等での投票につながっていく、一律化になるんじゃないかと期待をしているところです。</p>
<div id="7">
<h4>７　子ども一人ひとりを支える個別最適な学びの実現</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　次に、「子ども一人ひとりを支える個別体的な学びの実現」について伺います。いよいよAIドリルの導入が近づいてきたというところで、非常にこの期待をしてます。もう意義深い、感慨深いところがあります。長年提案してまいりました。今後は、個別最適化された学習を一層進めるために、AIドリルの活用を通じて教員が必要な指導につなげ、確実に学力向上を実現できるかどうかが評価のポイントになると思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問15</strong>　AIドリルをどのように子どもたちの学力向上につなげるかを教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　AIドリルの導入で、まず一人ひとりの理解度や進捗に応じた視点による学力の向上が期待できます。さらに、横浜独自の機能として、子供たちが教員も参加して作成するつまずきを解消する学習動画コンテンツの提示、そして、子供たちの日々の学習の取組や学習成果を教職員が端末から把握できるダッシュボードを搭載いたします。こうした機能によりまして、学習意欲を高め、主体的な学びを促すとともに、迅速かつ的確な個別支援につなげることで、学力の向上を図ってまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。本当に今出来てる子は出来てる子でいいけど、出来てない子にしっかりと教員の指導が行き届くような、取組にしていただきたいという風に思います。AIドリルをはじめですね、GIGAスクールの推進によって得られる効果には、授業時間の短縮があると考えます。「第５期横浜教育振興基本計画」では、「余白を生み出すためのカリキュラム・マネジメント」の推進が掲げられて、いま例示されているのは１コマあたりの授業時間を短くすることで、すでに一部の学校では授業時間の５分短縮が実現しているということです。生み出された時間を使って探究活動を充実させたり、中休みを長くしたりして子供の自由な時間を増やしてほしいと思いますし、カリキュラムの重要な変遷については、今まさにですね、国で議論がなされているところですので、本市においても教育委員会が音頭を取って学校全体をリードして、しっかりとした取り組みとして推進していってほしいと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問16</strong>　カリキュラムの柔軟な編成を推進し、すべての子どもの学びを深めていくためにどのように取り組むかを教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　本市では、次期「カリキュラム・マネジメント」要領にカリキュラムの柔軟な編成を位置付けることで、全校で推進をしていきたいという風に考えます。「こども主体の学び」の実現に向けて、児童生徒の実態等を踏まえカリキュラムを編成し、興味や関心に応じた学びや体験的な活動を充実させていきたいと思います。そのために、好事例の共有、研修などの支援を行い、全ての子どもの学びがより深まるように取り組んでまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　ありがとうございます。少し浮いた時間の中でね、子どもが子どもらしく過ごせる時間も確保していただきたいな、なんて思ったりしますんで、ご検討いただければと思います。</p>
<div id="8">
<h4>８　不登校児童生徒支援</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　次に、不登校児童生徒支援について伺います。令和６年度の全国不登校児童生徒数が約35万人と過去最多、本市では10,050人となり、初めて１万人を超えたという状況にあります。極めて重要な問題であり、どうやって教育機会を確保していくかは喫緊の課題です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問17</strong>　不登校児童生徒が増加していることについての市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　不登校児童生徒の増加によって、多くの子どもや保護者が不安や悩みを感じているものと重く受け止めております。このことは、本人やご家族、学校だけではなくて、社会全体で向き合わなければならない課題であります。教育委員会、区局、関係機関などが連携をして、多様な居場所や学びの選択肢を確保し、子どもたちが夢や希望を持って将来に向かって進んでいけるよう、一人ひとりに応じた切れ目のない支援を充実させることが必要だと考えております。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。横浜市は、教育についても非常に力を取り入れて取り組んできまして、市長も教育のね、先進的な都市にしたいと願ってらっしゃると思いますが、教育機関、教育機会確保法第10条では、地方公共団体は、不登校児童生徒に対し、その実態に配慮した特別な教育課程を編成する学校、すなわち「学びの多様化学校」の整備に努める旨が示されています。また、国の第４次教育振興基本計画では、令和９年度の計画、令和９年度までの計画期間内にですね、都道府県と政令市にそれぞれ１校以上、学びの多様化学学校を設置する目標が掲げられています。あと２か年となるわけですね。これまで多様化学校の設置を提案してましてまいりました。先行事例の視察も行ってきましたが、教育機会の確保とともにですね、不登校経験のある子どもにとってのピアサポートの場にもなっているという風に捉えてきました。非常に重要な仕組みだと考えています。来年度の予算概要には、ようやく学びの多様化学校に関する記載が盛り込まれました。これも非常に高く評価しますし、歓迎をしています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問18</strong>　学びの多様化学校について検討する予算を計上した狙いを教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　不登校児童生徒の居場所と学びについてはこれまで校内ハートフルの充実、そしてハートフルセンター上大岡の開設など取り組んでまいりました。学びの多様化学校は、不登校児童生徒が安心して学び続けるための重要な選択肢の一つであるという風に認識しています。来年度は子どもたちに寄り添った、本市にとってふさわしい多様な学びの実現に向けて、他都市の先行事例の調査を分析するなど、検討をしっかり進めてまいります</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、よろしくお願いします。本当にもう一度学校に通いたいと、そういう気持ちを持ってる子どもたちもいますんで、そういうことに答えるには、やっぱ通える学校というものがないとその思いに応えることできませんので、できるだけ早くね、進めていただきたいと思います。</p>
<div id="9">
<h4>９　いじめにおける被害者救済と加害者対応</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　次に、いじめにおける被害者救済と加害者の対応について質問してまいります。<br />
被害者児童生徒の保護者から相談を我々受けるわけですが、本当に孤立をしていてですね、本当に頼るとこないというのがひしひしと伝わってまいります。大体、子どもと保護者だけで支え合ってですね、担任も校長も教育委員会ももう全然助けてくれない、味方になってくれないで、信用できる対応してくれないと苦しみながら、保護者の皆さん、保護者の皆さんですね、お子さん、自分のお子さんを守ろうとされますね。私のところに相談にいらっしゃるのは、もうそういうほんとに辛くなったタイミングでいらっしゃいます。保護者はどこに相談していいかもわかりませんし、学校に相談しても利用できる制度ですね。説明されていなかったりですとか、そもそもちゃんと相手にされてなかったりですとか、子供も精神的に傷ついていきますけれども、保護者も精神的に追い詰められていくというのが、私の経験から本当にこれ問題だと思っています。被害児童生徒とその保護者の救済は、至急取り組まなくてはいけない重大な課題です。被害者が使える制度や相談できる人がどこにいるのかなど、全てを示してですね、ホームページやSNS、そして紙の資料などで確実に伝えていくことが必要ですし、今あること以上に支援策を充実させて、子どもや保護者を救済し、尊厳を守ってほしいと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問19</strong>　いじめを受けた児童生徒、保護者への支援の充実を教育長に迎えます。<br />
<strong>下田教育長</strong>　私も何とかこれを解決していきたいと思っています。いじめを受けた児童生徒・保護者が速やかに支援を受けられるよう、校内の相談体制等の周知を図っていますが、今後、支援の具体的な方法等についても学校が事前に保護者と共有できるように取り組んでいきたいと思います。また、スクールカウンセラーや電話相談、一人一台端末を利用した心の健康観察など、多様な相談のチャンネルを丁寧に案内し、相談対応にはスクールソーシャルワーカーや弁護士を活用して、解決に向けた伴走支援をしっかりと充実させていきたいという風に考えております。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、よろしくお願いします。本当、皆さん組織ですね。保護者の方、子ども人生で1回きりのいじめかもしれなくて、一事が万事というかね、本当に自分の子供の命が犯される可能性があるということですから、本当に皆さん辛い思いをして、いじめに向かい合ってるというわけです。皆さんからすればね、たくさんあるいじめの1つかもしれませんけれども、やはり仕事としてやらなくちゃいけないところもたくさんあると思いますが、お1人お1人の被害者、児童生徒、保護者に寄り添っていただきたいという風に思います。被害者救済とともに充実させる必要があるのが、加害者への対応ではないかと考えます。いじめ行為は多様ですが、いじめを行った児童生徒に対する対応についても、法律では、学校に「いじめをやめさせ、その再発を防止する」ことが求められているものの、実際の指導や支援は、保護者への助言等は学校に委ねられてるというところであります。4年前にも、当時の小渕教育長ですが、加害児童生徒の心のケアの必要性を私は質疑をしました。その際には、「加害児童生徒とその保護者と連携を密にし、悩みに丁寧に耳を傾け、カウンセラーや医療機関を紹介するなど、共同して解決する姿勢を示すことが大切」という答弁がなされています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問20</strong>　いじめを行った子どもへの指導、支援にどのように取り組んでいるかを教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　いじめの疑いをまず校内で共有し、事実確認を行った上で、保護者と連携して行為の重大性の理解や再発防止に向けた指導とその背景に配慮した支援を行っております。また、いじめを受けた児童生徒が安心して学べるっていうことを、これを大切にして、その上で、校内での動線の分離、クラス替え、別室指導などの環境の調整を個々のケースに応じて検討していくことが大切だと思います。さらに、犯罪や少年による法に触れる可能性がある行為、こういったものに該当する事案については、警察や児童相談所などの関係機関と連携して対応をしてまいりたないと思います。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。本当に皆さんの対応が大体初動で、間違ってですね、信頼を得られないという、多々あります。やっぱり加害者の子供たちにもいろんな背景があるということも言われますが、必要な支援がないと結局加害行為が繰り返されてしまうんじゃないかとか、そういったことを、保護者の方もね、皆さんもそうだと思いますけど、心配なされますね。被害者は大体1人ですけど、加害者が複数に及ぶということも多々あるわけです。学校の外で会ってしまうんじゃないかという心配をしていたらですとか、あったらまた何かされてしまうんじゃないかという、そういう心配を皆さん抱えてるわけですね。学校が形式的な謝罪とか形式的な対応で終わらせようとしてしまえば、それは子供にも保護者にも伝わりますしね。被害者の人たちは納得もできませんし、不安から解放されることもありませんし、不信感を拭い去ることもできないわけですね。大体保護者から、「なんで加害者は普通に学校に行けてるのに、うちの子は、被害者は学校にも行けないでこんな苦しい思いしなくちゃいけないんだ」と、そういうお声をいただきますか。本当によくわかる気持ちですね。皆さんもよくわかると思います。被害を受けた、大体子供たちが小学生で被害を受けると、大体私の知ってる範囲でも私立中学に行くケースが多いです。もうとにかく、いくら横浜市のね、市立小学校の中で対応がなされても、もう公立学校に通うという選択肢がないわけですね。それは教育委員会も信頼されてないし、設置者である横浜市も信頼されていないわけですね。加害児童の、加害児童生徒の内省が促されていくことや、必要な心理的アプローチが行われていることなどですね。いじめをした児童生徒への指導、支援がまだ十分とは言えないという風に考えています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問21</strong>　いじめをした子どもへの指導、支援をさらに強化すべきと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　まず、同じことを繰り返さないためにも、いじめをした子供自身が深く反省をして行動を変えていく、そのことが大切だと思います。そのために、早期に事実を把握し、適切な指導が行われるよう、不登校支援・いじめ対策部の中に新しく組織したチームを中心にして、学校に対する・助言を行ってまいります。また、いじめをした子供へより効果的なアプローチに向けて、心理の専門家の活用や関係機関との連携の強化にも取り組んでまいりたいと思います。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　ありがとうございます。いろんな仕組みも大事なんですけど、教師とか学校長とかの一定のスキルとか一定のスキームがちゃんと成立していかないと、これ本当に学校任せ、先生任せで、初動で失敗する。いくら体制作っても、初動で失敗するとその先全く行かないので、やっぱり一定のスキルとか仕組みっていうものを構築してほしいと思います。オランダなんかでもピースフルスクールプログラムっていう方法があったりとか、あとソーシャルエモーショナルラーニングという教員側のスキルを身につけさせていたりとか、いろんな事例ありますけど、だ、やっぱりその一定の水準のスキルを現場に持たせないと、いくら教育委員会側にどんなスキル、仕組みがあっても機能していかないとですね。そういう視点でも、ぜひ教員と学校のスキルアップにも取り組んでいただきたいと思います。</p>
<div id="10">
<h4>10　社会的養護</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　次に、社会的養護について伺います。令和６年度の横浜市の児童相談所の虐待対応件数が9,365件と高止まりの傾向にあります。国は里親委託を推進していますが、本市では思うより里親が増えていないという状況になります。今後、児童養護施設が増える予定もありませんし、このままでは一時保護された子どもたちは長期間にわたり保護所での生活を余儀なくされてしまいます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問22</strong>　現在の社会的養護下に置かれている子どもの状況に対する市長の認識を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　核家族化や地域のつながりの希薄化によって、周囲からの支えが得られない過程の養育力低下が懸念される中で、一時保護の件数は高い水準にあり、子供たちを取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。様々な理由で家庭に帰ることが難しい子どもたちの最善の利益のために、施設だけでなく、家庭的な養育環境を提供する里親委託の推進が必要であると考えております。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。ほんと里親委託重要で、私もずっとこの推進に取り組んでますが、実際に里親として活動されてる方のお話伺ったんですけど、もう本当に児童相談所の対応の悪さですね、たくさん伺いました。児相が里親を下に見てるんじゃないかと、とかですね。里親の気持ちを児相が考えてくれてない。児相の都合で面談日時が決められているのに、職員が普通に時間を守らないってことはしばしばある。支援策を十分知らされてないとかですね。こういったことがもっとあるんですけど、指摘されてます。中にはですね、児相からの期待が高い里親さんで、なのに里親さん自身はもう辞めたいと思ってるぐらい里親さんが我慢してるという状況があります。本当に児相に里子の子育ての悩みを言うと、自動措置解除されてしまうという恐怖もありますし。そうすると、児相には本当の本音を言えない、相談できないで、児相は里親のことを理解しない。本当に里親さんがもう我慢に我慢に我慢を重ねて子供たちを守ってくれて、子供のためだから我慢をしてる。その我慢してることは児相には伝わらないし、もしかしたら児相はわかっててそれに対応してないのかもしれないですね。委託前後の支援策を充実していかなければ、里親が増えることも、子供たちの養育環境が良くなることもないと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問23</strong>　里親委託のさらなる推進には、児相による里親支援の充実が必要と考えます。市長の見解を変えます。<br />
<strong>山中市長</strong>　里親の皆様は、親元で暮らすことができない子供たちを受け止めて、家庭的な環境で養育していただける非常に大切な存在であります。児相では、里親の皆様を支えるために、専門職による定期的な支援、訪問支援のほか、レスパイト・ケア、また訪問ヘルパー派遣と行っております。今後も安心して里親活動を続けていただけるよう、先生いくつか紹介していただきましたけど、里親の実際の声をしっかりと把握して、お一人おひとりの声に寄り添った対応を進めることで支援を行ってまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　よろしくお願いします。ほんと里親さんね、横浜子育て力入れてるけど、里親はその対象外なんじゃないかという風に受け止めてるところもありますんで、ぜひね、しっかり取り組んでください。よろしくお願いいたします。</p>
<div id="11">
<h4>11　父親育児支援</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　最後に、父親支援の方について伺います。男性の産後うつが11％という数字が示されて課題として認識されてきましたが、豊島区では、父親の孤立や健康問題に取り組むために「For　PAPA　プロジェクト」という取り組みが始まっています。私も地域の活動で父親の声をたくさん聞いてまいりましたが、父親の不安や、不安や悩みを相談する支援がまだまだ足りてないと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問23</strong>　父親の相談支援の取り組みをこども青少年局長に伺います。<br />
<strong>福嶋こども青少年局長</strong>　父親が子育ての悩みを抱え込まず、安心して相談できる環境を整えることが重要です。現在、区役所における両親教室や子ども家庭相談をはじめ、地域子育て支援拠点等で父親からの相談をお受けしております。今後は、「パトコ」に父親向けの情報ページを新たに作成し、相談窓口の情報等を積極的に周知することで、相談支援につながりやすい環境を整えてまいります。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。昨年６月にね、子供青少年の教育常任委員会で、今、福嶋局長もね、同席されてましたけど、児童虐待の重篤事例の報告で、援助希求的な態度を取りにくい父親という言葉が出されて、問題が指摘されました。父親は助けてと言いづらいということですね。その結果、父親の孤立した子育てという問題が生じているんじゃないかという風に考えています。孤立した子育て対策ってママに対して、母親に対しても行われてきましたが、父親の支援はまだまだ途上だと思いますし、相談体制の充実とともに、継続的に参加できる交流の場を充実させることなど、父親同士のつながりを増やして不安を軽減する取り組みが重要だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問24</strong>　父親が気軽に参加できる交流の場や悩みを共有できる機会を充実すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　今後、父親が育児への向き合いをこうさらに深めていく。それを行政として支援をしていく上でも、育児に向き合う父親の悩みを共有する場を増やしていく取組が行政でも必要だなと思ってます。地域の身近な場所に父親同士が交流できる場所があって、その機会をこう広げていく取組を作り、後押ししていきたい。市の子育て支援もですね、そういった父親への支援っていうところをちゃんとスコープに入れて、方向性を強化していく時期だと思います。まずは、これまでの地域ケアプラザ等での父親育児支援講座に加えまして、８年度は地域子育て支援拠点での日曜開所を増やしていこうと思います。父親向けの講座の回数を増やしていくことで、交流機会の拡充を図ってまいりたいと思います。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　よろしくお願いします。本当に男性だけで集まるって本当に重要だと思ってます。所得の悩みとか、会社にロールモデルがいないとか、なかなか奥さんに言えないし、女性の前で言えないし、そういった悩みを共有できる関係を作っていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6544.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>いじめ、不登校の対策・支援の充実提案。第5期横浜市教育振興基本計画。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6441.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6441.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 25 Dec 2025 08:53:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[ピアサポート]]></category>
		<category><![CDATA[不登校]]></category>
		<category><![CDATA[加害者ケア]]></category>
		<category><![CDATA[学びの多様化学校]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=6441</guid>
		<description><![CDATA[12月15日（月）、横浜市会令和７年度こども青少年・教育委員会におきまして第5期横浜市教育振興基本計画についての質疑が行われました。私は、いじめや不登校の部分を中心に質疑を行っています。 以下、質問の原稿と答弁のメモです [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/12/a88c1ba1a1d53860196dcf066bbfd59c.png" rel="lightbox[6441]"><img class="alignnone size-large wp-image-6452" src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/12/a88c1ba1a1d53860196dcf066bbfd59c-1024x576.png" alt="第5期横浜市教育振興基本計画" width="1024" height="576" /></a></p>
<p>12月15日（月）、横浜市会令和７年度こども青少年・教育委員会におきまして<a href="https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/plankoho/plan/kyoikuplan/5th-kyouikuplan.html">第5期横浜市教育振興基本計画</a>についての質疑が行われました。私は、いじめや不登校の部分を中心に質疑を行っています。</p>
<p><iframe title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/yacEhDFBGTs?si=0v4eMCJn-OswwF1i" width="300" height="169" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></p>
<p>以下、質問の原稿と答弁のメモです。<br />
（※議事録ではないので、実際の内容とは若干言い回し等が異なります。）</p>
<p>=============================<br />
■見出し<br />
　・<a href="#1">第5期横浜市教育振興基本計画「やさしい版」</a><br />
　・<a href="#2">「第1章 はじめに」の表現について</a><br />
　・<a href="#3">「横浜は日本の公教育を牽引するという気概」という点について</a><br />
　・<a href="#4">いじめ被害者の保護者の孤立・孤独、支援の必要性</a><br />
　・<a href="#5">不登校支援策の充実と、ピアサポートとしての学びの多様化学校</a><br />
　・<a href="#6">いじめ加害者への対応、ケア</a><br />
　・<a href="#7">教員確保について</a><br />
=============================</p>
<div id="1">
<h4>第5期横浜市教育振興基本計画「やさしい版」</h4>
</div>
<p>■資料：<a href="https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/kiroku/katsudo/r7/JohninKK-R07.files/J-KK-20251215-ky-41.pdf">第５期横浜市教育振興基本計画　素案</a></p>
<p><strong>藤崎</strong>　ありがとうございました。まずこれ（※やさしい概要版）からいきますね。この「やさしい」やつですね。これ前回提案させていただいて、実際に形にしていただいてありがとうございました。評価したいと思いますし、子どもたちに寄り添った内容を作っていただいてると思います。で、特に気になった、良かったところであり、気になったのは、この裏面の下にある困った時の連絡先ですね。こういったものを書いていただいたのは本当良かったんじないかと思う一方で、電話だけでいいんだろうか、ということもちょっと心配ですね。小学生低学年から渡していくはずなので、電話番号だけでいいのかな、何か他に連絡してもらいやすい書き方ってないんだろうかという風に感じたので、そこに何かあれば教えてください。</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>住田部長</strong>　はい。1つには、今、相談窓口を設けてるところがございまして、これは多分、仮にその小学校1年生という形になると、なかなか、ネット上で使った相談窓口もですね、難しい部分はあるかもしれません。むしろ保護者の方と一緒に相談するということの方が多くなるかもしれませんが、そういった相談窓口では設けておりますので、それは保護者の方にも「すぐーる」を通して発信しておりますので、そういったところで一緒に利用するということは1つ考えられる、考えている方法ではございます。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。本当に相談しやすいかどうかだけで、他の方法、例えばここに保護者に相談してねのコメントがあった方がいいんであれば、保護者に相談した方がいいんじゃないかというコメントをつけられたらいいんじゃないかなとか、LINEが使える子だったらLINEの相談のQRコードがあったらいいんじゃないかとか、もう少し工夫ができるんじゃないかなということを要望だけしておきます。</p>
<div id="2">
<h4>「第1章 はじめに」の表現について</h4>
</div>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/12/5692316a8a1df459a2e48b9d73199e97.png" rel="lightbox[6441]"><img class="alignnone size-large wp-image-6447" src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/12/5692316a8a1df459a2e48b9d73199e97-1024x357.png" alt="第５期横浜市教育振興基本計画" width="1024" height="357" /></a><br />
（出典：第５期横浜市教育振興基本計画　素案）</p>
<p><strong>藤崎</strong>　本体の方で11ページですね。ここに、1番上に「自らの人生を舵取りするたくましさ」というメッセージと、この「やさしい概要版」にもこの項目を短縮した「たくましさ」というものが書かれてます。これ、言葉の定義みたいな話になって難しいとこですけど、「自らの人生を舵取りするたくましさ」。多分これ最後の方にレジリエンスとか出てくるので、そういったことをわかりやすくしたかったんじゃないかなという風には捉えているんですが、これ下手をすると自分１人で生き抜く力という風に感じる子もいるんじゃないかな。たくましさ一言を書かれると、自分がたくましいかたくましくないかっていうので、自分１人で生きられるかどうかと捉えられると、そうじゃないよねとレジリエンスというのは、で、誰かに相談したり、支え合ったり、助けを求めて協力し合えることで、誰かが困っていたら助けてあげられること。それがレジリエンスとか学校現場におけるたくましさを皆さんが考えてる部分なのかなと思うんですが、そういった考えがこの書き方だけだとなかなか伝わらないんじゃないか、誤解されるんじゃないかという風に感じました。ここの言葉をもう少しなんか工夫できないかなとか、どっかにもしかしたらちゃんと読んでないけど定義用語一覧に書いてあったのかもしれないですけど、この辺どうかなと思って、お考え伺わせていただければと思います。</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>田中部長</strong>　はい、ご意見ありがとうございます。まさにですね、委員おっしゃる通り、たくましさという単語だけを見てしまうと、どうしても自分の力で切り開いていくという主体性がこう中心になってしまうかと、そういう受け止めをしてしまう可能性は確かにあるなというのはご指摘で、確かにごもっともだなという風に思っています。一方で、こちらの11ページのものは、3つセットでですね、やはりお示しをしたいなという風に考えてるところもございまして、例えば１番下のところであればしなやかさというような表現を使っていますが、やはりその寛容性であったりとか多様性を受け止める力であったとか、他の周りの人の力をどう自分の人生にこう取り入れていくか、あるいは影響を及ぼしていくか、そういったところも記載をさせていただいたところでございます。全体ではそういったレジリエンスの表現ができるような形で配慮したつもりではございますが、今の1つ、たくましさという言葉の持つイメージと言いますか、そこについては我々も受け止めさせていただきたいという風に思います。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。おそらくこの本体よりも、子どもたちの手に渡るのは、こっちの優しい概要版だと思うんですよね。で、大人はこうやって色々見て、レジリエンスって最後の方なんでたどり着ければ、何が言いたいかってわかるかもしれないですけど、やはりこのね、やさしい概要版の2ページ目のたくましさ、協力する力、しなやかさとか、仮にこういうのが学校にどっか貼られたとしても、皆さん、細かいこの柱7まで見ても、これが、レジリエンスを皆さんがね、伝えたいのかっていうと、なかなか伝わりづらいでしょうし、レジリエンスの定義自体もね、学校の先生方、伝えるのも大変でしょうから、なんか少しそういう、なんか「お前たくましくないな」みたいな、揶揄されるようなことがないような表現を作っていただけるといいのかなということは、これは要望しておきます。</p>
<div id="3">
<h4>「横浜は日本の公教育を牽引するという気概」という点について</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　具体的な中身の方行きますけど、これ18ページですね。これ、意欲的な言葉だなと思ったのは、１番下から２行目、横浜は日本の公教育を牽引するという、気概を胸にということが書かれています。これなかなか、確かに本当に25万人のデータを活用してですね、様々な新しい取り組み、今回の計画も含めてですね、取り組みを進めていこうと、そのためにも牽引するんだと、気概を胸にと書いていただいてるわけですが、これ教育長ですね、この気概についてぜひお考え伺わせてください。</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>下田教育長</strong>　ありがとうございます。これを答えさせていただいて。実は私自身は、可能性があるっていう、教育長になった段階で、この規模のデータと端末を活かしきれるのはやっぱり横浜のような規模だなと思ったということと、この間、アカデミア等で相当多くの国内外含めた方とお話をし、子どもたちとの、教員に志望する方との意見交換する機会に恵まれました。その中で実は多くの人から、横浜は可能性があるからぜひ協力させてほしいとか、あるいはこんなたくさんのデータから様々なことが見えてくる可能性があるんですねということを聞きました。そういう意味では、我々データをある意味もらっている以上、これを生かして新しい教育の姿を示していくという責任があるなと思ってます。私自身も大切にしてる言葉ですけども、多くの人が横浜やれるんではないかということで協力しようと言ってくれているので、それを実現するように、この言葉に答えられるですね、頑張っていきたいと思います。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい。先ほど中教審の話にも途中から出ていましたし、GIGAスクールとかデジタル化の流れで、やはり授業時間どう短くできるかとかっていうのは、多分横浜市がこれから一番全国に対してですね、実証的に成果を示していけると。そうすればやはり、従来から先生方が子どもと向き合う時間が、時間を増やしたいと、もっと確保したいと。そういった働きやすさの根底にある、やはり自分のやりたい仕事をどうしたらできるかというところに結びついていくのが、この25万人っていう子どもたちとともに横浜市の教育を作り、データに基づいて教育環境を改善していくと。この先、これが全てがうまく回ればですね、やっぱ横浜市の教職員の皆さんの働き方やなり手の問題、そして、それが全国的に波及すれば、日本中で教員不足の解消というか、やりがいの充実というのは繋がっていくんだろうということ、期待していています。</p>
<div id="4">
<h4>いじめ被害者の保護者の孤立・孤独、支援の必要性</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　柱の方に入ってきますが、そう、たくさんあるんで、ほどほどに行きますけれど、いじめの問題もいくつか書いていただいてます。で、35ページにもメンタルヘルスリテラシーの、これ、この間も特別委員会の宮崎先生がご教授いただきましたが、そういった話が含まれているんだろうというふうに思いますし、道徳教育で子どもたちの考え方とかね、しっかりと育みたいということも伝わってくるところでございますが、今回、1万人の不登校児童生徒数という数字が出てきたこと、そして、この計画の中で、中でもですね、いじめの部分とか不登校の色々書いていただいて、これ一体不可分な、ちょっとわかりづらい、私もうまく言えるかあれですけど、例えば不登校児童生徒の保護者の支援っていうのが書かれてますよね。非常に重要なことだなという風に感じる一方で、同じ不登校の中にも、いじめ被害での不登校児童生徒という方々がいらっしゃって、やはり相談伺ってると、いじめを原因にした不登校のいじめられた被害者の保護者の方の孤立、孤独感ですよね。やはり学校でうまく対応してもらったり、教育委員会でうまく対応してもらってる状態であればいいんですけど、私なんかのね、我々議員のとこに相談来る状態っていうのが、大体学校とも、教育委員会ともうまくいってないとか、そういう中で救いを求めて我々議員のとこに相談来るということもしばしばです。</p>
<p>そうすると、やはり子どもを守るために色々と悩んで、不登校がいいのか、無理してでも学校行かせた方がいいのか、フリースクールなのか、ハートフルなのか、いろんな悩みを抱えてらっしゃいますが、あんま相談するところがないんですよね。不登校の方がそういった形で、いろんな原因が不登校ありますから、今回も、様々政策が用意されてここにも位置づけにありますけど、やはりいじめ被害者の保護者の支援っていうものもこれ少し掘り下げて政策・施策用意していただかないと結構しんどいんじゃないかなと思っています。今回書かれていないので、書いてくれというところまでね、書いてくれればいいんですけど、今後何かそういった対応が必要じゃないかと思いますが、いかがでしょうか。</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>住田部長</strong>　はい、ありがとうございます。不登校にしてもいじめにしても、やっぱりその先生おっしゃってるように保護者の孤立感っていうのはすごく深いかなと思ってまして。やっぱり早期にですね、その支援に入る、発見して支援に入るっていうことが何より一番大事だと思います。また、情報についてもやっぱり得られていないことが非常に多くてですね、その辺もしっかり情報を発信する、どこに行けばその情報が取れるのかということがすごく大事な視点だと思います。なので、いわゆるその相談窓口ってのは、やっぱり一本化したり、一体化して、いろんな相談に乗っていけるということも1つ大事な視点だと思いますし、それは、この施策の中にも書かれていますけども、いわゆるその学びの場としての相談っていうのは、今後一体化していく予定ではありますが、その他の部分の相談の窓口も、やっぱり1つ一本化してですね、そこから情報が発信できたり、相談に乗れたりっていう仕組みをですね、システムとしての仕組みをきちんと構築していく必要があるという風には感じています。検討させていただきたいと思います。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。検討していただけるということで、ありがとうございます。相談の窓口の一本化って、本当にいいところと一本しかなかった時に、要はここに電話しても相談してもダメだなって思われた時の別のルートがどう作れるかもね、重要かなと思います。電話番号は１つでワンストップっていうのはすごく重要ですけど、そうじゃない、それじゃダメだった時にどうするかなっていうのは考えていただきたいと思います。そういう意味では、不登校児童生徒向けのメニュー一覧っていうのはあるんですね。で、情報発信に努めていきますというメニュー一覧あるんですけど、拝見するとあまり正直見やすいかというと、私はちょっと率直に見やすくないかなと思いました。先日福岡市でも、福岡市で作ってる不登校時のメニューですね。メニュー一覧があるよと聞いて、ネットでも公開されてるんで、検索すればご覧いただけるんですけど、横浜市の作ってるものよりも見やすいなと、何倍も見やすいなと正直思っています。</p>
<p>不登校になった際に、どこにどう相談できるのか、どんなメニューがあるのかとともに、いじめにあった時にどういう対応策があるんだろうか。これは教育現場としてどこまでを保護者と共有できるかという悩みはあるかもしれないんですけど、クラス替えとかですよね、そういった方法が一応制度上はありますよと。だけど、使われてないですよねと。それってもちろん、相談の中で何がふさわしい内容なのかっていうことは、皆さん、保護者の方とね、当事者の子どもと学校等々ですね、検討を重ねなくちゃいけないことだとは思いますけど、やはりいじめにおいてもしっかりと、どんな支援があって、どこに連絡すると何が得られるのか、電話番号書いてあっただけでは、それが誰なのか、それこそ教育委員会と学校の関係者じゃないかと。ほんとに自分の相談聞いてくれるんだろうかということを疑われないようにですね。「何ができるのか、誰と相談できるのか」そういうのがしっかりと可視化されて、一覧というかメニュー化されてることも必要じゃないかなと。不登校のメニューの改善といじめの方のメニューの作成、そこら辺が必要じゃないかと思いますが、いかがでしょうか？</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>住田部長</strong>　ありがとうございます。その両面っていうのはすごく大事な視点だと思っております。先日不登校の保護者の集まっている集いみたいな形で、支援メニューを用意していたり、アセスメントを行っているんですけども、その中でですね、そういった今の保護者の方々がどういったものでそのメニュー検索と言いますか、情報を得るかっていうと、instagramというのが1番多かったんです。不登校の支援のメニューがinstagramに載ってる自治体ってのはたくさんありまして、実は。そういったものも踏まえてですね、我々がやっぱりそこに踏み込んで、そのメニュー作りであったり、どういう風に情報を発信するのかっていうのをやっぱり考えていかなければいけないという風に思います。ただ、そのいじめのものがメニューとしてクラス替えができますということがそのinstagramに載せられるかどうかっていうのはまた別の話としてですね。そういった、どこにアクセスをすればどういう情報が得られるかということをきちんと発信する必要性を感じております。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　ありがとうございます。情報の非対称性の問題もあるかなと思います。やはり皆さんはね、たくさんのいじめ、不登校の相談に乗って、様々なケースが想定できて、誰がどう対応したらいいかってわかる方たくさん、学校の皆さん、教育委員会の皆さんはわかってると思うんですけど、保護者は大体そうじゃないので。やっぱり調べられる人、instagramも重要だと思いますし、instagramで調べられない人もいるでしょうし、それは学校で紙があった方がいい人もいるかもしれなし、普通にね、googleで検索して、ネットで検索でかかるような情報の方がいいかもしれないし、とにかく、その情報の非対称性がないようにしていただきたい。学校側も理解していない、制度を理解してないということがないようにしていただきたいとは要望しておきます。</p>
<div id="5">
<h4>不登校支援策の充実と、ピアサポートとしての学びの多様化学校</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　不登校の部分で、ハートフル関係ですよね、ハートフルセンターこの間お邪魔させていただいて、これからだと思いますので期待もしている一方で、ハートフルルーム、ハートフルスペースがない区ですね、青葉区もないですけど、やはりアクセス性の問題っていうのは出てくるかなっていうのは感じます。上大岡にみんな行ければいいですけど、なかなかね、小学生でじゃあ行けるかっていうと１人で行かせられないでしょうねとか、保護者が毎回ついて行けるかというとそうでもないですよねとか。もちろんオンラインで色々ね施策を用意されるとかありますけど。このハートフルを活用したと書いていただいてるんですが、やはりそのハートフルがない区が4つか5つぐらいあったと思いますけど、そうしたところの子どもたちがですね、行き先がないということにならないように取り組んでいただきたいなと思いますが、その辺のお考えがあれば教えてください。</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>住田部長</strong>　ありがとうございます。確かにですね、全区展開をしてるわけではないので、特に中学校には校内ハートフルという制度が、場所が設置されているので、かなり多くのお子さんを受け入れてそこでの支援に繋がっているんですが、やっぱり小学校、小学生にとっては、先ほど古谷委員からもありましたけれども、特別支援教室だけではなかなかまかないきれていない部分もございます。その中で、なるべく多くの近くのところにということで、中学校のハートフルに、中学校まで中学生しか行けなかったところに小学生が行けるようにしたりとか、そういった少し横展開をする中で、なるべくですね、近くのところで支援ができるような、そういったメニューも揃えながらやれるように今後とも検討して進めていきたいという風には考えています。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　ありがとうございます。小学生だとどうしても行動範囲が狭いってことがありますんで、ぜひよろしくお願いします。で、今回、学びの多様化学校の検討が正式に位置付けられたかなという風に捉えていますけれど、これまで何度もね、要望し続けてきたんで、一応検討ということですけど、この4年間で検討していただくということだと思いますが、ぜひね、早い段階で検討した結果と、私は作っていく必要があるという風に思ってますので、ぜひ設置していただきたいと思うんですが、この学びの多様化学校においての検討のスケジュール感がもしあれば教えてください。</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>住田部長</strong>　はい、すみません、今すぐにここでですね、このいついつまでに設置というスケジュール感は、すみません、お示しできないんですけれども、もう私たち横浜市は、学びの多様化学校、後発にそろそろなります。もういろんな自治体で設置がされていて、多くの視察の方にも行っていただいてると思いますけれども。そのやっぱり規模感がですね、どうしても違います。例えば、大和の引地台ですとか鎌倉市ですとか、やっぱり児童生徒数と学校数、かなり差があって、不登校児童生徒数も格段に違う状況の中で、横浜市としての学びの多様化学校のあり方をですね、1つにはそのハートフルセンター上大岡も含めて、どのようにしていくことがやっぱり支援の、幅広な支援につながっていくのかっていうことをさらに検討させていただく中で進めていきたいという風に考えています。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、よろしくお願いします。本当に色々課題も、もちろんね、児童生徒数の規模が全然違うので、分教室型１個で足りるわけもないですし、20人30人程度のね、受け入れじゃもちろん足りない。100人、200人でも足りないかもしれない。一方で、廃校というかね、利用されてない学校跡地もあるわけですから、校舎としては、そういったところを使うっていうのは1つ可能性としてあるのも、横浜市の特徴かな、行きやすいかどうかって課題ももちろんありますけどね。</p>
<p>ぜひ、学びの多様化学校については色々課題あると思いますけど、やっぱり私も何校か行くと、おそらくピアサポートの形を、ピアサポートとかあんま言われてないですけど、全員が不登校であったことを前提とされてるので、そういう意味では安全な場所ですよね。心理的安全性というか、加害者がいないという状態。全員が被害者であったということ、それやっぱりピアサポートとしても非常に重要な仕組みじゃないかという風に思っておりますので、ハートフルで行われるピアサポート部分も当然ありますし、でも、やっぱりしっかりと学べる環境、学習機会を確保していくという意味では学びの多様化学校重要だと思いますので、よろしくお願いいたします。</p>
<div id="6">
<h4>いじめ加害者への対応、ケア</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　少しまたいじめの話であれですけど、いじめが早期で発見していくとかいうことがたくさん今回も書かれていて、非常に重要だという風に思いますけど、これちょっと難しい話ですけど、加害者部分をどうしていくかですね。これ従来からずっと何度か質疑させていただいて、加害者対策っていうと難しい言い方ですけど、加害者のケアですよね、必要だという風に思います。で、出席停止という方法も一応ありますけれど、あれも別に罰則として、罪と罰でね、出席停止させる思想ではないですし、もちろん罪に対して罰を与えろと言いたいわけでも私はないです。</p>
<p>ただ一方で、ある研究者の人の話では、やっぱり加害児童がクラスにいることの難しさを感じている先生もいると。アンケートをすると、半数ぐらいの先生は出席停止してもらった方が楽だという風に研究成果で出してる先生もいたりします。やはり教えて評価をしていくわけですねクラスで。いじめていた子であっても、もちろん100点取るかもしれないし、それを褒めてあげなきゃいけないし。一方でいじめの行為自体は辞めさせなきゃいけないし、褒めたり、改善させたりとか、1人の先生がその両方やんなきゃいけないとか、結構な負担にもなりますよねと。そういう意味で、先生方の加害児童生徒と向き合う先生方の負担っていうのをよく調べていただきたいというふうに思いますし、それもしっかりとですね、出席停止じゃないかもしれないですけど、それこそハートフルみたいなものを活用して、加害児童生徒の、少し登校しないで別の形でケアをする機会を作っていくとか、そういったことも今後必要じゃないかと思いますし、それぞれの子どもたちの心のケアですね、被害者が加害者化するという課題もありますので、こうした心のケアみたいなものをちゃんと位置付けをしてやっていかないと進まないんじゃないかという風に感じますが、いかがでしょうか。</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>住田部長</strong>　ありがとうございます。先生も様々ないじめの事案をご存知だと思いますし、その中でのご質問、ご発言だと思っております。非常にいじめの対応が、様態というんですかね、形態自体が非常に複雑化していたり、非違行為として、犯罪行為としてのいじめであればもうこれはもうはっきりしているので、そのすぐに剥がしてですね、別室に行くとか登校を、なんて言うんですかね、させない、させないと言いますか、「出停」という措置も十分取りうるんですけれども、いじめの９割は加害であったり、９割の子が被害にも遭っているという、そのどちらにも転ぶ、転んでしまったり、加害の方に加害意識がないいじめの対応も非常に多いっていう風に思っておりまして、その別室指導をするにも、本人をしっかりとその状態は納得させることで、より充実した指導にはなると思います。まず、そういった本当に初期の段階だったり、子どもたちが何をもっていじめとして捉えるかということの教育を同時進行でしていかないと、そのいじめを行った方も、これがなんでいじめなんですか、僕もそういう気持ちになっています、のようなことになっては何にもならないということで、そこはほんとに表裏一体と言いますか、いじめのしっかりとした、こういうものがいじめにあたるんだって、人を傷つけるという行為自体はいじめにあたるんだということをしっかり理解すると同時に、どちらにも転んでしまうその子どもたちの状態をきちんと先生方が把握し、その場でしっかりと指導する、注意をするということを行っていくと同時に、その子の背景にあるものをしっかりと捉えていくっていうことが一番肝要だと思ってます。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。おっしゃる通り難しいので、担任も難しい、担任の先生も難しいんじゃないかと思うってことですね。だからこそ、担任の先生じゃない人がしっかりと関われるようにしなきゃいけない部分ってあるかなと。一方で、加害行為の認定みたいなものが必要となってしまうと、それはそれで時間もかかるし、そこは現場でも皆さん悩ましいところあるかと思いますが、やはりそこら辺でもケアしてかないと、加害者も気づけなかったり、被害者が加害行為に転じていくことも防げなかったりとか、それが心の問題とか、あらゆる家庭問題とか、色んな問題あるかもしれませんけど、そこをどうケアできるかっていうのは、担任の先生１人に、もうSCとか色々ありますけど、これ、いつ、誰にどういうふうにできるかっていうのも今後考えていただきたいという風に思うので、ここに載せられないかもしれませんけど、載せていく必要が私はあるんじゃないかと。位置付けることで進められると思うんで、位置づけてほしいなと思いますけど、ぜひしっかり取り組んでいただきたいと思います。いじめ不登校はこの辺にして。</p>
<div id="7">
<h4>教員確保について</h4>
</div>
<p><strong>藤崎</strong>　最後ですけど、教員の確保とかですね、というところで少し伺います。いろんなこと取り組んでくださってるんで、あまりここはそんなに言わないつもりですけど。先日、とある大学の教育学部の学生さんと意見交換させてもらいました。７人ぐらいかな。で、これから先生になろうとしてる学生ですね。で、何が不安かと聞いたら、人間関係って声が非常に多かったです。労働時間とか色々話はあったんですけど、もっと採用時期早めてほしいとかいろんなあったんですけど、そんな中で1つ人間関係が心配です。それは保護者だけじゃなくて、教員間ですね。職場における人間関係が非常に不安で、自分の先に卒業した先輩が職場環境で辞めてしまった人がいます。とかいう話があったりしました。</p>
<p>これって非常に難しい話だなと思いましたけど、やはりその人間関係のケアみたいなところをどうできるかっていうのは、せっかく教員になってくれた人たちの継続的な働きにおいて重要なんだろうなという風に思いました。で、もう1つは教育実習をしてから、実際に初任で教員になるまで、結構時間が空きますよね。でも、結構時間が空くんで、これから自分は教員免許を取って、教員に採用されて、4月から教壇に立てるんだろうかという不安もあるという話をしてくれました。そういう意味ではね、子どもに対しては、小1の壁とか、スムーズに進学できるようにみたいな話ありますけど、これから先生になる人においては、その4月に自分が教員になる、教壇に立つ、この不安とかさらにそこで起きる人間関係とか一気に来るわけですよね。こういったところをもう少し事前にケアする方法って取れないんだろうかなという風に感じて。それ、学生と話してると、例えば2月とか3月も、卒業前の2月3月、4月から働くときに、2月、3月に自分が赴任する学校かどうかはあれですけど、授業の見学でもね、させてもらって、気持ちをね、安定させたいというか、自分がこれから何するのか、先輩はどんな授業をしてるのか、そういうのを見れる機会があると本当に嬉しいですなんて話もありました。ちょっと色々言いましたけど、新任になっていく先生方が、ソフトランディングというか、いかにスムーズに教壇に立って職場に慣れることができるかっていうのを準備期間とか作れると安定的にスタート切れる人達っているんじゃないかなと思います。その辺なんか取り組み方がないかなと思うんですが、お考えあれば教えてください。</p>
<p style="background-color: #f5f5f5; border: 1px dotted #f5f5f5; padding: 5px;"><strong>森長部長</strong>　はい、ありがとうございます。まさに先生おっしゃる通り、教員になる前の段階からそういう不安をお持ちの、いわゆる教師志望の方あるいは教師になる方いらっしゃると思うんですけど、実際、我々の方としましては、採用前のサポートカリキュラムっていうのを実際に作っておりまして、大学３年生を対象として、３年生内定者であったり、あるいは現職教員との懇談会とかも開催していくような、しているような取り組みはしてございます。また、採用予定直前の段階でいくと、おそらく今度１月になろうかと思います。今度の４月採用の教員に関しては。採用前懇談会というものを実施しまして、実際に今の現職の教員、ちょっと若手の方を選んでますけども、ちょっと自分と近しいレベルの先生とフランクに話せるような場であったり。あるいは、結構、横浜市の場合、地方出身者も多ございます。そうすると、同じ地域から出身をされてるような、本市で採用されている先生との会う機会とかそういうのを、ちょっとこれは任意にはなりますけれども、希望者にはそれを対応できるような状況はとってございます。あとは、入ってからでございますけれども、やはり入ってからが結構重要かなと思います。実際に、メンタルチームとかっていうのはどの学校でも今現在取り組んでいるところでございまして、その取り組みであったり、あるいは、今年度から実施した横浜ケアトークっていうのはございますけども、ちょっと不安があったり、心と体の悩みであったり、そういう部分の相談も受けられるような仕組みも作りました。これはメールというか電話だけじゃなくて、いわゆるLINEとかでですね、土日、休日相談できるような体制も作りましたので、いろんなアプローチをこう今現在やっているところでございます。安心して働けるように対応させていただければと思いますし、配属校、配属予定校での研修とかもですね、実際にやってございますので、もし先生の方でそういうお声をいただいてるようであれば、そういうご案内をしていただくとともにですね、あるいはこっちに相談してほしいと伝えていただければ丁寧に対応させていただければと思います。以上です。</p>
<p><strong>藤崎</strong>　はい、ありがとうございます。様々取り組みされているということで、本当にそのアカデミアとかいろんな形で採用の充実とかされてるので、横浜市が何を取り組んでいるのか、そういったものを実際に知っていただきながらですね、より良い教職員の確保に努めていただければと思います。この辺にしておきます。<br />
以上です。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6441.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>大阪府立学校の、いじめ初期対応の取り組み。視察報告。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6412.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6412.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 30 Oct 2025 08:32:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ対策]]></category>
		<category><![CDATA[大阪府]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=6412</guid>
		<description><![CDATA[2025年10月30日、所属する常任委員会「こども青少年・教育委員会」の視察で大阪府を訪問し、大阪府立学校におけるいじめ対策についてヒアリングを行いました。大阪府立学校は、高等学校164校、府立中学校（併設型中高一貫校） [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/20251030_135758.jpg" rel="lightbox[6412]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/20251030_135758-1024x576.jpg" alt="藤崎浩太郎" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6415" /></a></p>
<p>2025年10月30日、所属する常任委員会「こども青少年・教育委員会」の視察で大阪府を訪問し、大阪府立学校におけるいじめ対策についてヒアリングを行いました。大阪府立学校は、高等学校164校、府立中学校（併設型中高一貫校）3校、府立支援学校47校の合計214校、合計104,546人の生徒が通っています。令和5年度における、大阪府内の国公私立、高等学校のいじめ認知件数は574件、千人率では2.9となっています。全国では少ない方から数えて8番目という数字ですが、大阪府としては認知されていないいじめがまだまだ多くあるのではないかと捉え、各学校に対する周知を行っているということでした。</p>
<h4>早期発見のための施策</h4>
<p>いじめ重大事態は令和5年、令和6年ともに18件発生しているという状況もあり、大阪府としても早期発見、未然防止策に力を入れていました。府立高等学校・府立中学校では一人一台端末を活用して「いじめ等アンケート」を、各学校で年3回以上実施することとされています。アンケートフォーマットは教育庁で作成しています。質問項目としては、ひやかしやからかい、悪口など嫌なことを言われるかどうか、仲間はずれにされるか、恥ずかしいことや危険なことをさせられるか等を、ある/ないで答える8項目のほか、それが現状続いているのかを確認する項目や、いじめ・セクハラ・体罰について気になることを記述できる欄が設けられています。教育庁として端末アンケートによってどれだけのいじめ相談があったかの集計は行われていませんが、学校からはアンケートによって把握されたいじめ対応についての相談がきているということでした。</p>
<p>学校や教育庁への相談窓口の他には、「すこやか教育相談24」という電話相談、「すこやか相談＠大阪府」というLINE相談をはじめ、「すこやかホットライン」（子ども向け）、「さわやかホットライン」（保護者向け）、「ネットハーモニー」（インターネット誹謗中傷・トラブル相談窓口）などが設置されています。それぞれが、教育庁の高等学校課とは所管が異なるということで相談件数についての把握はなされていませんでしたが、各所管と連携がなされています。相談によっては匿名での連絡もあり、教育庁の相談窓口を案内してもらうような対応がなされています。</p>
<h4>いじめ初期対応のてびき</h4>
<p>各府立学校の対応の支援としては、「いじめ対応プログラムⅠ・Ⅱ」（平成19年）や「いじめ対応マニュアル」（平成24年）等が提供され、いじめ防止対策に取り組まれてきました。一方で、教職員が問題を抱え込み対応が遅れるケースや、友人同士の些細なトラブルと捉えてしまい問題が深刻化するケースなど初期対応に課題があることがわかってきます。この初期対応のために「<a href="https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/35624/ijimesyokitaiounotebikikaitei.pdf">いじめ初期対応のてびき</a>」が令和6年4月に作成され、令和7年4月に改訂されています。</p>
<p>「てびき」の特徴の1つとしては、具体的な対応内容や確認項目が示せれるだけでなく、「CHECK」という項目で、なぜその対応が重要なのかが示されていることが挙げられます。例えば、「Point2　学校いじめ対策組織で対応」という項目では、一人で判断せずに組織的に取り組むことや、誰に報告すべきかをあらかじめ定めておき、迅速に学校いじめ対策組織で共有できるようにすること等が記載され、「CHECK」の項目では、「教職員の抱え込みにより対応が遅れ、重大事態につながります」ということが示され、これまで問題になってきた事例を落とし込んでいます。</p>
<p>また「７初期対応に課題のある事例」では、過去に実際に起きたいじめ案件のなかで初期対応に課題があった事例が4件示されています。その中には、学校の初期対応に保護者が不信感を抱いているケースや、対応の遅れから生徒の欠席日数が30日を超えてしまっていたケースなどが記載されるとともに、それぞれのケースにおける課題が何だったのかも併せて示されることで、教職員が事例を通して対応の課題を学べるように組み立てられています。</p>
<h4>まとめ</h4>
<p>横浜市の令和6年度（2024年度）の「<a href="https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kyoiku/2025/r06tyousakekkamonkou.files/0011_20251024.pdf">｢いじめ・暴力｣・「長期欠席」等の状況調査結果</a>」が10月29日に公表されています。いじめの認知件数は令和5年度の16,263件に対して、令和6年度は21,955件と約35%の増加となっています。「重大事態」については、令和5年度が2件だったものに対して、令和6年度は59件へと大幅に増加していますが、近年の横浜市におけるいじめ自死事案をはじめとした重大なるいじめ問題の再発防止策として、いじめ防止対策推進法第28条第1にて規定されている重大事態の定義を明確に適用し、対応を徹底することになった結果とされています。</p>
<p>横浜市では「横浜市いじめ防止基本方針」を令和7年5月に改定したほか、不登校支援・いじめ対策部を新たに設置するなど、いじめ対策の強化が図られてきました。いじめを早期に発見し、重大化を防ぐことが重要ですし、いじめ自体を未然に防ぐ取り組みも重要です。児童・生徒に対する直接的なアンケート調査や、相談窓口の充実、教職員の具体的な対応方法の明示と速やかな改訂作業による改善という取り組みは、示唆に富む内容でした。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/7c461c236d44ae7fdc2ef2e4c6f6988b.jpg" rel="lightbox[6412]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/7c461c236d44ae7fdc2ef2e4c6f6988b-1024x723.jpg" alt="【記者発表】（教育委員会事務局・10月29日10時）「令和６年度「いじめ・暴力」・「長期欠席」等の状況調査結果について」" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-6413" /></a></p>
<p style="text-align: right">出典：横浜市「令和６年度「いじめ・暴力」・「長期欠席」等の状況調査結果」</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6412.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>新たな図書館整備と不登校支援・いじめ対策。教育委員会R7予算審査。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6181.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6181.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 06 Mar 2025 05:46:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[不登校]]></category>
		<category><![CDATA[今後の市立図書館再整備の方向性]]></category>
		<category><![CDATA[図書館]]></category>
		<category><![CDATA[大型図書館]]></category>
		<category><![CDATA[学びの多様化学校]]></category>
		<category><![CDATA[新たな図書館整備]]></category>
		<category><![CDATA[社会的養護]]></category>
		<category><![CDATA[里親]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=6181</guid>
		<description><![CDATA[2025年2月27日、横浜市会令和7年度予算第二特別委員会におきまして、教育委員会の審査を行いました。 １　新たな図書館の整備 ２　不登校支援、いじめ対策 ３　里子・里親支援 ４　スクールロイヤーの活用 という大きく4項 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/03/a921e444f2cba8081285861bed825cbb.png" rel="lightbox[6181]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2025/03/a921e444f2cba8081285861bed825cbb-1024x576.png" alt="藤崎浩太郎" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6186" /></a></p>
<p>2025年2月27日、横浜市会令和7年度予算第二特別委員会におきまして、教育委員会の審査を行いました。</p>
<p><a href="#1">１　新たな図書館の整備</a><br />
<a href="#2">２　不登校支援、いじめ対策</a><br />
<a href="#3">３　里子・里親支援</a><br />
<a href="#4">４　スクールロイヤーの活用</a></p>
<p>という大きく4項目、全部で15の質問を、教育長等に行いました。</p>
<p><iframe width="300" height="169" src="https://www.youtube.com/embed/gr24eiNjkYU?si=n9bIt0foTYsT5L6F" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>以下、質問の原稿と答弁のメモです。<br />
（※議事録ではないので、実際の内容とは若干言い回し等が異なります。）<br />
=============================<br />
立憲民主党横浜市会議員団の藤崎浩太郎です。よろしくお願いいたします。<br />
　</p>
<div id="1">
<h4>１　新たな大型図書館の整備</h4>
</div>
<p>まずはじめに新たな大型図書館の整備について伺ってまいります。「今後の市立図書館再整備の方向性」が示され、ついに新たな図書館整備がなされる方針が示されました。長年に渡って図書館が少ないことの問題を指摘し、増設を提案してまいりましたので、大きな一歩を踏み出したと評価をしていますし、市民のニーズに応え、社会課題に対応できる素晴らしい図書館の整備を期待しています。そこでまず、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問1</strong>　「これまでの政策を転換し、新たな大型図書館を整備することについての教育長の思い」を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　横浜の図書館そのものは、地域の身近な情報拠点として親しまれてきたというふうに思います。しかし一方で、地域の図書館を支える物流機能は非常に不足しているという課題を抱えていた。更には、多様なメディア、国内外の都市で新しいメディアを使っている図書館が出てきていますので、知的な体験・創造的な活動の場の提供などについては、市民の皆様の期待に応えるサービスができていなかったというふうに考えています。これらの課題を抜本的に解決するために、時代の潮流も踏まえて、新たな大型図書館の整備は必要であるというふうに考えました。</p>
<p>ありがとうございます。本当に期待をしていますし、あらゆるメディアという話もありましたが、例えばニューヨークの公立図書館のようにですね、世界に冠たる図書館というものを横浜市の新たな大型図書館も目指せるよう、そうした機能を盛り込んでいただきたいというふうに思います。</p>
<p>近年の図書館整備においては、地域課題や社会課題の解決を意図した設計や、フロア設定がなされてきました。知の拠点、情報の拠点として、中央図書館並の大型図書館を整備するにあたっては、教育委員会のみならず、横浜市の区局における課題へのアプローチをデザインしていく必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問2</strong>　今後基本構想を検討し、作成するプロセスでは、市民の意見を十分に反映する機会を設けることや、市長部局との連携は必須だと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　先ほど申し上げたように、新大型図書館は、新たな知的交流空間、これを目指しておりますので、これまでの図書を中心とした情報提供だけではなくて、新たなサービス、これを様々工夫して提供していくことを視野に入れております。例えば、市民に寄ったところで言えば、子どもの分野では、こどもの学習支援、居場所となる空間のようなもの、そして経済分野では、ものづくりのラボ的なもの、そうしたものを企業との共創空間として設置していく、そういうことも考えられると思います。基本構想の策定にあたりましては、市民の皆様のご意見を伺うとともに、当然のことながら、市長部局ともしっかり連携を行ったうえで、各局の持つノウハウを引き出して、検討を推進してまいります。</p>
<p>ありがとうございます。今共創とかお話もいただきました。今回本会議含めて定例会におきまして、まちづくりに関するご答弁ですね、図書館を通じた、整備を通じたまちづくりに関する答弁がなされました。まちづくりにおいてはやはり経済に関する視点も非常に重要だと考えますし、立地後に周辺のお店が売り上げが増えたとか、土地の価格が上がって固定資産税収入が増えていくとかそういった視点も重要じゃないかというふうに考えています。</p>
<p>さらに図書館は単なるコストではなくてですね、しっかりと稼げたりとか効果があるもの、いろんな周辺に影響があるものとして、世界中で投資収益率の分析なども行われてきています。本市として一区一館から脱する一歩目を踏み出すにあたってですね、気が早いかもしれませんが、20館目以降しっかりと整備を見据えて図書館の価値を数値的に評価することも重要じゃないかと考えます。大型図書館周辺への経済効果や、図書館の価値に関する数値による評価も取り組んでほしいと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問3</strong>　「まちと図書館の双方に効果を生み出す視点を持って、図書館とまちづくりの連携の検討を進めるべき」と考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　新しい図書館につきましては、先ほど申し上げましたけれども、これまでの図書館、図書から情報を得る場、それから、市民の皆様が、様々な知に触れて、交流をして、新たな価値を生み出していくという、知的な活動、創造の拠点、そういう空間になることを目指していきたいと思っています。そこで生み出される新たな価値は、そこに集う人々の文化的、心も含めた活力になるということに加えて、これは海外の事例でも実際に起こってますけれども、そこに図書館を立地しているその「まち」の活性化につながると、もっと言うと都市のブランドにもなっているという現象もみられます。このように、図書館が生み出す価値が「まち」の価値も高めるという、そういう好循環につなげられるよう、まちづくりに関連する市長部局とも連携をしっかりして、様々な角度から、そうした視点の評価基準を持ちながら、点検・検証して推進をしていきたいと、そのように考えます。</p>
<p>ありがとうございます。この10年くらいですね、10数年ですかね、新しい図書館がどんどん整備されてまちづくりと連携したという取り組みも増えて、ブランド力の向上という国内でも事例がある中で、横浜市はある意味遅く取り組むので、その分より良いものを作れるということを期待したいと思います。あと青葉区の皆さんですね、青葉区の山内図書館自体が住民のニーズで署名に基づいて設置された図書館でもありますが、本当に図書ニーズが、図書館ニーズの強いまちですので、青葉区の皆さん待ち望んでいたことでもあり、青葉区に作ってほしいという声をたくさんいただくということをお伝えして次の質問に移ります。</p>
<div id="2">
<h4>２　不登校支援、いじめ対策</h4>
</div>
<p>次に、不登校支援・いじめ対策について伺います。先日発表されました2件のいじめ重大事態の報告を拝見しますと、この1年の対策が、対応ですね、対応や来年度予算で示された取組で本当十分なんだろうかと大変心配になるところがあります。</p>
<p>来年度から「不登校支援・いじめ対策部」が設置され、部長以下１課50名ほどの体制になるということです。現在の「人権教育・児童生徒課」の名称を変更し、職員を10名程度増員するということになっていますが、新たな部署を設置するということですが、ただの改編にとどまってね、表向き名前を変えるだけ、内情が変わらないとそういうことになっては困るというふうに考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問4</strong>　新たに設置される「不登校支援・いじめ対策部」で、具体的に強化される支援・対策について、教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　正に様々我々が反省しなければならないことを注ぎ込んで、第一歩ですけれども、今回の予算、組織、あるいは予算も組んできたところです。不登校支援・いじめ対策部については、不登校支援やいじめ防止対策につきまして、まずはこれかなり大きな組織ですので、学校には教育委員会の共有速度を上げていかないといけないと。そして見える化していかないと、やはり専門家を含む多様な相談支援につなげられないというふうに思いますので、今回の取組みは総合的な支援を進めることを引っ張っていく組織として設置をしたものです。そのために、情報共有基盤の構築運動と、必要な時に必要な支援を行うための専門家の拡充、さらに様々な状況にある児童生徒の居場所の拡充、関係部署、関係局との連携を推進をしながら、これを進めて行こうと思ってます。また、法に沿った重大事態調査を実施していく上では、数が増えてまいりますので、体制面も補強をして、並行でそういうことを含めてこの体制を組みます。</p>
<p>ありがとうございます。具体的な案件のほうに入っていきたいと思いますけど、X中学校の事案では、「いじり」の長期的な蓄積が深刻ないじめの土壌を作ったことも指摘され、長期間にわたって加害行為が繰り返されていたことがわかります。いじめの解決は加害行為の完全停止が条件に含まれますが、横浜市いじめ防止基本方針の改定素案において、いじめ行為の停止に言及する記載がまったくありませんでした。また素案において、重大事態調査の期間については、学校主体調査では3ヶ月以内、教育委員会主体調査では1年程度で調査を終えるという期間が示されていますが、一方で、重大事態ではない場合の事実確認を終えるまでの期間には言及がなされていません。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質質5</strong> いじめ行為の早期停止、また、重大事態に至っていない場合の調査期間について、明確にする必要があると考えますが、教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　今回予算を示した中で、かなり重視して予算を組んで出しているところですけれども、いじめについてはやはり児童生徒のSOSを早期に察知する。このことに予算面も、それから組織面でも力を入れております。そのために１人１台端末の活用、更にはＳＣといった専門家を充実させて、様々な場面から声をかけられる、機会を作る取組みを今一生懸命やってるところです。学校がいじめを認知した場合、直ちにいじめの行為を察知をした段階で止めるということ、これ大変難しいんですけれども、このことをまずしっかりやっていく。その上ではSOSを察知をすることを様々調整をしております。教育委員会においても迅速に情報を共有し、いじめ行為が解消していない場合、その場合は弁護士を含めた専門家をさらに入れて、その事態を客観的な目も含めて解決、進めていくということも重要だと思います。ご指摘のことは大切だと思いますので、重要視しながら対応策を工夫しながら投入してまいります。</p>
<p>ありがとうございました。今期間の設定については明確なご答弁なかったかなと思いますが、やはり期間があるからこそ、そのシグナルをつかまえて、今対応がうまくいってないんじゃないかということで踏み出せるわけだと思っています。だから1か月以内とか決めて、出来ないから処罰するんじゃなくて、決めてあるからこそ次の対策に移れるというのが重要じゃないかと思っております。ですので期限を守れないことを問うのではなくて、期限を守れなかった後にどうフォローするかのために、期限が必要だと思いますので、今後検討していただきたいと要望だけしておきます。</p>
<p>W小学校の事例では、トラブルに関する記録の欠如や、事実かどうか判明しないことが事実であるかのように保護者に伝えるなど、学校の対応の不備が指摘されています。それ以外にも、法の理解不足、事実認定を伴わない謝罪の誘導、管理職のリーダーシップの欠如など問題が示されました。これでは、再発防止と早期対応のために、システム等の活用を目指していてもですね、教職員個人個人の課題を解消できなければ、いじめの対応において問題が生じ続けるということが懸念されます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問6</strong>　こうした属人的な課題を解消できなければ、どんな仕組みを入れてもいじめ対応において問題が生じ続けるんじゃないかと考えますが、教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　まず基本的には教員を含めて、そういう人権教育も含めた研修をしっかりやるというのはもう大前提ですけれども、今、我々が議論して進めているのは、一人の目で見ていくということのリスクがやはり大きいということで、早期に多面的な視点を持って、児童生徒の課題に対応できる、気付いてあげられるということを、その視点から、先ほど申し上げたスクールカウンセラー（SC）の拡充はもちろんですけれども、チーム学年経営、チーム担任制等の導入についても、一人の先生ではない、多くの目をその子どもたちに接するようにしていくということ、これも積極的に進める。今回予算でも示しております。また、弁護士相談の機会拡充など、教職員が客観的に物事を判断して取り組むため、今回もかなり入れましたけれども、視点を一つにしない、違う視点を入れるということも力を入れてまいります。その上で、その意識、今しかも広くやっていますけども、薄れてしまう危険性がありますので、常に高い危機管理の意識を持てるように、教職員、そして教育委員会内部も含めて研修、あるいはその注意喚起を重ねてやってまいりたいと思います。</p>
<p>ありがとうございました。たくさんの目が入るというのは大事なんですけれども、たくさんの目が本当に機能するかどうかも常に問われることだというふうに思います。そういう意味では教育委員会の対応というのも重要だと思いますが、W小学校の事案では、教育委員会の対応について、学校からの報告を正確に確かめることなく、学校に対して適切な助言・指導ができなかったという問題も指摘されました。SCの拡充やシステムの導入など、重層的な体制を整えてもですね、教育委員会が学校の問題点について正確に認識できなければ、同じ問題が生じ続けるのではないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問7</strong>　教育委員会が学校の問題点を見逃さないためにどのように取り組んでいくのか、教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　一つは先ほどの答弁と重なりますけども、学校から直接報告をしたものだけに頼るのではなく、違うSCやSSW（スクールソーシャルワーカー）も含めた、ほかのチャンネルの情報も同じテーブルで見える化する、そういうことも考えております。いじめ対応情報管理システム、これは進化させていかなければなりませんけれども、報告をしなくても見える状態、しかもほっぽっているんではないかという期間が分かるようなことも含めて、今システムをより効果的になるように検討を見ております。生かして見える化しながら組織として十分な対応ができているのか、対応に時間がかかりすぎていないのかということを把握して、学校にも適切に指導しますし、逆に教育委員会も第三者の目から見て、指摘を受けられるような三層構造を、今回は提案しております。また学校の課題についてはアセスメントを行う際には、客観的な判断ができるよう弁護士やスクールカウンセラー等の専門家については、今回もしっかり入れる。 専門家については今回もしっかり入れる、組織、予算をくんだところでございます。</p>
<p>ありがとうございます。本当にいろんなことをやってらっしゃるのはよくわかるんで、ただ本当に現場が機能していくのか、多層な多様な重層的なものが、たくさんのある意味手順を生み出す可能性があるし、その手順を生み出すがゆえに、手順で対応が止まっていく、それがちゃんと気づかれて解明されうるのかどうか、だからこそ期限を設けた方がいいというのもそういうことの一つですし、この後も色々触れていきますけど、いかにそのシステムとか属人的じゃないものとか言ってても、それで本当にすべての気づきにつながるのかどうか、その気づきがどうやって得られるのか、そのデータをどうやって取っていくのかみたいなこと、この後またやっていきますけど、本当に大変だと思いますけどしっかり取り組んでいただきたいというふうに思っています。</p>
<p>これまで、SCのお話ありましたけど、SCに丸投げしてるんじゃないかと、ちゃんとどういう対応しているのかということもこれまで過去の質疑で取り上げさせてもらいましたが、今回の小学校の事例ではSCからの提案を学校が充分に受けとめずに、結果的に重大事態につながったということも指摘されています。<br />
来年度はSCとSSWの連携なんかも注力されると、強化されていくということになっていますけれども、SCの助言を学校が組織として受け止めて、しっかりと支援に生かせるかどうかの重要性を改めて指摘をされたということが今回の報告書のひとつかと思っています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問8</strong>　スクールカウンセラーがチーム学校の一員として役割を果たすため、どのように取り組むのか、人権健康教育部長にお聞きします。<br />
<strong>人権健康教育部長</strong>　昨年３月以来、様々な再発防止の取組をしてまいりました。学校のいじめ防止対策委員会等でＳＣ等の活用が図られているのか、全校を対象とした緊急点検を行っております。また、指導主事が全校を訪問し、指導・助言を行ってまいりました。ＳＣについても、学校に的確な助言ができるように、具体的な事例にもとづいた研修を行って、専門性の向上を図っております。学校がＳＣを組織的に活用することができるよう、引き続き、徹底してまいります。</p>
<p>ありがとうございます。もともとはですね、知り合いの方から、お子さんがいじめられてて、SCに相談しろと相談するとなったけど、あまり良い相談にならなかったと、端的に言えば役に立たなかったみたいなことを言われたことがあります。別に全員がそうだとは思わないし、その同じ人でもそればかりじゃないと思いますけど、やっぱり投げておしまいにならないように、チームであるというのであればしっかりとそれぞれがアセスメントされていくっていうのが重要だと思います。</p>
<p>今回の重大事態では2件とも、いじめが要因として不登校になっています。報告書では再発防止策として児童生徒の不調や不安を見逃さないことが示されていますが、教員の力量に差があることも併せて指摘されています。データサイエンスラボでは「子どもの心の不調をなくす横浜モデルの開発」に取り組んでいますが、外形的な気づきだけでなくてですね、データに基づいて児童生徒の不調に気付く精度を高めていくには、より多くのデータ収集が必要ではないかというふうに考えます。以前から、不登校理由について教職員の認識と児童生徒、家庭との差が生じ得る問題を指摘してまいりましたが、一人ひとりの不登校理由を把握して、記録していくことを求めてきました。改めて、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問9</strong>　児童生徒一人ひとりの不登校理由を把握し、支援に生かすべきと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　今ラボの関係をご紹介いただきましたけれど、一つは様々なチャンネルの中で、データを収集して、そこにも気づきを、別のチャンネルで気づくということに、これは多分、他の都市ではない初めての取組なので、我々も研究を重ねていく必要がありますが、それをご紹介いただきましてありがとうございます。その上で、そのほかには、今年度から、全ての不登校児童生徒に対して個別の教育支援計画を作成することにしております。その過程で児童生徒にとって話しやすい関係の教職員、あるいはSC等が、本人や保護者に欠席の理由や困り感ですね、これを丁寧に聞き取るようにしております。要因は一つではなくてやはり様々な要因が複雑に絡み合っていることがほとんどでございますので、関わりのある教職員が多角的な視点でその要因を把握すること、先ほど申し上げた色んなチャンネルでそのシグナルを感じ取ること、そして本人の思いを尊重しながら一人ひとりに合った支援、これは多分全国も悩んでいると思いますので、私たちが反省を含めて、しっかりと形を作り出していきたいというふうに思います。</p>
<p>ありがとうございます。様々なシグナル大事なんですけど、本人が意思を伝えられることが一番のシグナルじゃないかというふうに思いますんで、そういう機会をしっかりとですね、要はそういうふうにいろいろタブレットで出せますよとか、それが本当に機能するのかどうかとかあると思うんです。今回のいじめの報告書の指摘でもアンケートを書くと、書いてるのに時間がかかればあいつなんか書いてるってばれるからアンケートに書けないとかね、そういったことも指摘されていました。いかに子どもたちがこたえやすいかっていう状況を作ることが重要だと思いますので、本人のシグナルをしっかりと受け止めていただきたいと思います。</p>
<p>次に不登校児童生徒のほうに移ってまいりますが、子どもたち、不登校児童生徒の教育を受ける権利を守る取組は、本市においてはまだまだ課題だというふうに考えています。来年度予算では、オンライン活用やメタバースの研究が示されていますが、不登校児童生徒が自宅等で行うオンライン学習の出席や評価の取り扱いは、「学校長の判断による」というふうにされています。これでは、子どもファーストではなく、同じ環境におかれた児童生徒であっても、学校や学校長が異なれば、その努力が認められるかどうかに差が生じ得るという問題だととらえています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問10</strong>　オンライン学習について、学校長の判断にゆだねるのではなく、教育委員会が方針や基準を示すべきと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　オンライン学習等、ICTを活用した学習活動を行った場合の出席の扱いに関する考え方、あるいは学習評価の要件については、国の通知を基に各学校に周知はしております。一方で、児童生徒の状態、あるいは個々の学習状況には様々なケースがございますので、学校が保護者と十分な連携を図らないと、今申し上げた周知のそのグレーの部分がどうしても出てしまいます。児童生徒の学習内容を把握して、適切に評価することと合わせて、しっかり徹底をしながら、子どもたちが困らないように取り組んで参ります。</p>
<p>ありがとうございます。古い話ですけど、例えば学校でプールに入る時にラッシュガードを着たいと保護者が言ったら、とある学校ではダメだと言われたと。よくよく調べると通知上は学校にそれを認める通知が出てるんだけど、学校長の判断で着れなかったとかそういう相談を受けたりします。すごく単純なことですら、学校によって判断が変わってしまう中で、複雑な問題の中で子どもたちが本当に自分たちにあった選択肢を得られるかどうかが、学校長の裁量で間違えば、いじめとか不登校すべてそうですけど、子どもたちの失った１年は二度と帰ってきませんから、皆さんそこをね、しっかりと意識して取り組んでいただきたいと思いますんで、学校の今の話しっかりとやっていただきたいと思います。</p>
<p>令和７年度予算には、学びの多様化学校に関する予算は計上されませんでしたが、首都圏においても続々と学びの多様化学校設置の取組が進められています。横浜市の子どもたちが、あらゆる選択肢を選べるようにしてほしいと考えますし、岐阜の草潤中学校では、オンライン型の学びの多様化学校というやり方もありますので、そういった取り組みも考えうると思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問11</strong>　オンライン学習の取組を発展させ、学びの多様化学校の運営に生かす等、設置に向けた検討を早急に進め、子どもたちの学ぶ機会を守るべきではないかと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　ご指摘いただきました件、まず重要だと思います。不登校児童生徒、数が非常に、全国的に、ですけれども増えておりますし、横浜は規模が大きいので当然そのボリュームも多くなります。市域も非常に広いということで、ある一部だけにその場が与えられるということ、それはなかなかサービスを届けにくい部分もあります。我々も一所懸命研究をしておりますけれども、オンラインというのは、非常に有効な手段であるというふうに考えております。来年度は、上大岡に新たにこれはリアルですけれども、開設をする不登校児童生徒の支援拠点、この中では、家庭からでも参加できる学びの三層空間の活用にも取り組みますし、加えまして、児童生徒や保護者とのつながりを切らさないために、専門家を集中させまして、アウトリーチの充実、そして民間や福祉部局との連携した支援にも取り組むということを考えております。多様化学校とは若干違いますけれども、様々に色々課題があると思いますので、まず我々今年度新しくやってみますので、子どもたちにどのような効果が与えられるか、検証するとともに、多様化学校についても並行して検討しながら、最適な方法を見出していきたいと思います。</p>
<p>ありがとうございました。前向きなご答弁だったなというふうに思いますし、子どもたちの状況に応じてね、みんなが学びの多様化学校が合うとも限らないですし、いろんな段階にいろんな制度があるのが重要だと思います。一方で廃校の跡地９校くらいですかね、まだ活用方針が決まっていないところもあるわけですから、使おうと思えばリアルな学校も用意できるのがまだ横浜市に残された選択肢でもあるかなと思いますので、早急に取り組んでいただくことを要望して次の質問に移ってまいります。</p>
<div id="3">
<h4>３　里子・里親支援</h4>
</div>
<p>次に、学校における里子・里親支援について伺います。こども青少年局の来年度予算案においては里親支援センターの設置検討が盛り込まれるなど、新規里親の確保や里親支援の強化が進められていきます。今後は里親家庭から市立学校に通う児童生徒が増えることも想定されますが、一方で、厳しい環境で育った里子を預かり、学校に通わせている里親さんからは、相談を伺ったところですね、教職員から「学校は基本的なことが身についてからくる場所ですよ」というふうに言われたという話がありました。本当に大きな問題のある発言だったと思います。今はすでに対応がなされて、環境は落ち着いているということですが、里親の環境にある人が周囲にあまり居るわけではありませんから、そうした中で里親さん達も苦労して子育てされています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問12</strong> こうした発言がなされたことに対してどう捉えるか。多様な背景を持つ児童生徒と向き合う教職員に求められることをどう考えるのか、教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　今、先生からご紹介いただいたお話の範囲で、私の考えを述べさせていただきますけれども、まず、今のお話のような発言があったとすれば、それはやはり誤った趣旨の発言だなという風に思います。その上で、その件に限らず、子どもたちは、やっぱり多様な背景を持っている。今のケースに限らず、教員、教職員全てが、になりますけれども、子どもの気持ち、そして、当然に持ってなければならない人権感覚、これを、そのケースに限らず、磨いていかないと、違うケースの時にやはり同じ発言をすることになりますので。今、お話をうかがっていることは、教育の前の、まず人として備えるべき前提なので、受け止めて。これ、大変難しいですけれども、このことが、少しでも、一歩でも、前進できるようにしっかり取り組みます。</p>
<p>ありがとうございます。教育長にそのようにご答弁いただいて本当に安心されると思います。しっかりその考えで取り組んでいただきたいと思いますし、社会的養護の環境下で育つ子どもたちには、虐待を受けるなど、幼少期から大変な環境におかれていた子も多く、様々な背景があることを学校現場でもよく知っていただくことが重要じゃないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問13</strong> 教職員や管理職に、里親制度、特に要保護児童等について学ぶ機会を設けてほしいと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　まず里親制度そのもの自体は、社会的養護の充実ということで、市としても推進をしているわけでありまして、実際に、なかなか口にはしづらい部分があるかもしれませんけれども、そうした環境の児童生徒というのは、かなりいらっしゃるという風に思います。そういう意味では、教職員への周知、啓発、そして理解、これは大事なことだと思います。管理職に向けて、年度当初に要保護児童対策地域協議会と合わせまして里親制度の説明を行うとともに、児童支援・生徒指導専任教諭向けにも研修を行うなど、教職員が里親制度について理解を深める機会を設けております。今後も、どういう方法があるか、色々知恵を絞りながら児童生徒に寄り添った対応が図れるように努力をしていきたいと思います。</p>
<p>ありがとうございます。里親さんってなかなか相談する先がなかったりしますし、ただでさえ周りの保護者からも誤解されたりするわけですね。せめて学校の先生だけは寄り添っていただけるように取り組んでいただきたいと思います。</p>
<div id="4">
<h4>４　スクールロイヤーの活用</h4>
</div>
<p>次にスクールロイヤーの活用について伺います。7年度予算案では、さまざまスクールロイヤーの取組ならべられておりますが、第1ラインは500回の回数制限があるんですね、回数制限もあります。そうすると相談控えですとか、他校の様子をうかがってしまってなかなか使えないとか、そういったことが生じるのではないか心配をしています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問14</strong>　学校が直接相談しやすい仕組みにするべきではないかと考えますが、東部学校教育事務所長の見解を伺います。<br />
<strong>東部学校教育事務所長</strong>　これまでも学校からの法律相談の仕組みはございました。ところが、これは学校教育事務所等を介していたために、必ずしも学校のニーズに沿わないところもございました。今回学校がより相談しやすくなるように、学校現場の意見も聞きながら、また他都市の制度も参考にして、相談回数も含めて方法の検討をした結果、直接、弁護士に電話や対面で相談できるような新たな体制を作ったところでございます。</p>
<p>ありがとうございます。法律でね、生徒や児童、保護者、先生を守っていくというものですので、何回でも相談出来る体制、出来れば常設、常勤でも良かったのではないかと考えますが、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問15</strong>　スクールロイヤーの今後の取組の成果をしっかり検証し、最適な制度となるように検討を続けるべきと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　スクールロイヤーの活用につきましては、学校の現場の意見もしっかりと聞いた上で、他都市の制度も参考にしながら導入を図ったものでございます。運用していく過程の中で、より使いやすく効果的になるように幅広い意見を聞きながら、そして実績や状況を検証して、より使いやすいものにして、これは進化させていきたいと思います。</p>
<p>ありがとうございました。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6181.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>いじめ、認知症、地域交通など市長質疑。R5年度決算総合審査。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6030.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6030.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2024 14:56:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[EBPM]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[データ活用]]></category>
		<category><![CDATA[児童虐待]]></category>
		<category><![CDATA[共通投票所]]></category>
		<category><![CDATA[図書館]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[学びの多様化学校]]></category>
		<category><![CDATA[工賃]]></category>
		<category><![CDATA[教育]]></category>
		<category><![CDATA[暴力対策]]></category>
		<category><![CDATA[横浜市]]></category>
		<category><![CDATA[父親の育児支援]]></category>
		<category><![CDATA[社会的養護]]></category>
		<category><![CDATA[福祉避難所]]></category>
		<category><![CDATA[認知症]]></category>
		<category><![CDATA[里親]]></category>
		<category><![CDATA[障害者]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=6030</guid>
		<description><![CDATA[2024年10月2日、横浜市会令和5年度決算総合審査におきまして、市長や教育長との質疑を行いました。 １　図書サービスへのアクセシビリティ向上 ２　父親の育児支援 ３　児童虐待やDV、いじめなどの暴力への対策 ４　里親制 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/26718cce411c15fd79dabef774078524.png" rel="lightbox[6030]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/26718cce411c15fd79dabef774078524-1024x576.png" alt="藤崎浩太郎" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6038" /></a></p>
<p>2024年10月2日、横浜市会令和5年度決算総合審査におきまして、市長や教育長との質疑を行いました。</p>
<p><a href="#1">１　図書サービスへのアクセシビリティ向上</a><br />
<a href="#2">２　父親の育児支援</a><br />
<a href="#3">３　児童虐待やDV、いじめなどの暴力への対策</a><br />
<a href="#4">４　里親制度の推進</a><br />
<a href="#5">５　いじめ、不登校</a><br />
<a href="#6">６　日本一の教育都市　横浜</a><br />
<a href="#7">７　認知症施策</a><br />
<a href="#8">８　防災</a><br />
<a href="#9">９　障害福祉事業所における障害者の工賃について</a><br />
<a href="#10">10　地域交通の確保</a><br />
<a href="#11">11　共通投票所の導入に向けた検討状況</a></p>
<p>以下、藤崎浩太郎の質疑部分を抜粋した中継動画と、その文字起こしです。</p>
<p><iframe width="300" height="169" src="https://www.youtube.com/embed/BwvSnOYrcMY?si=q6cxfg4DobODv3-T" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>（※議事録ではないので、実際の内容とは若干言い回し等が異なります。）<br />
=============================<br />
立憲民主党の藤崎浩太郎です。会派を代表して質問してまいります。よろしくお願いします。</p>
<div id="1">
<h4>１　図書サービスへのアクセシビリティ向上</h4>
</div>
<p>まずは、 図書館について伺います。</p>
<p>先日は、箕面市立図書館と大阪大学図書館の一体整備の視察を行いましたが、今後、図書館を整備する際に大学と連携するというのは非常に面白い手法だと感じました。全国的には、公共図書館と大学図書館が資料の相互貸し出しやサービスの多様化、専門性の向上、人材育成などの課題に協同で対応することなどを目指して連携事業を行っています。本市においても、市立図書館に関する課題や地域社会課題の解決、そして大学の機能や魅力向上をさらに市民・利用者のニーズに応えるために、大学・大学図書館との連携を深めることが必要ではないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問1</strong>　市立図書館と大学・大学図書館との連携について教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　図書館ビジョンでは、社会・市民ニーズに応じたサービスの提供に向けまして、大学をはじめとした多様な主体との協働・共創の推進を方向性の一つに掲げております。現在、地域図書館と区内大学と連携した講座などを実施しておりますが、これらの実績も積み上げて、連携を更に深めていくことで、サービスの向上につなげてまいりたいと思います。</p>
<p>はい。ありがとうございます。アクセス制の課題がね。横浜市も図書館抱えてますが、市内にたくさんある大学の図書館で、横浜市民の皆さんが連携しながら借りられるとかですね。生涯学習とかを大学の知識を使いながら、ノウハウを使いながら共同で開催できたりするといいんじゃないかという風に思います。本市の図書館数は人口比で政令市最小ということで、アクセス性が課題になっています。</p>
<p>青葉区では平成17年から独自に地区センター等で貸し出し、返却ができますし、駅に返却ポストが設けられてきました。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問2</strong>　青葉区の取り組みの評価を教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　利用状況を見てみますと、貸出の冊数それから利用者が他の図書館の取次所に比べてやや少ない面がありますが、地区センターで図書の貸出・返却ができる青葉区の取組は、特に図書館が近隣にない地域にお住まいの皆様にとっては、図書サービスへのアクセス性向上につながっていると考えています。</p>
<p>はい、ありがとうございます。図書館サービスの向上に繋がってるというお話でしたので、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問3</strong>　青葉区のような地区センターとの連携を全市レベルで展開することを求めますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　市民の皆様に身近な地区センターにおいて、図書の貸出・返却等のサービスを御利用いただけることは、図書サービスへのアクセス性を大きく向上させるものと考えます。一方で、図書館・地区センター間の新たな物流網の整備や、各地区センターへの図書館情報システム導入など連携を進める上での課題もございます。図書サービスへのアクセス性向上と費用対効果など財政負担の両面から、地区センターとの連携を検討してまいります。</p>
<p>はい、ありがとうございます。費用もありますけれども、教育と文化というところですので、しっかりと推進していただきたいと思います。 </p>
<p>先日の常任委員会では、アクセス性をはじめとして、本市図書館の課題が複数提示をされてまいりました。私は、根本的には図書館の新増設が課題の解決に不可欠という風に考えておりますけれども、示された課題を受け、図書館ビジョンを具体化するための検討が進められているということです。あらゆる市民が図書館を利用しやすい環境を作り、教育と文化の発展につながるよう取り組んでいただきたいと思いますが、そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問4</strong>　今回示された課題に対し対処し、図書館ビジョンの具体化を進める決意や考えを市長に伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　図書館は時代とともに変化しているものだと思います。図書の貸出・収集をベースにした従来型の機能のみならず、居場所や集い、また交流、新たな体験など、そして子育て支援をも視野に入れて様々な機能を市民の皆様からは求められていると承知しております。現在の市立図書館が、こうした機能を実現していくためには様々な諸課題がございますが、市民の皆様がサービスの充実ならびにアクセス性の向上を実感できるよう、図書館ビジョンの具体化に向けた取組を一つひとつ進めてまいりたいと考えています。</p>
<p>はい、ありがとうございます。最後、改めて図書館の新増設を要望しまして、次の質問に移りたいと思います。 </p>
<div id="2">
<h4>２　父親の育児支援</h4>
</div>
<p>次に、父親の育児支援について伺います。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/612f43071a2a0f44423b8bcb86c93e1a.jpeg" rel="lightbox[6030]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/612f43071a2a0f44423b8bcb86c93e1a-1024x576.jpeg" alt="男性の育休取得率" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6044" /></a></p>
<p>資料ご覧いただきますと、ご覧の通りで、令和５年度の調査では、横浜市の育児休暇の取得率、男性の育休の取得が40%、全国では30%と、法制度等の改正もありまして取得が上がってるという状況にあります。一方で、男性の産後うつは10%程度とも指摘をされていて、父親の育児支援を確立することは急務じゃないかと考えます。</p>
<p>母親は産前の妊婦検診、産後の訪問事業や乳幼児検診と専門家と話す機会が必然的にあります。一方で、赤ちゃん教室、広場事業など、父親が参加できる場も用意されてるものの、なかなか男性の参加が少ないと私も当事者として感じているところでございます。さらに、情報を色々提供してくださる方が女性がほとんどですので、どうしても父親として1人で行って女性に相談すると肩身が狭いというか、相談しづらいことが多くあると思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問5</strong>　まず父親の育児の悩みを支える相談支援体制を早期に構築すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　仕事と育児の両立や産後の母親のサポートなど、父親特有の育児の悩みがあると認識しております。父親が一人で悩みを抱え込まずに相談できる、そういう環境が重要であるというのは先生おっしゃる通りだと思います。現在、子育てに関する御相談は、父親母親を問わず、各区のこども家庭相談や両親教室などで専門職がお受けしているところでありますが、今後は更に父親の悩みに寄り添えるよう、また、父親が相談しやすい環境を作れるよう、整備を進めてまいりたいと考えています。</p>
<p>はい、よろしくお願いします。先日もアートフォラム、あざみ野のアートフォラムで行われた男性だけの、父親だけの集まる子育てのイベント、参加しましたけど、父親あるあるが口々に出てきて、意外と父親同士も集まって話すとこんな言いたいことがあるんだなという風に思いましたし、やっぱりママ友はママ友で重要である一方で、父親同士のパパ友ネットワークというのも今後しっかりと築いていく必要があるんじゃないかと思いました。特に男性の産後うつですね、男性にあるというのはなかなか知られてませんから、こういう相談があって、男性の産後うつというのがありますよと、その相談を受けられますよと伝えていくことが、ある意味では当事者の自覚を促して相談につながるということもあるんじゃないかと思いますので、積極的に取り組んでいただきたいと思います。そして、父親の孤立を防ぎ、産後の予防につなげていくためには、パパ友を作っていくような仕組みも必要だと思いますが、そこで</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問6</strong>　父親同士がつながりを持ち、育児不安を軽減し合えるような機会を充実すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　はい。男性の育児休暇の取得が増えている中で、父親の孤立を防ぐ対策が必要だと思います。父親同士がつながる機会を充実させていくことは、孤立を防ぐという観点からも重要であるというのは先生おっしゃる通りだと思いますが、これまで地域ケアプラザ等で父親育児支援講座を開催してきましたが、今年度から、より多くの父親に参加していただけるようオンライン講座を開催しております。そういったデジタルの力で離れていてもつながれるようにするっていう取組の一環であります。今後は更に、「パマトコ」がリリースされますので、子育て応援アプリの「パマトコ」を活用して、地域の育児イベントの情報を発信するなどして、父親同士の交流の促進につなげていきたいというふうに考えております。</p>
<p>ありがとうございます。この間、子育て広場みたいなところのスタッフの方とお話したら、 最近、男性も女性も育休を取得して、夫婦で広場とか来てくれると。<br />
その代わりどうなったかというと、ママ友もパパ友もできずに半年とか1年過ごしてると。要は、夫婦で動けるがゆえに周りの人と仲良くなりづらいっていう課題も出てきてるという話があるんで、ママはママ、パパはパパと必ず分ける必要がないというところもありますけれど、やっぱり分けていくことでお互いの必要なものが提供できるというところもあろうかと思いますんで、その辺も気にかけながらやっていただければと思います。 </p>
<div id="3">
<h4>３　児童虐待やDV、いじめなどの暴力への対策</h4>
</div>
<p>次に、児童虐待やDV、いじめなどの暴力対策について伺います。</p>
<p>児童虐待相談対応件数やDV相談件数、いじめ認知件数、児童生徒間での暴力、といった数字は、いずれも増加、高止まりの状況です。早期に対応できる環境整備はもちろん重要ですが、被害者は尊厳を著しく傷つけられます。一時的な保護や避難が必要になったり、不登校になったりと、本来得られたはずの生活を失い、子どもたちは学ぶ機会も友達と遊ぶ機会も失ってしまいます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問7</strong>　児童虐待など暴力の被害者が抱えている状況に対する課題認識を市長に伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　暴力によって、被害者は、けがなどの身体的な影響を受けるにとどまらず、PTSDなど精神的な影響を受けることがあります。特に、子どもに対しては、心身の成長や人格の形成に深刻な影響を与えるものであり、重大な人権侵害であると認識しています。一人ひとりが生き生きと安心して暮らすことができる、そういう「ヨコハマ」の実現に向けて、あらゆる暴力から市民の皆様を守るための施策を充実することが必要あると考えます。</p>
<p>ありがとうございます。後でいじめの話もやりますけど、本当に子どもたちのあらゆる育ちを守って子育てしやすい、親の目線で子育てしやすいということと、子どもたちが しっかりと育てる環境にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。 </p>
<p>こういった暴力の問題は、早期対応で被害を最小限にとどめる必要もありますが、今後、暴力の発生そのものもいかに減らせるかという取り組みが必要不可欠だと考えています。加害者臨床というアプローチで暴力の再発を防ぐ研究を行っている方々もいますし、本市でも、児童相談所が親のカウンセリングや医療機関に委託するなどの取り組みが行われているというところです。 しかしながら、いじめやDVに関して加害者のアプローチはほとんどできていないというのが現状だと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問8</strong>　今後、暴力の加害者のアプローチに力を入れるべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　加害者の更生は、被害者の安全と安心にもつながる重要なことです。区役所や児童相談所、学校等の関係機関が連携を強化して対応を行うとともに、民間団体による加害者更生プログラムや専門家によるカウンセリングの実施など、引き続き、暴力の加害者に対する必要な支援の充実に努めてまいります。</p>
<p>はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。本当に、DVの被害者なんかも、別れたいっていう人だけじゃなくて、更生してくれれば、元のね、旦那に戻ってくれるんであればやり直したいという方もいらっしゃいますんで、いじめにおいても、もう一度学校に通いたいとか、そういう子どもたちのことを考えると、加害者がちゃんと更正できるような取り組みを充実していただきたいと思います。 </p>
<div id="4">
<h4>４　里親制度の推進</h4>
</div>
<p>次に、里親の支援について伺います。</p>
<p>令和5年度の児童虐待相談対応件数は過去最大の1万4035件ということになりました。虐待をはじめ様々な理由で親元で暮らすことのできない児童を守り育む社会的養護制度のさらなる充実が必要です。本市の中期計画では、令和7年度末までに里親委託率を30%と目標を掲げましたが、令和5年度末では20.7%にとどまり、30%の達成は容易ではないと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問9</strong>　里親委託率の向上に向けた取り組みを局長に伺います。<br />
<strong>福嶋こども青少年局長</strong>　令和5年9月から、これまで児童相談所が担っていた新規の里親確保等を里親会を母体とした民間の里親フォスタリング機関に委託し、里親に関心のある団体への出張説明会や直接里親に質問できる里親サロンの開催などを新たに実施しています。併せて、児童相談所も委託後の訪問回数を増やしてきめ細かく相談対応を行うなど、里親が安心して継続的に養育できるよう支援を強化しているところでございます。</p>
<p>ありがとうございます。先日、フォスタリング機関の方ともお話聞かせていただいて、今共働きで里親になろうという方も増えてる中で、急に里親の話が来ると、なかなか子供を預ける先を見つけるのが大変だとか、日中のいろんな相談の授業に参加するのは難しいとか、そうしたことで結果的には仕事を取るか里子を取るかみたいな選択を迫られて、諦めざるを得ないというケースがあるという風にも伺いました。今後は、近年増えつつある共働きの里親家庭への支援メニューが充実していく必要あるという風に考えますが、そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問10</strong>　里親委託後の支援策の充実について局長の見解を伺います。<br />
<strong>福嶋局長</strong>　里親の保育所の利用申請については、正式な里親委託決定の前から利用申請ができるほか、里親が希望する保育所探し等について、児童相談所と区役所の保育・教育コンシェルジュとの連携を更に推進してまいります。また、里親フォスタリング機関において、24時間365日、里親からの相談受付を行うなど、引き続き、里親の不安や悩みを軽減できるよう、支援を充実してまいりたいと思います。</p>
<p>ありがとうございます。本当にプロの皆さんがフォスタリング機関やっていただいてるんで、里親の当事者目線でですね、支援策、充実させていただきたいなという風に思います。令和6年4月にはですね、改正児童福祉法のもと、新たに里親支援センターの制度が設置されました。</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問11</strong>　今後は横浜市においても里親支援センターの設置が必要と考えますが、市長に見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　里親支援センターが、里親制度の普及促進から委託後の里親支援や委託した児童の自立支援まで一貫して関わることで、里親家庭との信頼関係が深まり、思いに寄り添ったサポートが可能になります。里親支援センターの設置に当たっては、本市として役割や担い手など、在り方を整理する必要がありますので、今後、里親や関係機関の皆様の御意見も伺いながら検討を進めてまいります。</p>
<p>はい。課題もあろうかと思いますが、子供たちを守っていくために必要な制度だと、仕組みだと思いますので、よろしくお願いします。</p>
<div id="5">
<h4>５　いじめ、不登校</h4>
</div>
<p>次に、いじめ、不登校について伺います。本紙では教育EBPMに力を入れていますが、 いじめや不登校分野においてもデータ活用が期待できるのではないかと考えます。文科省の不登校の要因分析に関する調査研究では、不登校のきっかけとして心身の健康や学業不振の割合が高くなっています。こういったデータを活用できれば、教職員が児童生徒の状況を把握しやすくなるのではないかと考えます。 そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問12</strong>　不登校データの蓄積を進めることで、いじめ、不登校のリスク分析を行うことができるのではないかと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　学習の状況あるいは生活アンケート等、蓄積される児童生徒のビッグデータ、これは、いじめや不登校の分野においてどのように活用できるのか、こういったことについて今後検討していきたいと考えています。学校においては、出席あるいは欠席、そうしたことについても、「横浜スタディナビ」等を通じて得られる授業アンケート、そして毎朝の健康観察等、様々な視点から分析をしたデータも活用いたしまして、子ども一人ひとりの変化にいち早く気づいて、早期に支援につなげられるようにしていきたいと思います。</p>
<p>はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。不登校の要因について、これまでは教員が、教職員がですね、この子はこういう理由で不登校だということを回答してきたという流れでありましたが、子どもたちの本当の要因が捉えられていたのかどうか、回答していたかどうか疑問です。先ほどの文科省の調査では、教師と児童生徒、保護者では不登校の原因の捉え方が大きく異なるケースがあるということが分かっています。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/7fb8f1c748d490339c64aa37f2515920.jpeg" rel="lightbox[6030]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/7fb8f1c748d490339c64aa37f2515920-1024x576.jpeg" alt="不登校の要因分析に関する調査研究報告書" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6045" /></a><br />
<a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/01e20b05948409296d32314122ce234d.jpeg" rel="lightbox[6030]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/01e20b05948409296d32314122ce234d-1024x576.jpeg" alt="不登校の要因分析に関する調査研究報告書" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6046" /></a></p>
<p style="text-align: right">（出典：<a href="https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_jidou02-000028870_02.pdf">文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究報告書」</a>）</p>
<p>資料をご覧いただきますが、もうちょっと小さいので大きくし抜粋しますと、ご覧の通りですね。 例えば、学業不振については、先生と、真ん中らへんですね、先生と子ども、保護者は学業不振の部分はほぼ同じような数字で出てるんですが、 いじめ被害とか教職員の反発、反抗とか不安、抑うつ等の項目では、教師が原因を十分に捉えていないと捉えられていないというのがよくわかります。特に教職員の反抗、反発を先生に直接言えるわけもないので、なかなか捉えづらいという風に思います。 この結果を受けて、いじめや不登校に関する問題行動調査について、今回から不登校の要因にかかる調査方法が変更されるということですが、それでも学校や教職員が回答した結果であるため、子ども本人が考えてる要因とずれてしまう可能性は否めないと考えています。不登校児童生徒の支援を適切に行うためには、子どもたちが原因や気持ち、考えを表明できる必要があります。そのためには、本人や家族から丁寧に聞き取り、確認する必要があると考えます。 堺市では臨床心理士による意見聴取事業も始まっていますが、そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問13</strong>　不登校要因と不登校の子どもの意見をきちんと聞き取る機会と方法を確立すべきと考えますが、教育長に見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　不登校生徒の中には、自分の思いを話すことが苦手な子どもがいることや先生・児童生徒・そして保護者、それぞれの不登校要因の理解に御紹介いただきましたように違いがある、そのように認識しております。その上で、児童生徒にとって話しやすい関係の教職員、あるいはSC（スクールカウンセラー）、校内ハートフル支援員等、ICTなどもうまく使いながら、丁寧に思いや考えを聞き取っていくことが大切だというふうに考えております。</p>
<p>ありがとうございます。あの、子どもの意見表明機会の確保っていうのは、子ども基本法にも本市の子ども子育て基本条例にも定められたというところですので、速やかに児童生徒から現状を確認する必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問14</strong>　現在不登校となっている児童生徒全てに対して早急に原因についての調査を行うべきと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　現在、ハートフルスペースや校内ハートフルなど、不登校支援事業を利用する児童生徒に対しまして、校内ハートフル支援員、あるいはSCも寄り添いながら安心して過ごせているのか、あるいは自分に合った学びの機会があるのだろうか、ということでアンケートを実施をしております。不登校の原因など、より児童生徒の実態を把握できるよう、アンケート調査や内容を見直し、そして一人一台端末やオンラインの活用等も検討しながら進めていきたいと思います。</p>
<p>はい、ありがとうございます。知らなかったでは済まされないことも多々あると思いますので、よく把握していただけるように進めていただきたいと思います。 これまで、学びの多様化学校の設立を提案してまいりました。 政令市には、現在、本市含めて7市、学びの多様化学校が設置されていますが、公立に限ると京都市と大阪市にとどまり、それ以外は私立となっています。私立となれば授業料等多額の費用負担が必要となり、公立校が子供たちを守れずにですね、不登校になってしまったという結果、多額の私費、自分のお金を投じなければ学ぶ機会を得られないということでは、公教育の役割を果たせていないのではないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問15</strong>　学びの多様化学校を横浜市として設置すべきと考えますが、教育長の見解を伺います<br />
<strong>下田教育長</strong>　学びの多様化学校につきましては、他都市の視察等を通じまして、不登校児童生徒にとって安心できる学びの環境、そういうものが整えられているということが分かっております。その上で独立した学校として設置する場合、既にある学校に併設する場合、オンラインを積極的に活用する学校、様々ございます。一方で、多様化学校に入学しても不登校となっている児童生徒の数が一定数いること、そして入学対象者の基準、そうしたものの設定にも課題がございますので、その点についても少し研究しながら検討を進めてまいります。</p>
<p>はい、ありがとうございます。多くの子供がね、不登校で学ぶ機会を得られてないと、色々とハートフルルームとかありますけれども、本当の意味で学習の機会、教育の機会を得られるような環境を整えるためには、学びの多様化学校は1つの大きな選択肢だと思いますので、ぜひですね、財政局等、色々課題もあるかもしれませんが、 進めていただきたいと要望しておきます。</p>
<p>次に、いじめ重大事態への対応について伺います。平成28年に、東日本大震災の被災地から転入した児童に対するいじめ事案に関する調査結果が公表された際、学校、教育委員会が適切な対応が取れないまま1年7カ月が経過し、被害児童の苦痛を長引かせてしまったことが大きな問題となり、 いじめ重大事態に関する再発防止検討委員会が設けられました。その委員会の報告書では、学校、学校教育事務所、教育委員会事務局の連携による重大事態調査の判断という項目の中で、「どのような場合に重大事態としての調査が必要であるか、判断事例を積み上げる」ことを前提に、「教育委員会事務局の人権教育・児童生徒課に設置する緊急対応チームと学校教育事務所、学校が連携し、的確に重大事態調査の判断を行う」ということが記載されています。 </p>
<p>一方、本来最も大切なことは、保護者から申し出があった時点で重大事態調査を速やかに実施することであるにもかかわらず、このことが報告書に明記されることはありませんでした。</p>
<p>そのため、何をどのように判断すれば的確なのかが曖昧なまま、いじめ重大事態調査の判断が学校、教育委員会に委ねられる状況が生まれ、3月に公表された事案でも、ご遺族がいじめによる自殺を訴えていたにも関わらず、教育委員会が事実確認の慎重な確認などを優先し、重大事態調査の意向の判断が遅れるという全く同じ失敗が繰り返されたことこそ、今回の問題の本質であると思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問16</strong> 「いじめ重大事態に関する再発防止検討委員会報告書」に 保護者からの申し出の時点で重大事態調査を実施しなかったことの反省が明記されなかったことが、今回の市教委の恣意的と言わざるを得ない判断につながったのではないかと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　御指摘をいただきましたように、今回の事案については、御遺族の方から申出があった段階で、第三者の視点が入らず、重大事態として速やかに調査ができなかったこと、これが最大の問題であり、そういう意味では28年度の反省がやはり生かせなかったというように思います。現在は基本調査の段階から弁護士が入り、客観的な判断を行うように即座に見直しをしましたので、ここをしっかり徹底してまいりたいと思います。</p>
<p>はい、ありがとうございます。その反省を踏まえてですね、8月の常任委員会で示された再発防止策では、 機動的かつ実効的ないじめ重大事態調査実施に向けた仕組みづくりとして、他都市を参考に、事案や被害者の意向、意向等に応じて柔軟な対応が可能な2段階の調査制度の採用を検討することが示されています。 そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問17</strong>　再発防止の中で示された「機動的かつ実効的な」「2段階の調査制度」の具体的な内容について教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　今後、こういう変更をしましたので、調査件数について、増加してくることが見込まれます。他都市の手法を研究していく中で、スピード感を重視した初動段階の調査と、より精緻に事実確認を行う詳細な調査の二段階を設けることを検討しております。いずれの調査も学校、教育委員会だけの判断に頼ることなく、第三者の視点を入れながら、被害者に寄り添って進めてまいります。事案の内容に応じて、両調査を機動的に実施することで、調査の迅速化と客観性、そして公正性の両立を目指してまいります。
<p>
教育長がご答弁いただいたことがですね、しっかりと動いていくかというのが非常に大事だと思いますので、 今後しっかりと見届け、見届けるというか、我々も確認していく必要があると思ってます。で、今年の8月に、文部科学省によるいじめ重大事態調査のガイドラインの改定が公表されました。その中で、速やかにいじめ重大事態調査が実施されない事態が全国で問題になっていることを踏まえ、児童生徒、保護者らが保護者からいじめ重大事態であると申し立てる際の申立書の雛形や、申し立てがなされた場合に学校が取るべき対応についてガイドラインに明記されました。 横浜市も、先ほど紹介した平成28年の再発防止策を踏まえたいじめ防止基本方針においていじめ重大事態の判断などを定めており、 今回のガイドラインを踏まえ、申し立てがなされた際の対応を示すための方針改定が必要と考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問18</strong>　「いじめ重大事態の調査に関するガイドライン」の改定を受けて、横浜市いじめ防止基本方針を改定する考えについて、教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　御紹介ありました改訂された国のガイドラインにおいては、重大事態の申立てがあった際の学校がとるべき対応等が明確化されておりますけれども、本市は、こうした事態を招きましたので、今回の事案を受けて、速やかに第三者を入れ、調査をするということを、先ほど御紹介したように徹底しております。今後、再発防止に向けて取組を進めていく中でいじめ防止基本方針にも必要な事項を反映してまいります。</p>
<p>はい、ありがとうございます。 横浜市として、いじめ防止基本方針の改善に取り組むということは、大きな転機となっていくと思います。いじめに苦しむ被害者が重大事態として対処されないことで苦しみを長引かせることがないように取り組んでいただきたいと思います。 先日の本会議でも市長が関与し、いじめ問題に取り組むことが求められてきました。市長のご答弁では、各区に設置を進めている子ども家庭センターによる相談支援をはじめとする様々な取り組みについて、市長部局を含めた関係部局が連携して推進するといった内容でしたが、 それだけでは責任の所在が曖昧で、抜本的な対応につながらないのではないかと考えます。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/deb17bd5bd307fcd49379fd7617489d9.jpeg" rel="lightbox[6030]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/deb17bd5bd307fcd49379fd7617489d9-1024x576.jpeg" alt="寝屋川市" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6047" /></a></p>
<p style="text-align: right">（出典：<a href="https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kikikanri/kansatsuka/index.html">寝屋川市webサイト</a>）</p>
<p>スライド使いますけれども、寝屋川市ですね、私の視察にお邪魔しました寝屋川市では、市長部局の監察課というところに条例に基づいてて権限を与えて、教育委員会だけでなく市長部局としていじめ行為の即時停止に取り組んでいます。三権分立アプローチなんて言い方もされてましたが、ある面では2つの権力ですね。教育委員会と市長部局が牽制し合うと。お互いに隠し事ができないし、 教育委員会がなんにもしてくれなくても、監察課が何かやってくれると、そういった牽制し合う面と、一方では責任を分担し合って協力していじめ解決に取り組むという側面があるなという風に思います。いじめの対応に限らず、日々様々な業務を抱えながら子どもたちと向き合う現場の教員の皆さんにとって、やりがいを見失うことがないよう、デジタルやデータの活用、そして働き方改革などを含めて、総合的にいじめ対策の取りくみを進めていただくことが重要であり、そのためにも市長部局との役割分担が必要ではないでしょうか。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問19</strong>　市長部局にいじめ対策の部署を設置し、権限を持たせるべきと考えますが市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　いじめ問題については、まず情報を見える化することが重要だと思います。そのために、デジタルは積極的に活用したいと思っています。その上で、情報を透明化した上で、必要なことが第三者の視点を入れて対応するということだと考えています。先生の言われている監察課というのも、オーディット機能ですよね。そうやって第三者の視点を入れて対応するっていうことを仰っているのだと思います。今、そのための組織体制を教育委員会が検討しています。その取組をしっかりと後押しし、子どもたちが安心して学校生活を送れる環境づくりを進めてまいります。また、学校や教育委員会だけの取組とせず、広く子どもを守るための対応を進める必要がありますので、全市を挙げてこの取組を進めていきたいと考えています。</p>
<p>はい、ありがとうございます。 私の意見だけにしますけど、本当、教育委員会でも担いきれないんじゃないかという風に感じてます。本当私の知り合いの職員からも、EBPMとか色々やんなきゃいけない。 で、今この4月からいじめの問題で色々やらなきゃいけないことがたくさんあって、目指すものたくさんあるけど、現場の職員1人1人がもうこれ以上手に負えないぐらいになってきてしまってるという話を聞いたりもします。そういう意味では、役割を分担させていくこと、今まで教育委員会と1本の軸だったものをやっぱり2本の軸にしてあげて、これ支え合うというのが非常に重要じゃないかと思いますし、我々議員っていじめの相談受けるんですね。大体受ける時って教育委員会に言ってダメとか学校に言ってダメな時で、その先、その後行く先がないんですよね、保護者からすれば。今までは我々議員に縁があれば議員に相談できましたけど、もうそれも相談先がなくて泣き寝入りしてた人もいるかもしれません。そういう意味では、選挙で選ばれてる市長の元に、直接に、ちゃんと権限を得て、市長からの指示を受けて、いじめの対策に取り組めるという部署が、組織が、権限がちゃんと作れるかどうか。これは、保護者や子供のために重要であると同時に、現場の教職員の皆さんにとっても、負担を軽減していくと、責任を分担できるという意味で、メリットがあるという風に感じてます。色々と今ご答弁いただきました。で、教育委員会も色々と頑張ってるのはわかりますけど、やはりその第三者をどこに置くかと。いろんな第三者あると思いますので、 市長部局の中に、市長が選挙で選ばれた、そして市民を守る政治家として、ぜひですね、部署を設置していただきたいと、そういうことを検討していただきたいと要望して、次の質問に移ります。</p>
<div id="6">
<h4>６　日本一の教育都市　横浜</h4>
</div>
<p>次に、日本一の教育都市ということで伺ってまいります。教育データの活用によって子どもの学力向上を実現することは、公教育の極めて重要な仕事だと考えます。そのために、教育EBPMのさらなる推進も期待しますし、先ほどは、いじめ、不登校のリスク把握の活用も提案したところでございます。 先月には、横浜教育データサイエンスラボが発足しており、データ利活用がますます進むことを期待しています。しかしながら、データを集めるだけでなく、分析、可視化し、最終的には学校の教職員が確実に活用できるかどうかで、データに基づく施策が実現されるかどうかが左右されると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問20</strong>　学校教育におけるEBPMの進捗状況と今後の取り組みを教育長に伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　CBT、テストのデジタル化や、IRT、非認知能力や学力の伸びの見える化に取り組んできました。さらに本年６月には、一人ひとりの状況を端末のダッシュボードで可視化する「横浜スタディナビ」を稼働させるとともに、これまで独立していた様々な教育データをビッグデータとして一元管理をし、学校が活用しやすい形に加工し提供することで、一人ひとりの状況に応じた学びの実現に取り組んでまいりたいと思います。</p>
<p>ありがとうございます。昨年もですね、話したんですけど、教職員のICT指導力の問題ですね。 未だに全国平均を下回って、学校間での端末格差もまだまだあるということを伺ってます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問21</strong>　教職員の1人1台端末の活用、さらに進めるべきと考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>下田教育長</strong>　校務あるいは授業にICTを活用し、児童生徒の情報活用の能力の育成指導ができる教職員の割合を令和７年度までに95％にする目標を掲げております。令和５年度速報値で84.4％と年々上昇しています。今後も、各校の状況に合わせて、ICTコーディネーター等ICT活用の推進を担う教職員の育成、指導主事の訪問による研修の実施等に取り組み、端末の活用を更に進めてまいりたいと思います。</p>
<p>はい、運が悪くてね。使い方がうまくない先生に当たったということにならないようにしていただきたいと思います。</p>
<p>山中市長は、先の選挙におきまして、日本一の教育都市横浜という公約を掲げられました。私は、公教育の質の向上、すべての子どもたちに質の高い教育と教育環境を提供することは政治、行政の責任だと思ってますので、市長の考えには強く共感をしています。 いじめや不登校、教員の働き方改革などの課題もある一方で、先ほど質問したような学校教育におけるEBPMの推進などの先進的な取り組みも進んでいます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問23</strong>　改めて、日本一の教育都市横浜の実現に向けて、残りの任期、どのように取り組むかを市長に伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　26万人の児童生徒がいる横浜です。そこからビッグデータが生まれてまいります。このビッグデータを最大限活用することが必要だと思っております。リアルの空間、現場のリアルの空間を充実させることはもとより、デジタルの時代として、オンラインを駆使する、それから今後は、メタバース含めてバーチャルの空間を使っていくことが重要だと思います。現場、リアルのみならず、電子の空間も活用していく取組を加速させてまいります。そういったリアルのみならず、ICTを使えばグローバルとのつながり、海外とのつながりも持ちやすくなりますので、海外人材の育成等にも更に力を入れていきたいと、環境を整備していきたいと考えております。また、教育委員会だけではなく、外部の有識者の知恵や経験も必要ですから、この9月には、教員、大学、企業による共創の場として、「横浜教育データサイエンス・ラボ」を発足させました。このラボを通じまして、データの収集、分析、活用、更新、いわゆるPDCAサイクルを進めて、横浜方式の教育EBPMのサイクルの創造を加速させてまいります。</p>
<p>はい、ありがとうございます。横浜の公立小中学校に通わせたいと、そして安心して通わせられるという教育都市を目指していただきたいと思います。よろしくお願いします。</p>
<div id="7">
<h4>７　認知症施策</h4>
</div>
<p>次に、認知症施策について伺います。本市においても、2040年には高齢者の3人に1人が 認知症やMCI、軽度認知症害になると予想されています。誰もが認知症になっていくという中で、認知症と診断されてもされなくてもその人の生活は続きますし、その人らしい人生を送れる地域や社会であることが重要だと考えています。現在、48カ所の地域ケアプラザで認知症の人や家族を支えるチームオレンジがモデル実施されています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問23</strong>　チームオレンジのモデル実施から得られた成果を副市長に伺います。<br />
<strong>佐藤副市長</strong>　地域の既存のつながり等を生かして、自由で柔軟なアイデアが生まれまして、地域課題の解決に取り組み始めた事例がございます。また、認知症の方の希望に沿って、新たな活動が立ち上がり、居場所や活躍の場が広がりました。これらのことから、チームオレンジの取組を機に、子育て世代も含め幅広い地域住民の認知症に対する理解が深まってきたと感じております。</p>
<p>ありがとうございます。私もキャラバンメイトになりまして、 認知症プロジェクトに関わりながら、この認知症問題にも政策的にもしっかりと捉えていきたいという風に取り組んでいます。 </p>
<p>認知症の人や介護事業者はじめですね、自治会や商店会、医療機関、教育機関をはじめ、様々な参加者が協力をして、つながりや取り組みが広がっていくというのが今のチームオレンジの現状かなという風に思っています。このチームオレンジは、今後ですね、まちづくりの 中心となりうるような非常に意義深い取り組みになってきてるんじゃないかという風に考えていますが、 本格展開となればその重要性は一層増すと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問24</strong>　今後どのような視点でチームオレンジを展開するかを市長に伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　　認知症の方や御家族の希望や願いを大切にして、認知症であっても役割と生きがいを持って安心して暮らせる、そういう地域づくりを進めていくために、チームオレンジの取組を市内全域で展開してまいります。さらに、チームオレンジの活動を糸口に、認知症の分野にとどまらず、誰もが個性と能力を十分に発揮して、共に支え合って生きていける、共生社会の実現を目指してまいります。</p>
<p>ありがとうございます。青葉区では、7つの地域ケアプラザでチームオレンジのモデル実施が行われていて、盛んな状況にあります。すでに一部のチームオレンジの間では相互の連携や協力が必要だという意見が出ておりますし、キャラバンメイト連絡会もありますが、メイトさんの連絡会でもメイトさん同士の連携をもっと深めたいという話が出ています。そういう意味では、様々な連携が求められている今の認知症に対する地域ケアですが、結構その地域プラザ圏域とそれぞれの人の生活圏域っていうのは必ずしも一致しないとか、大体はみ出るもんですから、認知症の人たちが安心して暮らせる地域作りを目指すには、圏域にとどまらず、こだわらずですね、あらゆる地域が連携をして、チームオレンジ同士が繋がって新たなアイデアとか活動を作り出せるということが重要だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問25</strong>　チームオレンジ同士の連携を深めるためにも、区や市が積極的に支援すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　おっしゃる通りだと思います。チームオレンジ同士の連携を深めていくことが重要だと思います。それによってチームの活動が活性化することが期待されます。このため、事例の報告会や区域の連絡会などを開催して、活動内容やお互いのアイデアを共有する機会を持ってもらう、それが重要だと思います。チームオレンジ同士の連携が深まるよう支援をしていきたいと考えています。</p>
<p>よろしくお願いします。あざみ野の認知症プロジェクトで始めて、<a href="https://www.townnews.co.jp/0101/2022/09/15/641919.html">山内図書館との共同で「Dブックス」</a>っていう認知症の図書コーナー作ったんですね。それが今年度いくつかの地域ケアプラザで展開されるというところにもありますので、やっぱりちゃんと繋がってノウハウを示して共有できればいろんな活動が広がっていくと思いますんで、積極的にお願いしたいと思います。</p>
<div id="8">
<h4>８　防災</h4>
</div>
<p>次に、防災について伺います。 元日に発生した能登半島地震では、福祉避難所が一部しか開かなかったということが明らかになり、要援護者の避難や支援の課題が改めて注目されました。先日開催しましたあざみ野の認知症のイベントでは、認知症当事者の方から、「人々に余裕がない中で弱者への支援は後回しになるのではないか」というご意見が紹介されていました。本当に胸に詰まるご意見でした。 東日本大震災の調査結果では、84パーセントの避難所に認知症の人がいて、そのうち1カ所当たり平均で7.9人の認知症の人がいたという数字が残されています。当局としては、災害時要援護者支援ガイドラインガイドを作成するなど工夫をしていますが、そもそも障害者の理解や認知症の理解などが平時でも課題というところにあります。 災害時の余裕のない時に心ない態度が取られてしまう可能性や、物理的な避難所の困難に直面することも考えられます。 ぜひ市長には、あらゆる災害の想定の中で、障害者、認知症の人などに配慮した災害対策が進むよう、取り組みを進めていただきたいと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問26</strong>　まず、大規模地震発生時に災害時要援護者が安心して過ごせる体制の確立に向けた地震、新たな地震防災戦略での検討状況を市長に伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　新たな地震防災戦略では、能登半島地震で顕在化した課題等を踏まえて、現行の戦略を市民目線で検証し、重点施策や新たな取組について検討を進めております。災害時要援護者対策は、能登半島地震においても、福祉避難所の開設が進まなかったなどの課題が顕在化しておりますし、重要なテーマであると承知しております。健康福祉局などの関係部署によるプロジェクトを設置しまして、課題の解決に向けて幅広に検討を進めているところでございます。</p>
<p>ありがとうございます。日頃の防災訓練がね、やっぱ準備において非常に重要となってまいりますが、当事者の方からもですね、なかなか防災訓練に当事者が参加する機会はないんじゃないかというお話を伺ったりします。実際に防災訓練に、障害のある人、障害者の当事者の皆さん、認知症の当事者の皆さんに訓練に参加していただくことで、様々な発災時の課題を収集したり、想定したり、準備を行ったりすることが可能だと思いますし、それがひいては地域の理解促進につながるのではないか という風に考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問27</strong> 障害者の方に地域の防災訓練に参加してもらい、災害障害者等の理解促進に取り組むべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　障害者の方に地域の訓練などに参加していただくことで、障害者の方の具体的な困り事や配慮事項を理解することができ、発災時の地域ぐるみの支援につながることが期待できます。実際に障害者の方に訓練に参加していただいている地域の事例の共有や支援者や支援団体と地域とのつながり作りなどの働きかけ等を通じて、更なる訓練への参加につなげていきたいと考えております。</p>
<p>ありがとうございます。障害者の参加といってもいくつかレイヤーがあるんじゃないかと思います。やっぱりその障害者団体みたいないろんなことを想定して、本当になんて言うんですかね、いろんなマニュアル類の見直しを必要とするような領域と、ほんとに地元の地域防災拠点とか自治会の訓練に参加していくというレイヤーと色々あると思いますので、その全体的にですね、参加の機会を設けていただきたいという風に思います。</p>
<div id="9">
<h4>９　障害福祉事業所における障害者の工賃について</h4>
</div>
<p>次に、障害者、障害福祉事業所における障害者の工賃について伺います。</p>
<p>本市においても障害者の工賃向上が課題とされ、障害者プランでも工賃の向上が目指されていました。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/b5d634c30847f11a291ecf8d95ac5150.jpeg" rel="lightbox[6030]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/b5d634c30847f11a291ecf8d95ac5150-1024x576.jpeg" alt="障害者工賃" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-6048" /></a></p>
<p>これ簡単な資料ですが、令和4年度、令和5年度と少しですね、工賃は向上しているというところにありますが、まだまだ少ないと、低いと言わざるを得ないかなと思います。工賃向上の話をしますとですね、いろんな課題があってなかなか難しいんだという意見も聞こえてきますが、一方では全国平均を超えるような工賃を出しているところも出て、ありますので、私としては、まだまだ可能性があるんじゃないかと考えています。都道府県単位で工賃の目標が定められているほか、東京都では経営コンサルタントを派遣するという事業も行われています。</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問28</strong> 他都市の取り組みなど参考にあらゆる支援を講じられるのではないかと考えますが、工賃向上に向けて新たな支援策に取り組むべきと考えます。市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　障害者の方が生き生きと自立した生活を送る上で、障害福祉事業所で働く際の工賃の向上も重要な要素であると捉えています。このため、企業と事業所をつなぐ役割を担う障害者共同受注総合センターと協働し、企業から発注される業務の開拓や事業所で働く障害者の方の技術力の向上に取り組んでいきたいと考えております。さらに、事業所の経営支援に向けた専門家による研修の実施など、工賃向上への支援策を検討していきます。</p>
<p>ありがとうございます。よろしくお願いします。</p>
<p>近年では、農福連携によって高い賃金、工賃を実現する事例も増えてきている中で、農水省、厚労省も推奨し、本市でも農福連携の調査が行われ、今年度は農作業受注促進モデル事業が取り組まれています。 一方で、障害者の立場で考えますと、休憩施設を農地に設置できないなど、働きやすい環境を整備するには課題があり、法制度の緩和など行政からの支援も必要だと考えます。農業の担い手として障害者に期待が寄せられ、農福連携による賃金や工賃の向上も期待される中、障害者も農業を営む主体となります。 障害者に寄り添い、農福連携推進のための課題を解決し、誰もが働きやすい環境を整備してほしいと考えますし、障害者の賃金や工賃の向上を実現してほしいと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問29</strong> 様々な課題を乗り越えながら農福連携を進めるべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　今年度進めている農作業受注促進モデル事業の実施により、課題が明らかになると思いますので、そういった課題も踏まえ、本市の様々な制度の活用や他都市の事例も参考にしながら解決に向けて取り組んでいきたいと考えています。また、障害のある方の働きやすい環境を整えていく上で必要な法制度をはじめ、本市だけでは対応が難しい課題については、国に働きかけるなど、一つひとつ対応しながら農福連携の推進に取り組んでまいります。</p>
<p>ありがとうございます。本当によろしくお願いします。 農福連携に取り組んでる事業者の方からもですね、ぜひ障害者の立場に寄り添った施策にしてほしいというお声いただいております。今の市長のご答弁には勇気づけられる方々もいらっしゃるんじゃない かと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。</p>
<div id="10">
<h4>10　地域交通の確保</h4>
</div>
<p>次に、1つ飛ばして、地域交通の確保について伺います。新たな地域交通の確立や充実について、これまでも提案し取り組んでまいりました。おかげさまで私の青葉区で行われている青葉GO!が3期目を迎えてますが、残念ながら年度ごとにぶつ切りになってしまって、その度にですね、新たに告知したりとか労力が生じてしまうということが課題だと考えます。<br />
今後、市民の利用を促進していくには、やっぱり市民からすれば、いつでも使えるということなんか、いつか終わっててまたいつか始まってるというのはなかなか使いづらい、定着しづらいと考えますので、期間を区切らずに運行しながら改善していく方法もあるんじゃないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問30</strong>　地域への定着に向けて途切れることなく安定した交通サービスにすべきと考えますが、局長の見解を伺います。<br />
<strong>鈴木都市整備局長</strong>　これまで、一定期間で実証実験を実施した後に、効果検証を行うとともに、検証結果を踏まえた次年度の実証計画を立案してきたために、移動サービスが利用できない期間が発生する状況でございました。今後は、実証実験を行いながら効果検証を並行して行うなど、できる限り連続して移動サービスを提供し、認知度の向上や利用者の定着につなげてまいります。</p>
<p>ありがとうございます。よろしくお願いします。 令和3年度に行われた地域の総合的な移動サービスのあり方検討では、データ分析を行い、市内を6つのクラスターに分類し、その中から青葉区新石川地区が青葉GO!の対象に選ばれたという経緯もあります。今年2月に示された地域交通のさらなる充実に向けた方向性では、公共交通検疫の分布がデータで示されています。地域交通の実証実験を各地で0から繰り返していくというのは、どうしても、いつまで経っても、もう0からスタートして、0からスタートして、0からスタートしてでは、いつまで経っても交通空白地域、埋められないんじゃないかと思います。 そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問31</strong>　データによって分類した地域特性と地域交通の手段モデルを適切に組み合わせることが、地域交通の確保、速やかな確保に近道だと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　これまでの実証実験から、予約に応じてルートを決定するデマンド運行や決められたルートや時刻による路線定期運行、また、民間の送迎車両を活用した移動サービスの計３つの運行モデルの有効性が確認できております。今後、各地域との合意形成を進めるに当たって、データを用いて地域特性を分析し、それに適した運行モデルの提案なども行っていきたいと思います。交通空白地域があらわになりました。それを早いスピードで埋めていく。そのためにもゼロからの繰り返しでは、確かに時間がかかりますので、先生の御示唆いただいた提案も踏まえながら、スピード感をもって交通不便地域の解消に努めてまいります。</p>
<p>ありがとうございます。本当に地域交通の要望多いですから、ぜひよろしくお願いします。</p>
<div id="11">
<h4>11　共通投票所の導入に向けた検討状況</h4>
</div>
<p>最後、共通投票所についています。本当は市長に聞きたかったんですけど、なかなか難しいということで、選挙管理委員会事務局長に伺いますけれども、共通投票所を駅前や商業施設に作ってほしいというご要望はたくさんいただいていて、やはり近所の学校と言っても行くのは大変だという声がたくさんあります。これまでも提案続けてきました。今年度、ようやくですね、具体的な調査研究が始められています。</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問32</strong>　その経緯を選挙管理委員会事務局長に伺います。<br />
<strong>武島事務局長</strong>　コスト面においては、現在、全国的に自治体のシステム標準化が進められておりまして、この機会を利用して、共通投票所にも対応した選挙システムの導入に、国費を活用できる見込みが立ったことが一つの要因です。また、技術面の要因としては、二重投票の防止を図る観点から全投票所をネットワークで結ぶ必要がありますが、そのための無線通信の信頼性も高まってきたことが挙げられます。</p>
<p>ありがとうございます。調査結果についてこれからになると思いますが、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問33</strong>　今年度の取り組み状況や課題について事務局長に伺います。<br />
<strong>武島事務局長</strong>　現在、市内全ての投票所施設に順次出向きまして、無線電波が確実に届くか、必要な通信速度が得られるか調査中であり、現時点ではおおむね良好な結果が得られているところでございます。また、共通投票所が導入された場合、運用面において想定される課題についても研究を進めています。特定の投票所に選挙人が集中する場合の混雑対策やネットワーク障害が発生したときの対応などの課題が想定されており、引き続き検討を進めていきます。</p>
<p>ありがとうございます。ぜひですね、モデル実施とかですね、先行して取り組んでいただければと思いますし、市長にはですね、前回の市長選挙を、49.05%でした、投票率、我々の選挙は42.83%で、半分以上の市民が投票行ってませんので、ぜひ共通投票所、応援していただきたいと思います。以上で終わります。ありがとうございました。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry6030.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>子どもの意見表明機会の確保に取り組む、堺市のいじめ対策。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5952.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5952.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 18 Jul 2024 15:30:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ不登校対策支援室]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ対策]]></category>
		<category><![CDATA[堺市]]></category>
		<category><![CDATA[臨床心理士]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=5952</guid>
		<description><![CDATA[2024年7月18日堺市を訪問し、いじめ対策の一環として取り組まれている、臨床心理士による子ども本人の意向聴き取りの取り組みについてヒアリングを行いました。 市長部局に「いじめ不登校対策支援室」 堺市では教育委員会での対 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/07/20240718_113211.jpg" rel="lightbox[5952]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/07/20240718_113211-1024x576.jpg" alt="堺市いじめ不登校対策支援室" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-5955" /></a></p>
<p>2024年7月18日堺市を訪問し、いじめ対策の一環として取り組まれている、臨床心理士による子ども本人の意向聴き取りの取り組みについてヒアリングを行いました。</p>
<h4>市長部局に「いじめ不登校対策支援室」</h4>
<p>堺市では教育委員会での対策の他に、市長部局である子ども青少年局に「いじめ不登校対策支援室」を設置しています。令和4年7月に設置されていますが、検討が始まったのは同年3月頃と、スピーディーに設置が進められました。新たな部署を設置した背景にの1つには、堺市でもいじめ重大事態が発生してきたことが挙げられました。いじめ重大事態となれば教育委員会から市長に報告はなされますが、市長部局として教育委員会以外の相談窓口が必要と判断されています。また、堺市においても子どもの数は減少傾向が続いているなかで、不登校児童生徒数といじめ認知件数は増加傾向にあり、学校や教育委員会では早期の対応ができない場合があるという課題もあることから、学校以外に相談窓口が必要と考えられてきたそうです。以上のことから支援室の設置が実現し、当時同様の取り組みがなされていた、仙台市の取り組みを参考にしたそうです。</p>
<h4>相談スキームと権限</h4>
<p>支援室に相談がなされると、内容に応じて学校や教育委員会との調整が行われるようになります。<a href="https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5878.html">寝屋川市のような</a>条例に基づいた調査や是正の権限は、支援室には与えられていません。そのため、教育委員会への指示のようなことは行えず、いじめへの直接的な介入は支援室として行うことはありません。支援室から教育委員会・学校に対応を求めた案件についての、教育委員会・学校側からの対応に関する報告義務もありませんが、教育委員会や学校側が支援室のことを気にしていて、情報共有がなされることもあるそうです。また、教育委員会の週1回の定例会議に支援室も入っていて、その中で情報共有されることもあるというのが現状でした。基本的には早期発見の機会を拡大することに、力が注がれているというのが堺市の支援室の相談機能となります。</p>
<p>支援室への相談はいじめそのものの相談のみならず、「学校に相談してもいいのか」、「学校にどのように相談したら良いのか」という内容の相談や、不登校や行きしぶりについての相談もなされていると言います。支援室への相談方法は、原則メールか電話とされてきました。そのため、子どもからの相談が少ないという課題があります。2023年4月〜2024年3月の間、支援室への新規相談は144件で、保護者からが115件、子どもからは29件でした。2022年度の相談者内訳は、子ども12％、保護者71％、その他17％。2023年度の相談者内訳は、子ども20％、保護者76％、その他4％。以上の数字の通り、相談者の大半が保護者という状況が続いています。2023年度には、小学校1〜3年生に対して、支援室に相談をするための手紙を出せる用紙が配布され、子どもからの相談件数が増加しています。この結果を受けて、2024年度は小中学校全学年にたいして、手紙の用紙が配布されています。寝屋川市でも同様の取り組みが進められていますが、堺市では予算の都合上1回の配布で、職員の手作りとなっていました。</p>
<h4>臨床心理士による子どもの意見聴取</h4>
<p>上記の通り堺市の支援室に対する相談は、保護者が中心となっています。その結果、学校・教育委員会の対応内容に対する保護者からの不満を支援室が聞いて、それに対応することも多くあり、肝心の子ども自身が何を求めているのかがわからなくなることが生じていたと言います。保護者から「子どもはこうしたいと言っている」という事例では、子どもの意見に基づいて対応がとれても、そうではないケースにどう対応するかが課題となっていました。また、2023年4月には「こども基本法」が施行され、第3条では、子どもの意見表明機会の確保が規定され、子ども自身の意見を聴き取ることの重要性が高まります。</p>
<p>こうした課題と法整備のなかで、堺市では2023年5月に、臨床心理士などの専門職による、子ども自身からの聴き取り強化事業を行うことが示されます（2024年度からはいじめだけでなく、不登校も聴き取り対象に拡大）。この事業は、NPO法人「関西こども文化協会」への委託として実施されています（※こども家庭庁「学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みづくりに向けた手法の開発実証事業」採択事業）。聴き取りを行う際には、まず保護者の意向確認があり、その後子ども本人の意向が確認されて、承諾があった場合に実施されます。支援室が日程調整を行い、子どもの居住地域の近くや希望に合わせて公共施設の会議室等を借りて聴き取りが行われます。NPOからは必ず2名の専門職が入り、子どもと合わせて3名だけで聴き取りが行われ、保護者や市職員は同席しません。初年度の2023年度は、3件の聴き取りが実施され、1回あたり1時間かからないくらいの時間で聴き取りが行われています。1件に対して複数回の聴き取りが行われることもあります。</p>
<p>聴き取りが終わったあとは、子どもの許可の範囲で、NPOから支援室に相談内容の共有がなされます。その内容に応じて、学校・教育委員会と連携して、いじめの早期解消を目指して対応が取られていきます。共有された資料に基づいて、支援室から聴取員に確認を行ったり、保護者に対して子どもの様子を確認する作業が行われます。NPOの専門職は事前に弁護士から聴取方法の研修を受けるなど、スキルを身につけて対応にあたるそうですが、対応を間違えば更に子どもが傷ついてしまうのではないかという懸念を抱きます。現時点での3ケースにおいては、2件のいじめ事案は改善に向かっているということと、3件とも聴取後に子どもたちの状態が悪化するようなことは起きていないそうですが、対応内容の振り返りとともに、スキルの改善・共有、適切なアセスメントも今後の課題だと感じました。</p>
<h4>所感</h4>
<p>子どもの意見表明権、子どもの意見表明機会の確保は、法的な位置づけをもってまだ間もないながら、今後どのようにこの権利を守り、機会を実現できるかは、重要な視点として取り組まなくてはならないと考えます。堺市の臨床心理士による聴き取り事業は、まだ件数も少なく、仕組みとしては途上にあると捉えましたが、こうした新たな仕組みに挑戦することで、子どもの権利を守る方策を構築していくことは大変重要なことです。</p>
<p>聴き取り調査は前提として、子どもの意見把握ができていない場合に使われる方策であり、限定的な利用を想定されているため、昨年度は3件の実施にとどまっています。事業自体は公表されていますが、保護者や子どもが直接聴き取りを求められるものではなく、支援室が必要性を判断して聴き取りを行うというスキームになっています。一方で、学校や教育委員会、保護者といった、関係者には子どもが本音を言いづらいということも多々あると思います。第三者の関係のない大人で、聴き取りのスキルがある人に自分の考えていることを伝えることで、言語化の作業とそれに伴う自身の思考の構造化が進むことも期待されるのではないかと考えます。そういう視点からは、臨床心理士などの第三者の専門家に、子ども自身が相談し、意見を表明しながら、何が問題で、どうしていきたいかを子ども自身が把握できるような機会の拡充が、今後の取り組みの方向性として重要なのではないかと考えます。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/07/20240718_101413.jpg" rel="lightbox[5952]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/07/20240718_101413-1024x576.jpg" alt="堺市いじめ不登校対策支援室" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-5956" /></a></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5952.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>市長部局と条例で、子どもをいじめから守る。寝屋川市いじめ対策視察。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5878.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5878.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 15 Apr 2024 00:04:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ対策]]></category>
		<category><![CDATA[子どもの人権]]></category>
		<category><![CDATA[寝屋川市]]></category>
		<category><![CDATA[監察課]]></category>
		<category><![CDATA[行政的アプローチ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=5878</guid>
		<description><![CDATA[2024年4月12日、会派有志メンバーで寝屋川市議会を訪問し、寝屋川市のいじめ対策に関する視察を行いました。危機管理部監察課の職員と教育委員会事務局の職員の方々が、ご説明くださいました。 横浜市では今年3月に、中学2年生 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/436342387_1628076314713251_5035579768315940028_n.jpg" rel="lightbox[5878]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/436342387_1628076314713251_5035579768315940028_n-1024x768.jpg" alt="寝屋川市いじめ対策" width="1024" height="768" class="alignnone size-large wp-image-5886" /></a></p>
<p>2024年4月12日、会派有志メンバーで寝屋川市議会を訪問し、寝屋川市のいじめ対策に関する視察を行いました。危機管理部監察課の職員と教育委員会事務局の職員の方々が、ご説明くださいました。</p>
<p>横浜市では今年3月に、中学2年生のいじめ自死事案が公表され、議会の常任委員会や予算特別委員会において学校や教育委員会の対応の問題が議論されてきました。<a href="https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5844.html">市会運営員会では「教育行政に対する運営委員会申し入れ」が全会一致で賛成され</a>、市長に提出されています。3月の議会の質疑における答弁では、そして従来のいじめ対策のありかたとしても、教育委員会における対策に終始してきました。しかし、過去にもいじめ重大事態があった横浜市において、今回自死至る重大事態が発生したことは、教育委員会内部での対策では不十分であり、対策のあり方を見直し、市長部局側にもいじめ防止の部署や取り組みを持たせなければならないと考えてきました。教育委員会は首長（市長）から独立した組織とされているため、そこだけを捉えると、首長としては教育委員会における問題（例えばいじめ問題）は、教育委員会で対応することとされてしまいます。でもそれではダメだと考えてきました。寝屋川市では市長部局（市長の指揮監督の下にある部局）である危機管理部に「監察課」を設置し、いじめや人権問題に取り組んでいます。</p>
<h4>監察課の設置と条例の制定</h4>
<p><a href="https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kikikanri/kansatsuka/ijimeboshi/izimetaiou/index.html">寝屋川市のいじめ対策</a>の重要なポイントは、監察課の設置と「寝屋川市子どもたちをいじめから守るための条例」の制定という2つです。いじめは子どもたちの人権侵害問題であるという前提を基に、「いじめゼロ」に向けて、児童等の命と尊厳を守るため、教育委員会とは別の第三者的なアプローチを行うために、2019年10月に危機管理部に監察課が設置されました。</p>
<p>その直後に、市議会に「<a href="http://www2.city.neyagawa.osaka.jp/reiki/reiki_honbun/k217RG00000938.html">寝屋川市子どもたちをいじめから守るための条例</a>」（以下条例）提案を行い、議会で様々な議論が行われたうえで、全会一致で条例が可決。2020年1月1日から施行されています。条例の制定によって、市長の権限の明確化などが行われています。</p>
<h4>条例の特徴</h4>
<p>条例の特徴の1つは、保護者や地域住民の責務が定められ（第5条、第6条）、それぞれに対して、市のいじめ防止施策に協力することや、いじめに関する情報を市に提供することが定められていることが挙げられます。</p>
<p>そして条例の最大のポイントとも言えるのは、市長の権限を明確化している点です。市長の権限としては、調査と是正勧告があります。調査においては、市長は<a href="https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kikikanri/kansatsuka/ijimeboshi/izimetaiou/1603762335411.html">いじめ相談に応じる窓口を設置</a>するとともに（第9条）、何人も市長にいじめ防止の申し申出を行え（第10条）、市長は申出があった場合関係する児童等と保護者、学校や関係機関に対して調査を行うことができるとされています（第11条）。</p>
<p>是正勧告については、学校その他の寝屋川市の機関に対して、（1）児童等に対する見守り、（2）いじめ防止の環境整備、（3）訓告・別室指導その他の懲戒、（4）出席停止、（5）学級替え、（6）転校の相談及び支援、その他必要な措置が講じられるよう勧告することができるとされています（第13条）。</p>
<p>先立って監察課が設置されていますが、条例が制定されたことで市長の権限が明確化されています。</p>
<h4>教育的アプローチ・行政的アプローチ（三権分立アプローチ）</h4>
<p>以上のことから、寝屋川市においては教育委員会内部でのいじめ対応だけではなく、市長部局による対応が可能となっています。この2つのアプローチについて寝屋川市では、「教育的アプローチ」と「行政的アプローチ」という呼び方で整理しています。</p>
<p>教育的アプローチは従来通りの学校や教育委員会による通常のいじめ対応です。人間関係の再構築を目的とし、いじめている側といじめられている側双方を対象にしています。寝屋川市では99%のいじめ事案が解決してきたものの、人間関係の再構築には長期間を要することや、児童と教職員の問題への対応が困難というデメリットを抱えています。</p>
<p>行政的アプローチは、監査課によるいじめ対応です。人権問題として「いじめの即時停止」を目的として、被害児童・生徒と加害児童・生徒という、加害者、被害者という概念を用いて対応しています。メリットしては、短期間で判断・解決につながり、児童と教職員の問題にも対応し、是正勧告が行える点が挙げられています。人間関係の再構築が困難であるというデメリットがあります。</p>
<p>教育的アプローチと行政的アプローチの両方があることで、双方のデメリットを補いながら、それぞれが必要な役割を果たせることが、いじめの解決における大きな意義となっています。2つのルートがあることで、第三者的視点で対応の不備をチェックし、事後の検証を実施することができます。また、相談者にとっても望む解決方法を選択することが可能となります。</p>
<p>寝屋川市としては、更に「法的アプローチ」も対応策として持つことで、「いじめ対応の三権分立」という表現も用いています。法的アプローチは、まさに司法によるアプローチであり、弁護士や警察、裁判所を通じたアプローチです。責任の追求や損害の回復のために、保護者を警察や法テラス等につなぐところまでは市が支援をし、弁護士への依頼等は保護者自身が行うことになります。市は助成制度をもっていて、弁護士への相談や訴訟に関する費用等を対象に30万円の支援がなされます。過去に1件負担実績がありました。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/20240412_101614.jpg" rel="lightbox[5878]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/20240412_101614-1024x576.jpg" alt="寝屋川市いじめ対策" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-5888" /></a></p>
<h4>相談しやすい環境づくり</h4>
<p>以上のような制度を構築しながら、寝屋川市では「攻めの情報収集」として、相談しやすく、情報が集まりやすくするために、（1）いじめ通報促進チラシ、（2）メール、（3）いじめフリーダイヤル（電話相談）、（4）市公式アプリ、（5）市公式LINEアカウント、による相談が可能となっています。</p>
<p>特徴的なのが「いじめ通報促進チラシ」で、市立の児童・生徒全員に対して、毎月1回チラシが配布されています。内容としては、監査課に直接手紙が送れるようになっていて、自身へのいじめだけでなく、友達等へのいじめも通報してほしいという内容になっています。毎月チラシが配布されること、いじめ加害者が「通報されるかも」と感じることで、抑止効果も狙っていました。</p>
<p>相談実績としては、2022度については、監察課通報相談件数が151件。相談者の内訳は、被害者本人37件、保護者74件、その他40人。相談手段はチラシ56件、メール・来庁43件、電話42件アプリ9件、LINE1件となっています。2023年度は137件中、相談者内訳は、被害者本人31件、保護者74件、その他32件。手段はチラシ46件、メール・来庁23件、電話49件、アプリ16件、LINE3件となっていました。</p>
<h4>いじめ全件解決。1ヶ月で行為停止。</h4>
<p>監察課には、課長級1名、係長2名、一般事務職（ケースワーカー）5名、会計年度任用職員1名が配置されています。課を設置した当初は、総務部に特定任期付職員として弁護士が居たため監察課の課長を兼務したそうですが、すでに退職してい、現在弁護士資格所有者を募集しているところでした。</p>
<p>監察課に通報がなされると、直接被害者に監察課の職員が接触し、加害者に指導を行うことになります。学校がいじめを認知した場合は、監察課と情報共有が行われて、監察課が関与するようになります。児童等と接するにあたっては、特に資格は問わずに、ケースワーカーが対応する場合も、係長が対応する場合もあるそうです。ただし、当事者に聞き取りを行う際は保護者にも情報共有や確認を行っているそうです。また保護者から通報を受けた場合は、被害当事者だけでなく、保護者にも考えを聞いて、対応方法を検討するそうです。保護者と情報共有し、意向を確認することで、措置や対応方法を監察課が検討し、また報告することで、他の問題が生じないよう配慮し対応しているとのことでした。</p>
<p>認知したいじめについては、全件解決しているということでした。市で認知したいじめ事案の件数は、2019年度172件、2020年度169件、2021年度183件、2022年度337件、2023年度431件で、全て解決となっています。いじめ行為の停止については、「1ヶ月以内」に行為停止するよう市長から示され、計画上の目標ともされ、実際に1ヶ月以内に行為が停止されているということでした。その後は文部科学省の指針に基づいて、3ヶ月間の見守りを行い、問題なければいじめ終結となり、現在全件解決しているという状況でした。監察課としては、即時に行為を止めることが役割なので、市として1ヶ月ルールが設定されています。</p>
<h4>所感</h4>
<p>いじめ被害に関するご相談を何度も頂いてきました。私のところに相談が来る段階は、学校にも教育委員会にも相談し続けているが、どちらの対応にも問題がある等で、どうにもならなくて被害児童生徒とその保護者が行き詰まっている場合がほとんどです。その度に、どれだけの当事者、保護者が、相談先がなく、苦しんだまま卒業しているのだろうかと、胸を痛めてきました。</p>
<p>今回寝屋川市のいじめ対策を視察したのは、冒頭のとおりで、横浜市でもいじめ自死事案が発生してしまったことであり、教育委員会や学校が充分な対応をしてこなかったことに起因します。改めて2011年に大津市で起きてしまったいじめ自死事件を調べると、教育委員会が情報を隠蔽してきた問題にぶつかり、現在の横浜市とも重なる問題を感じ、教育委員会だけに任せたいじめ対策の限界を改めて感じてきました。</p>
<p>寝屋川市の取り組みの真髄は、被害当事者と保護者が頼れる先、相談できる先が、もう1つ用意されていることにあると理解しました。横浜市のように学校・教育委員会としかやり取りができないと、情報の格差があり、組織対個人という構図におかれてしまう被害者・保護者は、教育委員会がどのように対応するかどうかにその解決が左右されてしまい、今回の横浜市のいじめ自死事案のようなことになってしまいます。</p>
<p>いじめゼロを掲げた寝屋川市では、2つのアプローチが、別々の権力のもとで存在し、条例によって市長の権限が位置づけられたことで、いじめの見逃しを無くし、対応不足が生じないように制度が作られています。学校が何もしなくても、監察課が対応してくれる。学校が何もしなければ、監察課から調査され学校の問題が明るみになってしまう。この両面の機能があることで、子どもたちを確実に守ろうという寝屋川市の強い意志が、実行されるようになっています。</p>
<p><a href="https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kikikanri/kansatsuka/index.html">寝屋川市監察課のウェブサイト</a>を開くと、「監察課は必ず解決します！」というメッセージが最初に目に入ります。いじめ条例の第1条「目的」には、「この条例は、児童等の命と尊厳を守るため、いじめの防止に関し必要な事項を定めることにより、全ての児童等が健やかに成長することができる社会の実現に資することを目的とする。」と示されています。監察課設置に先立つ2019年6月に行われた新市長の所信表明において、いじめ対策の充実に取り組むことが表明された時点では、寝屋川市でいじめ重大事態が1件も発生していませんでした。それでも市長が率先していじめ対策を充実させたのは、子育て環境の改善において、子どもの人権を守ることが重要であるという視点が強かったと言います。</p>
<p>子を持つ親として、公立小中学校に子どもを安心して通わせられるかどうかと考えた際、いじめ問題は必ず頭をよぎるテーマではないかと思います。自分の子どもが被害者にも、加害者にもなってほしくないと考える保護者は多いのではないかと思います。横浜市において子育て施策の充実は大きなテーマとなっていますが、義務教育期間の公教育の果たす役割として、子どもたちと保護者を支える行政機関として、子どもの人権を守り、いじめを防止し、発生しても即座に解決できる都市であるという仕組みを、横浜市でも築いていく必要があります。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/436355550_949267163308207_2019443541142691683_n.jpg" rel="lightbox[5878]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/436355550_949267163308207_2019443541142691683_n-1024x768.jpg" alt="藤崎浩太郎" width="1024" height="768" class="alignnone size-large wp-image-5889" /></a><br />
村上順一議長がご挨拶くださいました。私も視察団代表として一言挨拶しました。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5878.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>いじめ事案に関する、教育行政に対する運営委員会申し入れ</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5844.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5844.html#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 29 Mar 2024 02:44:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[申し入れ]]></category>
		<category><![CDATA[運営委員会]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=5844</guid>
		<description><![CDATA[2024年3月26日に行われた横浜市会運営委員会では、横浜市立中学校2年生のいじめ自死事案について、市長等への申し入れを行うことが決定し、4項目の申し入れが採択されました。 申し入れの採択に先立って、各会派からの意見表明 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/03/268cb46547dd1d9e8ff6382531584440.png" rel="lightbox[5844]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/03/268cb46547dd1d9e8ff6382531584440-1024x576.png" alt="20240326運営委員会" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-5849" /></a></p>
<p>2024年3月26日に行われた横浜市会運営委員会では、横浜市立中学校2年生のいじめ自死事案について、市長等への申し入れを行うことが決定し、4項目の申し入れが採択されました。</p>
<p>申し入れの採択に先立って、各会派からの意見表明が行われ、私は立憲会派を代表して意見表明を行いました。以下は、意見表明の際の中継動画と、読み上げた文章の原稿です。発言に際して少し言い回しが異なっている部分があります。</p>
<h4>意見表明内容</h4>
<p><iframe width="300" height="169" src="https://www.youtube.com/embed/vrrz78GBFKk?si=nDJQ2uSzMaixM6ep" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>立憲民主党を代表しまして意見申し上げます。</p>
<p>2020年（令和2年）に発生した中学生がいじめにより自死した事案について、横浜市教育委員会が、いじめ防止対策推進法に違反し、重大事態への対処を怠ったことは、看過出来ない事態であると認識しています。人命軽視甚だしく、議会を軽視し、これまでのいじめ事案に関する反省もなく、生徒を守らず、教育委員会を守るための対応が進められ、極めて問題です。</p>
<p>いじめ防止対策推進法第28条に定められている重大事態への対処義務を怠ったことについては、鯉渕教育長自ら認めていることであり、また、法に則り適切に重大事態への対処へ移行していれば救えた命だったかもしれないと鯉渕教育長ご自身が認めているところです。</p>
<p>法に違反し、悲劇を招いたことは、取り返しのつかない極めて重い事態です。さらに、第三者委員会から「いじめがあった」と報告されるまで、いじめによる自死であったことを教育委員会が認識できなかったことは、教育委員会の体制が健全に機能しているのかを厳しく疑わなければならない事態であると認識しています。</p>
<p>更に、いじめ重大事態としての調査報告については12月14日に確定されているにもかかわらず、公表されたのは3月8日と3ヶ月近く経過し、議会審議日程が極めて限られたタイミングでの公表でした。もっと早く公表できたはずであり、意図的に公表を遅らせ、議会での議論を妨げる目的があったのではないかと、疑わざるを得ません。議会を軽視し、市民を軽視し、自らの罪を隠蔽する教育委員会組織の体制や、職員の意識のあり方自体が、到底子どもを守れる状態にはないと認識しています。</p>
<p>横浜市中期計画2022〜2025では、「子育てしたいまち、次世代を共に育むまち、ヨコハマ」という基本戦略が掲げられ、『戦略1すべての子どもたちの未来を創るまちづくり』では、「安心して子どもを産み育てられる環境づくり」や「一人ひとりを大切にした学びの推進」という言葉が並べられています。しかし、教育委員会が行ってきたことを見れば、保護者にとって学校は、子どもを預けるには不安の塊のような場所であり、子どもが命を失う可能性がある場所であり、子どもたちにとっては、そこにいる大人たちが、自分のことを守ってくれない場所になってしまっています。</p>
<p>「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第7条において、地方公共団体の長は、教育長に職務上の義務違反があると認める場合においては、当該地方公共団体の議会の同意を得て、その教育長を罷免することができると定められています。職務上の義務違反が明確に認められる今般の事案は、本来市長による罷免が出来ることをあらためて認識しなければならない事案です。</p>
<p>この10年間で41名もの子供たちが自死を選択し、亡くなったことも明らかにされました。私たちは、命の貴さを最も理解すべき教育委員会が、法に違反し、いじめを苦にし かけがえのない命を失うに至った取り返しのつかない重大な事態を招いたことについて、そして、この10年間多くの子供たちが自ら命を絶ってしまったことについて、教育委員会の会務を総理し代表する立場である鯉渕教育長は、本来は不信任にも値するものと認識しています。<br />
（※ 会務を総理とは、「教育委員会の会議を主宰」すること、「教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどる」こと、「事務局の事務を統括し、所属の職員を指揮監督する」ことを意味します。）</p>
<p>二度と悲劇を生まないために、いじめ防止対策推進法を順守し、いじめを苦に亡くなった子供たちが他にいなかったのか、現在もいじめを苦に自死を選択肢に悩んでいる児童生徒がいないのかどうかの総点検が必要です。また、いじめに係る係争中の案件についても、改めて調査を行う必要があります。今後、教育委員会の体制をゼロから生まれ変わらせる取り組みを進めてもらいたいですし、議会からも進めていきたいと思います。</p>
<p>以上のことから我会派としましては、市長等の責任ある対応を求めるなど、運営委員会として申し入れを行うべきであると考えています。</p>
<h4>教育行政に対する運営委員会申し入れの内容</h4>
<p>運営員会では「教育行政に対する運営委員会申し入れ」を行うことが決定し、以下の内容が委員長から諮られ採決されました。</p>
<p>１ 今回のいじめ事案についての学校現場及び教育委員会内部での対応過程に関する徹底した再調査を行い、かつ、関係法令違反が明らかになった場合には、速やかに当該教育長及び当該職員に対する処分を行うよう、市長等の責任ある対応を求める。</p>
<p>２ いじめによる自死がなかったかどうか、他の自死事案に関する調査も徹底して行うことを求める。</p>
<p>３ 今回のいじめ事案に関する議会への報告時期が遅れたことも問題である。１及び２の調査が終了し次第、速やかに市会に報告することを求める。また、重大な事案が今後発生した場合には速やかに市会に報告することを求める。</p>
<p>４ 全ての児童生徒が安心してのびのびと学校生活を送ることができるような環境を整える責任は、大人たちにある。市長、教育長をはじめとする教育行政に関わる全ての関係者が自らに課せられた責任の重大さを認識し、いじめによる自死が二度と起こることのない教育委員会と学校現場を作り上げることを求める。</p>
<p>という4項目になっています。</p>
<p>当日の運営委員会の様子は、<a href="https://gikaichukei.city.yokohama.lg.jp/g07_Video2_View.asp?SrchID=6136">こちらのリンク</a>からインターネット中継にてご覧いただけます。</p>
<p>翌日3月27日発行の神奈川新聞朝刊紙面では、記事内で私の発言が取り上げられています。Web版は有料記事となっていますが、<a href="https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1066407.html">こちらでもご覧いただけます</a>。</p>
<p>3月29日には平原副市長、伊地知副市長に、運営正副委員長から申し入れ書が渡されました。神奈川新聞にも<a href="https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1067257.html">記事が掲載されました</a>。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5844.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>令和4年第1回定例会にて、市長に対して予算関連質疑を行いました。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5243.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5243.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 28 Feb 2022 10:57:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[EBPM]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[ひきこもり]]></category>
		<category><![CDATA[イノベーション]]></category>
		<category><![CDATA[イノベーション都市]]></category>
		<category><![CDATA[サーキュラーエコノミー]]></category>
		<category><![CDATA[シティプロモーション]]></category>
		<category><![CDATA[デートDV]]></category>
		<category><![CDATA[リビングラボ]]></category>
		<category><![CDATA[不登校]]></category>
		<category><![CDATA[中学校給食]]></category>
		<category><![CDATA[図書館]]></category>
		<category><![CDATA[地域交通]]></category>
		<category><![CDATA[地域交通サポート事業]]></category>
		<category><![CDATA[夜景]]></category>
		<category><![CDATA[夜間景観]]></category>
		<category><![CDATA[特別自治市]]></category>
		<category><![CDATA[社会的養護]]></category>
		<category><![CDATA[認知症]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の人にやさしい街]]></category>
		<category><![CDATA[財政ビジョン]]></category>
		<category><![CDATA[都市デザイン]]></category>
		<category><![CDATA[都市ビジョン]]></category>
		<category><![CDATA[里親]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.fujisakikotaro.jp/?p=5243</guid>
		<description><![CDATA[2022年2月22日、横浜市会令和４年第1回定例会本会議にて、令和4年度予算関連質疑を行いました。 1　財政ビジョン 2　特別自治市 3　EBPM・事業評価・新人事給与システム・財務会計システム 4　地域交通施策について [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2022/02/d497cdef8e13690f00757655c402049d.png" rel="lightbox[5243]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2022/02/d497cdef8e13690f00757655c402049d-1024x576.png" alt="藤崎浩太郎" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-5255" /></a></p>
<p>2022年2月22日、横浜市会令和４年第1回定例会本会議にて、令和4年度予算関連質疑を行いました。</p>
<p><a href="#1">1　財政ビジョン</a><br />
<a href="#2">2　特別自治市</a><br />
<a href="#3">3　EBPM・事業評価・新人事給与システム・財務会計システム</a><br />
<a href="#4">4　地域交通施策について</a><br />
<a href="#5">5　DX（デジタル・トランスフォーメーション）の推進</a><br />
<a href="#6">6　これからの都市デザインについて</a><br />
<a href="#7">7　「イノベーション都市・横浜」の推進</a><br />
<a href="#8">8　夜間景観を生かした観光振興策</a><br />
<a href="#9">9　シティプロモーション推進における戦略的な情報発信</a><br />
<a href="#10">10　住宅の省エネ化の普及促進</a><br />
<a href="#11">11　待機児童・保留児童対策</a><br />
<a href="#12">12　中学校給食</a><br />
<a href="#13">13　次の横浜を創る政策プロジェクト</a><br />
<a href="#14">14　子どもを取り巻く暴力</a><br />
<a href="#15">15　いじめの未然防止や早期発見・早期対応</a><br />
<a href="#16">16　不登校児童生徒等に対する支援</a><br />
<a href="#17">17　教育EBPMの推進</a><br />
<a href="#18">18　若者のひきこもり支援</a><br />
<a href="#19">19　リビングラボ、サーキュラーエコノミープラス</a><br />
<a href="#20">20　認知症の人にやさしい街</a></p>
<p>という大きく20項目、全部で51の質問を、市長、副市長、教育長に対して行いました。</p>
<p><iframe width="300" height="169" src="https://www.youtube.com/embed/nQFecN6FaHk" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>以下、質問の原稿と答弁のメモです。（議事録ではないので、実際の内容とは若干言い回し等が異なります。また、一括質問、一括答弁形式ですが、編集し、質問と答弁を並べています。）<br />
=============================</p>
<p>立憲民主党横浜市会議員団の藤崎浩太郎です。会派を代表しまして、大山団長の代表質問に引き続き、順次質問して参ります。</p>
<div id="1">
<h4>１　財政ビジョン</h4>
</div>
<p>はじめに、財政ビジョンについて伺います。</p>
<p>わが会派としましても、財政運営にあたっては長期的な財政の見通しを示すことの重要性をこれまでも述べてきたところですので、長期財政推計の将来収支差や、一般会計が対応する借入金の市民一人当たりの残高が中核的な指標としてしっかりと盛り込まれた財政ビジョンが示されたことについて、その取組を大いに評価いたします。</p>
<p>財政ビジョンにより中長期的に目指すべき財政の姿を明確にし、持続可能な市政運営の土台としながら、社会情勢や財政状況の変化に応じて、中期計画の振り返りのタイミングや10年程度のスパンで総合的な評価を行い、次なるアクションに向けた具体的な取組や新たな指標を検討するなど、しなやかな財政運営が今後求められるのではないかと思います。<br />
そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問１</strong>　これからの財政運営にあたっては、「財政ビジョン」を中長期的な財政方針として揺るぎのないものとしながら、市民ニーズや時代の変化にも柔軟に対応していく必要があると考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>山中市長</strong>　持続的な財政の姿と中長期の基本方針を土台としながら、具体的な「将来アクション」の枠組みの中で、基本計画期間ごとに成果の検証と必要な改善を行います。さらに、今後10年間程度を目途に、財政の持続性の状況や将来アクションの成果を総括して、必要な改善を行うことで、持続可能な財政運営を実現してまいります。</p>
<p>先日の予算代表質問で我が会派の大山団長から、長期ビジョンのような基本的指針の考え方について市長に質問し、「2040年頃のめざすべき横浜の姿をお示しし、中長期的な視野で政策を検討する指針としたい」というお考えを伺うことができました。</p>
<p>令和4年度は財政ビジョンに、行政面の基本方針にと、横浜市の持続可能性を見据えた重要な方針が示されます。一方で歳出改革だけでなく、いかに歳入を増やせるか、いかにして本市の魅力を高め、都市の成長を実現していくかという、大都市横浜市としてのビジョン、市長のビジョンを示していくことが重要だと考えます。</p>
<p>昨年の都市整備局決算審査、経済局決算審査では、それぞれ平原副市長、林副市長にと質疑をさせていただき、経済政策、まちづくり、都市デザイン、文化、観光、脱炭素等 複合的な視点から都市経営の方向性を示すビジョン、「都市ビジョン」が必要ではないかと投げかけ、その必要性があることを両副市長からご答弁いただきました。</p>
<p>総合計画が地方自治法上義務でなくなったなかで、従来の市民憲章的な長期ビジョンではなく、市長や各区局長が、市民や企業、様々な団体と共に目指し、共に歩める、共通の目標とし、「都市ビジョン」が必要と考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問2</strong>　「2040年の横浜市の姿を示す、中長期的な政策の指針」策定に対する、市長の思い、考えを伺います。<br />
<strong>市長</strong>　本市を取り巻く環境の変化を把握するとともに、将来の課題を認識し、中長期的に取り組んでいくことは、大変重要であると考えております。また、市民や事業者の皆様と、その課題を共有し、力を合わせて解決に取り組むことが、横浜の持続的な成長・発展のために不可欠であると考えております。目指すべき横浜の姿を、皆様としっかり共有できるよう、策定を進めてまいります。</p>
<div id="2">
<h4>2　特別自治市</h4>
</div>
<p>次に、特別自治市について伺います。<br />
本市を始めとした政令指定都市は、税制上の措置不足額が政令指定都市全体で2,500億円にも上り、横浜市の財政にとって、地方自治のありかたは非常に大きな影響をもちます。</p>
<p>特別自治市制度は財政的な課題を解消するだけでなく、市の規模・能力に見合う権限と財源をもつことで、より充実した市民サービスの提供を目指す制度であります。さらに、国全体が縮小に向かう中、都市部での経済成長の可能性を最大化させ、国の経済成長にも大きく貢献することが期待できる方策でもあります。特別自治市は、大都市横浜の力を最大限発揮し、国の成長に寄与する、日本の国家戦略としても必要不可欠だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問3</strong>　歳出改革や税財源の拡充に向けた取組と併せ、国家戦略として、特別自治市の実現を目指すべきと考えますが、市長の考えを伺います。<br />
<strong>市長</strong>　歳出改革や税財源の拡充は、持続可能な市政の実現に向けて、自律的な財政運営を目指すために取り組んでいくものです。これらは二重行政の解消などによる効率的・効果的な行政運営と財源の移譲により政策展開の自由度を高め、都市の自立を目指す特別自治市につながるものであります。いずれも大都市横浜の未来をつくっていく上で、非常に重要な取組ですので、強力に推進してまいります。今後の大都市地域における高齢化の進展や社会資本の老朽化、大規模災害リスクへの対応、また日本全体の経済発展を支えるために、国家戦略として、特別自治市の実現に取り組むことが必要であり、国や国会議員の皆様にも、しっかりと訴えてまいります。</p>
<p>2月16日の神奈川県議会において黒岩知事は、特別自治市が「実現された場合に県民生活に大きな影響を与える。法制度化は妥当でない。」などと答弁され、特別自治市に対して否定的な見解を示しました。しかし、具体的な制度設計まで至っていないなか、有識者研究会での報告のみでこのような答弁をしたことには甚だ疑問です。二重行政について、「地方自治制度を根本的に見直さなければならない課題とは思えない」と発言もされていますが、人口減少社会において国全体で効率的な行政運営を行うことの必要性について、ご理解をいただく必要があると感じます。横浜市は、市会と当局が長年にわたり調査・研究を重ね、市民ともに情報共有を行い、丁寧に取り組んできています。我が会派としても、特別自治市の早期実現に向け、引き続きしっかりと取り組んでまいります。</p>
<p>さてコロナ禍は、都道府県と政令指定都市の役割についての課題を改めて浮き彫りにしました。特別自治市が実現すれば、より充実したコロナ対策も可能になると考えます。先日から首相官邸ホームページに、都道府県と政令指定都市別の、3回目ワクチン接種の接種回数や率が公表されるようになりました。政令市も70万人の静岡市から377万人の横浜市まで、規模も事情も異なるなかで、一律に回数や率だけで評価することや、ワクチン接種を自治体間競争で促進しようとする手法には疑問が残ります。昨年11月には市長から国に対し、6か月接種への前倒しの要望がなされ、その時点で前倒しが決まっていれば、もっと早く接種が進んだのではないかと思います。公表された数字からは、規模の大きい政令市ほど、接種率が低いようにも見えますし、単純に率で優劣をつけるのではなく、大都市ならではの課題などを政府にも分析をしてもらい、必要な措置を講じてもらうことも必要でないかと考えます。</p>
<p>一方で、速やかなワクチン接種を望んでいる市民も多くいらっしゃいますので、迅速かつスムーズに接種を進めることは市の責務であり、今後も市長には十分な対策を講じて頂きたいと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問4</strong>　ワクチン３回目接種において何がこれまで課題だったのか、合わせて今後の接種促進に向けての市長の意気込みを伺います。<br />
<strong>市長</strong>　１回目・２回目の際は、予約枠を超える数の接種券を発送した結果、予約のアクセスが集中して、システムのパンク等の混乱が生じました。その経験を踏まえ、３回目接種では、予約をスムーズに、かつ混乱なく行うことに主眼を置き、接種券が届き次第、直ちに予約に向かえる体制を執り、計画的に接種券の配送を行うこととして準備を進めていました。しかし、今年１月13日及び１月31日に急遽、国から接種間隔の６か月での前倒し接種方針が示されました。本格的な接種開始直前での、急な方針変更は、例えば、接種券の印刷にかかる外注業務あるいは接種券の配送の外注業務等にかかるオペレーションの変更が必要であり、対象者の多い都市ほど困難な課題となります。現在、医療関係者など多くの皆様のご協力を頂きながら、接種体制の確保や、接種券の１日も早い発送などを行っており、既に高齢者の方々には接種券の発送を終えています。市民の方からは「接種券到着後は予約がスムーズにできた」との声も頂いています。さらに、２月25日からは、接種券が届いていない64歳以下の方で、基礎疾患のある方、あるいは50歳以上の方に対して、「接種券なしでの接種」を開始するなど、対応を行っているところです。これらの取組を通じまして、今後、本市の接種率はかなりのスピードで増加に転じる見通しであり、本市の総力を挙げて、３回目の接種を推進してまいります。</p>
<div id="3">
<h4>３ EBPM・事業評価・新人事給与システム・財務会計システム</h4>
</div>
<p>次に、EBPMの推進について伺います。</p>
<p>これからの行政運営を考えれば、データを活用し、事業が本来目的としている効果を得られているかどうかについてしっかり分析する、データに基づく政策形成、EBPMの取り組み推進が必要です。私自身もこれまで提案をしてまいりましたが、市長もデータサイエンティストとして、積極的に取り組まれていくものと期待をしています。</p>
<p>EBPMの推進のためには、適切なデータを入手できるよう、作り出せるようにするために環境整備が重要だと考えています。不十分なデータで政策立案を行っても、不十分な成果しか期待できません。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問5</strong>　EBPMの推進には、適切にデータを活用できる環境を整備することが重要と考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　政策で十分な成果を挙げるためには、第一歩として、データを活用した現状把握や課題認識が必須であると言えます。そのためには、活用に適したデータを作る、また分散しているデータについては集約を行い、共有することなどが必要となります。<br />
既に医療分野では、保有するデータを集約・データベース化し、その上で分析に着手する取組も生まれておりますので、今後は、他の分野へも積極的に広げてまいります。</p>
<p>新たな財務会計システムの構築が進み、新たな人事給与システムについては、令和4年度に事業者決定が予定されています。人事と財務の情報を管理する両システムの構築は、データ活用の面でも非常に意味のあるものと考えます。厳しい財政状況において、この2つのシステムで人事給与や財務をどう管理し、持続可能な行政運営に繋げていくかが、重要になってくると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問6</strong>　新たな人事給与システム及び財務会計システムの構築という大規模なシステム投資によって何を実現していくのかを市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　人事給与システムでは、人口減少などの社会変化に伴う人材不足に対応するため、スキルや評価等の一元的な管理機能を新たに導入し、戦略的な人事管理・人材育成を実現させ、能力を最大限発揮できる組織づくりを進めます。財務会計システムについては、持続可能な市政運営の基盤となるプラットフォームとして、中期計画や予算編成、事業評価、決算といった財政情報、そして資産情報を一元的に管理・保有をし、職員の業務支援はもとより、役割に応じた経営判断に活用するなど、データに基づく財政運営や政策展開に生かしてまいります。</p>
<p>本市の事業評価について、私は以前から指標の設定の問題を指摘してまいりました。定量的な指標の重要性を訴えてきましたが、十分に取り組まれてきませんでした。背景には、評価する意思と、評価するためのデータをしっかりと作り出すという発想が不足していたことにあると考えます。<br />
必要なデータを作り、活用することの重要性を市長はよくご理解されていますので、データ活用の取り組みが格段に飛躍することが期待できます。そこで </p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問7</strong>　これから策定しようとしている「行政運営の基本方針」の方向性の中に、EBPMや定量的な指標に基づく事業評価の推進を、取り込んでいくべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　経営資源が限られている中では、データを最大限活用して、政策目標への寄与度を客観的に評価することなどにより、選択と集中を進め、歳出改革を実行していくことが不可欠です。未来志向の政策推進と歳出改革の両輪による持続可能な市政の確立に向けて、「行政運営の基本方針」の中に、その考え方を取り込んでいきます。</p>
<div id="4">
<h4>4　地域交通施策について</h4>
</div>
<p>次に地域交通施策について伺います。</p>
<p>超高齢社会を迎えた横浜市において、免許返納の増加なども捉えながら、買い物や通院等の生活に困らない地域交通の充実は、地域の重要な課題です。</p>
<p>地域交通施策として、道路局で実施している地域交通サポート事業を中心に取組が展開されてきました。地域住民の発意によって、行政のバックアップのもと、地域が具体的に取組み、持続性のある自立した運行を目指すものです。事業開始以来多くの実績を残している一方で採算性の課題から取り組みを断念されたり、そもそも取り組みへのハードルの高さから断念しているケースもあるときいています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問8</strong>　地域交通サポート事業に対する評価について市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　これまで、バス路線の新設やワゴン型乗合交通など、市内17 地区で本格運行を実施しており、一定の成果を挙げてきたと考えています。今後は、多様化するニーズや、小規模な移動需要にも対応できる、デマンド型交通の導入など、新たな移動サービスの構築にも取り組んでいきます。</p>
<p>高齢化の進展など、社会状況の変化により、地域の移動ニーズも変容しています。変化に対応するために、政策局、都市整備局、道路局の3局でそれぞれ新たな地域交通を模索するための実証実験を進めていく予算が計上されています。実証実験を行うにあたってのポイントとなるのは、検証可能なデータの取得と活用ではないでしょうか。</p>
<p>モデル事業からデータを取得し、横浜市の持つ既存のデータや、GISを用い、それぞれのデータを活かしながら、事業の可能性の見通しを立てることや、需要予測の分析につなげられる可能性があると考えます。</p>
<p>地域交通のデータ活用が進めば、移動サービスの設計から施策・政策立案に至るまで、様々なエビデンスにもなり、地域交通課題の解決に向けた大きな推進力になると期待できます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問9</strong>　地域交通施策の推進に向けて、しっかりとデータ活用すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　多様なニーズに対応する移動サービスを創出する上で、データの活用は重要であると認識しております。現在、人口密度、地形、バス停の位置、店舗や病院の施設密度などの客観的データを用いた地域特性の分析、そして、移動ニーズの把握に向けた、移動に関する供給側と需要側へのアンケート調査などを行っております。今後も引き続き、携帯電話の位置情報の有効性の検証など、データの更なる活用法についても、しっかりと検討を進めてまいります。</p>
<p>地域交通から得られるデータのみならず、敬老パスのIC化から得られるデータ等、公共交通全体でのデータ活用も検討していただき、交通分野からの脱炭素化のアプローチにつなげていただくことを要望し次の質問に移ります。</p>
<div id="5">
<h4>5　DXの推進</h4>
</div>
<p>次にDXの推進について伺います。今回示された横浜DX戦略の骨子案は、意欲的な内容で市長の意気込みを感じますし、横浜市のDXのさらなる推進に期待をしています。</p>
<p>この戦略を確実に遂行するためには、推進体制の充実が欠かせないと考えますが、今回、DX推進の司令塔であるデジタル統括本部が100名を超える体制になるということで、望ましいことと考えます。一方、郊外部におけるデジタルタウンの推進や、各局での推進には、区・局の体制強化が必要です。巨大な横浜市役所が全庁挙げて推進するには、統括本部だけの強化では対応しきれないのではないでしょうか。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問10</strong>　戦略の実現には区局の体制強化も必要、と考えますが市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　まずは区局にデジタル・デザイン担当を置き、民間人材も活用したＹ－Ｔｅｃｈチームが支援を行います。また、デジタル区役所となるモデル区では、現場職員を中心とするプロジェクトチームを、コンサルタントなどで支援し、成功事例を生み出せる環境を整えます。さらに、デジタル職の採用と育成を進め、専門人材の区局への配置も順次進めてまいります。</p>
<p>市民とともにDXを進めるには、市民にとってのメリットを示していただくことも重要です。ヘルシンキのスマートシティプロジェクトでは「One more hour a day」というビジョンが掲げられ、1日あたり1時間を生み出せる、スマートなサービス提供が目指されていました。</p>
<p>例えば、オンライン手続きを利用すると、移動や待ち時間に1時間必要だったものが、5分で済みますよ、といった市民と共有できるDXの目標や成果を伝えていくことが、DXの意義をわかりやすく理解していただく工夫も大事ではないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問11</strong>　ＤＸの目標や成果の見える化を進めるべき、と考えますが市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　ＤＸはユーザー中心の変革であり、手続や処理に関わる時間をどれだけ短縮できるかなど、市民の皆様が実感できるよう、成果を見える化して、チャレンジをしていくことが大切です。今後、戦略を策定していく中で、目指すべき目標を、市民の皆様に分かりやすくお伝えすると共に、職員にもしっかりとお示しすることで、ＤＸの取組を加速させていきます。</p>
<p>戦略では、UX、ユーザーエクスペリエンスが4つの視点に組み込まれ、ユーザーの視点を重視していることが示されています。市民向けでも、内部の職員向けでも、ユーザーがどのように感じて、そのサービスを利用しているのか、常に考える必要があります。しかし、本市に限らず行政組織では馴染みが薄い考えで、UXを重視して取り組むことは簡単ではないと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問12</strong>　ユーザー中心をしっかりと徹底していくための取組について市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　ユーザー中心のデザイン思考の考え方を、研修やｅラーニングなども活用して、庁内に浸透させます。また、デジタル区役所となるモデル区の実証では、現場中心のプロジェクトで課題を浮き彫りにして、共創などによりアイデアを募り、テストと修正を重ねるなど、デザイン思考のプロセスの実践を庁内に共有することで、ユーザー中心の取組を横展開してまいります。</p>
<div id="6">
<h4>6　これからの都市デザインについて</h4>
</div>
<p>次にこれからの都市デザインについて伺います。</p>
<p>DX戦略の方向性の参考資料から、デジタルデザイン室を始動するにあたり、都市デザイン室がこれまで50年果たしてきた役割を評価し、比肩する組織として立ち上げようという意思が伝わってきます。</p>
<p>1971年、高度成長期を迎えた横浜市は、人口が急増し、開発が進むなか、市民と都市の豊かさを実現するために都市デザインに取り組み始め、50年間に渡って横浜を代表する港の景観形成や、水や緑を生かした住環境の整備等が進められ、横浜の魅力を高める上で、大きな成果を上げてきたと思います。</p>
<p>一方で本市は現在人口減少局面を迎え、みなとみらい21地区の開発が概成するなか、従来の成長拡大に合わせた都市デザイン行政は役割を変えて、新たな時代に対応した都市デザインに転換し、選ばれる都市横浜の魅力づくりにおいて役割を担ってもらいたいと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問13</strong>　これからの時代、どのような視点をもって都市デザインに取組んでいくのか、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　横浜は全国に先駆けて都市デザインに取り組み、美しさや潤いなどが感じられ、魅力ある都市空間を形成し、多くの他都市からも注目をされてきました。今後、本格的な人口減少を迎えるなど、社会が大きく変化する中においても、市民の皆様が、横浜への愛着を持てるまちづくりが重要であり、都市デザインの果たす役割は極めて大きいと考えています。このため、未来を見据えた新しい都市デザインの在り方を、体制づくりを含めてしっかりと検討してまいります。</p>
<div id="7">
<h4>7　「イノベーション都市・横浜」の推進</h4>
</div>
<p>次に「イノベーション都市・横浜」の推進について伺います。</p>
<p>持続可能な市政運営のためには「歳出改革」だけでなく、税収を確保、増加させていくことも、市民サービスの安定的な供給に欠かせない要素です。本市の経済成長を描く「イノベーション都市・横浜」の推進が担う役割は大変重要です。スタートアップ企業を多数創出し、成長が期待される企業を横浜に集積させていくには、施策の充実も欠かせませんが、福岡市長や渋谷区長のように、市長自らがプロモーションを行い、リーダーシップを発揮することが重要ではないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問14</strong>　イノベーション都市・横浜の推進に向けた決意について、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　長引くコロナ禍で、人々の暮らしやビジネスモデルの変革が求められています。このような時代にこそ、新たな挑戦を促し、未来の希望を作り出す必要があります。そのために、私が自ら先頭に立って、領域や固定観念を越えて、デジタル変革や脱炭素といった新しい社会課題に挑む「イノベーション都市・横浜」を推進することで、横浜の力強い経済成長を実現してまいります。</p>
<p>「稼ぐ」ことを目的とする事業ですから、市内経済へどんな影響があるのか、数値的に把握可能な指標が必要だと考えます。企業誘致では、雇用や税収増といったような効果を把握してきていますので、イノベーション都市・横浜においても、定量的に把握できる指標を設定すべきと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問15</strong>　イノベーション都市・横浜の推進に向けた指標設定の考え方について、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　令和元年度から３年間で、支援したスタートアップに対する投資額の累計が目標の100億円を超え、119億円となりました。こうした実績も踏まえ、次期中期計画等の中で、投資額の目標の更なる積上げや、雇用の場としてのスタートアップの創出など、事業の成果を定量的に把握するための指標設定を検討していきます。</p>
<p>横浜市は公民挙げて、失敗を恐れずイノベーションを起こしていく都市であるという、ブランディングにつなげていただきたいと思います。オランダのアムステルダムはサーキュラー・エコノミーの先進的な都市としてブランディングに成功し、国際的な評価も得ています。本市もこうした海外の都市に学ぶことが多いと考えます。</p>
<p>オープンイノベーションの推進において、海外諸都市との連携が重要です。海外事務所を始め様々なネットワークを活用し、海外からオープンイノベーションの活力を呼び込みながら、イノベーション、SDGsに取り組み、成果を挙げている都市として、国際評価を高めていくことが、本市の成長戦略として必要ではないかと考えます。予算案では、海外のスタートアップ・エコシステムと、横浜のオープンイノベーションのプラットフォームの連携促進等に係る新たな予算が計上されています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問16　</strong> 海外活力の取り込みによるオープンイノベーション・SDGsの推進　にどのように取り組んでいくのか市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　海外では、産官学連携してイノベーションを起こす仕組み、いわゆるエコシステムの活動が活発に行われていると、私も認識しています。「選ばれる国際都市横浜」として、オープンイノベーション・SDGsを進めるため、海外事務所を活用した海外からの活力の取り込みを、今後も継続的に推進します。</p>
<p>コロナ禍が長期化し、市内経済は依然として不安定な局面が続いています。こうした状況下では、市内事業者の皆様が安心して事業を継続できるよう、粘り強く支援していくことが必要です。</p>
<p>一方でコロナ禍はDXの加速を促しました。市長の打ち出した温室効果ガス排出削減目標50%の達成には、グリーンニューディールの取り組みも欠かせません。中長期的に横浜の産業構造に大きな変化が必要となりますし、アフターコロナの経済成長の姿を描いていく上で、極めて重要な視点だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問17</strong>　アフターコロナにおいて、横浜の産業構造の変化を見据えた経済施策を行うべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　横浜の産業構造は、石油・石炭産業の脱炭素化や、ＩＴ、医療・福祉、サービス業など高付加価値創出型産業のイノベーション志向が進むものと考えています。こうした変化を見据え、グリーンやデジタルなどの成長分野において、オープンイノベーションを活用した新技術の開発や、新たなビジネス創出に取り組むことで、横浜経済の持続的な成長・発展を目指します。</p>
<div id="8">
<h4>8　夜間景観を生かした観光振興策</h4>
</div>
<p>次に、夜間景観を生かした観光振興策について伺います。</p>
<p>横浜市の観光施策の課題として、宿泊客数の少なさや、日帰りが9割という指摘がなされてきましたが、交通利便性の高い首都圏の観光地として、港町の歴史や、文化芸術、エンターテインメントを目的に、日帰り観光客が大勢訪れることは大いに歓迎されることでもあります。</p>
<p>一方で、日帰り観光を市内経済の活性化につなげるためには、滞在の長時間化と、消費額の向上が課題となります。今後DMOの設立を通じて、地域の事業者と連携しながら、観光コンテンツのブラッシュアップが期待できると思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問18</strong>　観光を経済政策として、横浜ならではのコンテンツを観光消費につなげていくべきと考えますが市長の見解をお伺いします。<br />
<strong>市長</strong>　横浜には夜景を含めた港を囲む景観、歴史的建造物、多彩な文化芸術、集積が進む音楽ホールでのエンターテイメントなど、様々な魅力的な観光資源がございます。ＤＭＯを中心として、こうした資源をつなぎ合わせることで更なる街の魅力を創出し、回遊性の促進、横浜の観光消費につなげ、持続可能な都市の発展を実現してまいります。</p>
<p>ナイトタイムエコノミーの重要性については、これまでも積極的な取り組みを求めてきました。コロナ禍で観光産業は厳しい状況が続いていますが、横浜の観光コンテンツの魅力の１つである夜景を活かしていくことは、コロナ禍で近距離の観光ニーズが高まったなか、「ヨルノヨ」に大勢の方が訪れたように、今後ますます重要性を増すと考えます。</p>
<p>一方で、夜景は無料で見られます。インフラを整備し、コンテンツを用意しても、消費につながらなければ不十分です。公園や歩道などの公共空間における照明演出や、イベントなど民間事業者が力を発揮する夜間演出において、公民がともに共通のイメージを持って取り組み、観光客の動線を作り出し、横浜ならではの魅力的で個性的な夜間コンテンツを、消費につなげていく必要があります。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問19</strong>　都心臨海部のより魅力的な夜間景観の形成に向けて、どのように取り組んでいくのか市長に伺います<br />
<strong>市長</strong>　より魅力的な都心臨海部の夜間景観の目指すべき方向性や、形成する上での指針・配慮事項などを示したガイドラインを、夏までに策定いたします。このガイドラインを活用し、現在の夜間景観を生かしながら、公民連携してより一層、魅力的な景観形成を進めていくことで、にぎわいの創出と夜間の滞在人口の増加につなげてまいります。</p>
<div id="9">
<h4>9　シティプロモーション推進における戦略的な情報発信</h4>
</div>
<p>次に、シティプロモーション推進における戦略的な情報発信について伺います。</p>
<p>来年度シティプロモーション推進室が新設され、市民局広報課、政策局報道担当、文化観光局魅力づくり室が１つの部署となり、これまで以上に情報発信が強化されることを期待しています。しかしながら、組織が一つになっても、それぞれの担当が従来どおり別々に動いていたのでは意味がありません。これまでそれぞれの部署が蓄積してきたノウハウや強みを集結して、組織が一つになることの効果を最大限発揮し、情報発信力を強化してほしいと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問20</strong>　シティプロモーション推進室で、複数部署が一体となることの効果をどのように生み出していくのか、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　シティプロモーション推進室を設置することで、広報・報道・プロモーションに関する指揮系統を一元化し、総合調整機能を担うことで、区局を横断した効果的でタイムリーな発信を目指すことが可能になります。さらに、それぞれの部署が持つ強み、例えば「広報よこはま」やテレビ・ラジオなどの多様な媒体の活用、報道機関とのネットワーク、プロモーションのノウハウ、それらを融合させることで、きめ細かで効果的な情報発信を展開します。</p>
<p>千葉県流山市では、都内のターミナル駅のデジタルサイネージに「母になるなら、流山市。」というキャッチコピーを流し、まちの魅力を伝えるキャンペーンを展開しています。その結果、人口が増加し、特に30代・40代の子育て世代の転入者が増えています。流山市では、この取組にあたって、目標設定や効果測定を行うなどシティセールスプランに基づいて進めてきたと聞いています。本市でも、新設されるシティプロモーション推進室で、広報戦略の基本方針を策定して情報発信を進めていくとのことですが、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問21</strong>　基本方針の内容と策定方法について、林副市長に伺います。<br />
<strong>林副市長</strong>　本市の情報発信の現状分析や課題整理を行った上で、ターゲット設定や情報を届けたい人に合わせた媒体選択、ＳＮＳやデジタルプラットフォームなど、デジタル技術の活用を盛り込んだ基本方針をまとめていきます。策定に当たっては、庁内関係部署による検討のほか、情報発信に知見のある民間のコンサルタント等に調査やアドバイスを委託することも考えています。</p>
<p>区役所などの公共施設では、市や区の事業に関する紙のチラシがずらりと並んでいますが、必要な人、対象となる人にどれだけ届いているのかが課題ではないでしょうか。スマートフォンでの情報取得を容易にすることで、リーチしやすくなる層も広がっていますし、紙媒体が有効な場面もあります。</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問22</strong>　より多くの人に情報を届けるため、情報発信において一層のデジタル化を進めるとともに、メディアミックスを展開していくことが重要だと考えますが、市長の考えを伺います。<br />
<strong>市長</strong>　情報を届けたい人に的確に伝わるよう、マスメディアとＳＮＳのほか、紙媒体も含めた複数のメディアを組み合わせるなど、効果的な発信に取り組んでいきます。また、各区局の職員がデジタル媒体を活用しやすくすることや発信の質を高めるため、庁内での相談や研修などを通じた支援を強化します。</p>
<div id="10">
<h4>10　住宅の省エネ化の普及促進</h4>
</div>
<p>次に、「住宅の省エネ化の普及促進」について伺います。</p>
<p>市長の掲げた、2030年に50%の温室効果ガス排出削減目標実現には、従来の延長線を超える更なる対策が必要になります。私は特に、市内の二酸化炭素の排出量の約1/4を占める家庭部門、とりわけ住宅の省エネ化の普及促進を図ることが必要と考えます。</p>
<p>国では、2025年度以降に新築される、住宅を含む原則すべての建築物を対象に、現行の省エネ基準への適合を義務付けるとしています。また、2030年度以降に新築される建築物に、ZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能を確保することを目指し、今後、省エネ基準を段階的に引き上げていくとしています。さらに、住宅性能表示制度において、省エネ基準を上回る断熱等級を設定するとしています。</p>
<p>このような国の動きを見据えつつ、「Zero Carbon Yokohama」の実現に向け、一歩踏み込んだ、住宅の省エネ化の取組が求められると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問23</strong>　住宅の省エネ化の普及促進に向けた考え方について、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　最高レベルの断熱性能を持つ住宅の新築・改築への補助制度を新たに始めるとともに、入居後のエネルギー使用量などのデータを活用して、省エネ住宅の効果を市民の皆様に広く周知いたします。併せて、設計・施工者の技術力向上の取組を支援することで、「健康」「快適」「経済性」を兼ね備えた省エネ住宅の普及を目指してまいります。</p>
<p>住宅の省エネ化を担う建築士事務所を対象として、国が、昨年2月に実施したアンケートによると、計算などによって省エネ基準への適合を確認できる建築士の割合は、5割から6割程度にとどまっています。</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問24</strong>　住宅の省エネ化には、市内の設計者や施工者のうち、ひとり親方をはじめ、現場の職人さんや協力業者が取り残されないようにする必要があると考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　省エネ基準の適合義務化に対応するため、ひとり親方をはじめとする設計・施工者を対象とした、省エネ計算や断熱施工に関する技術講習会を開催して、技術力の一層の向上を図ります。</p>
<p>脱炭素化に向けた国や横浜市の動きが加速する中、住宅の省エネ化はこれまで以上に大きな需要が見込まれる成長分野になると考えられます。この機会をしっかりととらえ、脱炭素化の実現とあわせ、横浜経済の持続的な成長の原動力としていく必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問25</strong>　住宅の省エネ化を市内経済の活性化につなげることが重要と考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　省エネ住宅の効果を市民の皆様に広く周知することで、省エネ住宅の新築や改修の需要を高めていきます。併せて、市内の設計・施工者の競争力を強化していくことで、省エネ住宅の需要を取り込み、市内経済の活性化につなげていきます。</p>
<div id="11">
<h4>11　待機児童・保留児童対策</h4>
</div>
<p>次に、待機児童・保留児童対策について伺います。</p>
<p>新年度予算の柱に「すべての子どもたちの未来を創るまちづくり」が掲げられ、その施策の一つである待機児童対策については、1,290人分の受け入れ枠確保予算が計上されました。</p>
<p>また、2,842人となった保留児童についても対策を図るため、昨年12月に区局職員からなる「保留児童対策タスクフォース」を設置し、今年4月の保留児童の分析に向けて、調査や分析の方法を庁内で議論していると伺っています。そこで、改めて、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問26</strong>　保留児童対策タスクフォース設置のねらいについて、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　施策の推進に当たっては、データを集めて分析し、情報を公開して、オープンな議論をしていくことが必要であると考えています。現場を良く知る局区の職員により、保留児童の詳細な分析を行い、市民の皆様にお伝えするとともに、保育を本当に必要とする保護者の皆様がご利用できるよう、取組を迅速に進めてまいります。</p>
<p>待機児童・保留児童の解消にあたっては、分析の結果も踏まえつつ、保育ニーズの高い1・2歳児を中心とした受入れ枠確保をしていく必要があります。一方で、認可保育所及び幼保連携型認定こども園における定員割れは、令和３年４月時点で475園2,129人となっており、定員割れ人数の90％が０歳児と３歳から５歳児が占めています。</p>
<p>横浜市では、これまでも、保育所の１歳児・２歳児の定員増など既存の保育・教育施設の活用を進めていますが、就学前児童数が本市でも減少傾向の中で、施設が安定的な運営を継続できるよう、より一層、利用ニーズと各施設の定員のミスマッチを解消する取組を進めていく必要があります。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問27</strong>　保育ニーズのミスマッチ解消に向けた更なる取組について、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　１歳児の受入枠を拡大するため、これまでは保育所等で定員割れしている０歳児枠を削減した場合に補助を行ってきました。令和４年度からは、３歳から５歳児枠を削減した場合にも補助を行います。また、老朽化した設備等への新たな改修費用の補助について、１・２歳児の定員を拡大する場合に加算を設けるなど、既存施設の活用をより一層、進めてまいります。</p>
<p>　認可保育所など乳幼児が利用する施設は、受入れ枠を拡大するだけでなく、利用者の利便性を向上させる取組も必要です。また、利用者の増加に伴い保育の現場の負担も増大しています。デジタル化を導入することで保育士等の負担軽減をはかり、教育・保育の質の向上に専念できる体制を整備することも必要です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問28</strong>　デジタル化による保育・教育施設の負担軽減に向けた取組について、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　給付費の請求については、現在は毎月、職員の雇用状況や、事業毎の運営状況に関する複数の書類を郵送により提出していただいています。これを、今年の６月からは一部の施設で試行的に、そして令和５年度からは全園でオンラインにより手続ができるようにいたします。これにより、事務処理の時間や郵送の手間を大幅に削減することが期待されます。</p>
<div id="12">
<h4>12　中学校給食</h4>
</div>
<p>次に中学校給食について伺います。</p>
<p>中学校給食の全員喫食化は、私自身も、会派としても重要な政策課題として実現を求めてきました。横浜市が子育て・教育の視点で選ばれ続けるためには、重要な事業です。令和4年度には庁内検討体制として、中学校給食の専任体制を設置し検討を進めることが示されました。</p>
<p>先日の予算代表質疑において、我が党の大山団長より、専任体制の概要や設置のねらいを伺ったところですが、公約の実現に向けて、様々な課題を乗り越えて着実に検討を進めていきたいという、山中市長の強い決意が伝わりました。</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問29</strong>　新たに設置される専任体制での検討内容について、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　日本最大の生徒数を抱える本市で、供給体制をどのように確保するか、あらゆる手法を選択肢に課題の整理や実施スケジュール等を検討してまいります。また、本市の中学校は給食を行うことを前提としたつくりではないため、学校内の設備の改善も検討してまいります。併せて、給食の更なる質の向上を図るとともに、「魅力を伝える広報」にも力を入れて取り組んでまいります。</p>
<p>山中市長就任前からも、中学校給食に関しては様々な検討や議論が行われてまいりましたが、大変残念ながら、「全員喫食は実施しない」という前提に立ったうえでの検討だったのではないかと思います。是非、山中市長の強いリーダーシップのもと、新たに設置する専任体制で、「全員喫食を実施する」という前提に立った、前向きな検討を着実に進めていただきたいと思います。</p>
<p>検討にあたっては、自校方式や親子方式、センター方式、現在のデリバリー方式も含め、あらゆる手法を再検証することと同時に、生徒や保護者の皆様のニーズを汲み取り、施策に反映させる必要があります。</p>
<p>そのために、年度内にアンケート調査を実施して結果を取りまとめる意向を示されていましたが、大きな政策判断の根拠になる重要なアンケートです。一刻も早く全員喫食を実現してほしいという市民の声も多く、我が会派としても早期の実現を望みますが、市民の皆様のご理解をいただき、市会で前向きな議論を行い、多くの方が納得する内容となるよう、十分検討したうえで実施する必要があると思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問30</strong>　新たに実施するアンケートは、質問項目や実施時期など慎重に検討したうえで実施すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　新年度にはさくらプログラムの全校実施が予定されており、利用が進むことが想定されます。その時点での最新の状況及び生徒や保護者の最新のニーズを把握する必要があると考えております。そのため、質問項目の精査など準備を進めてまいります。</p>
<p>アンケートを実施する際には、「全員喫食を実施する」という方針を踏まえた中学校給食のあり方を示したうえで、生徒や保護者のニーズを聞き取っていただき、専任体制のもと前向きな検討を行っていただくことを要望し次の質問に移ります。</p>
<div id="13">
<h4>13　次の横浜を創る政策プロジェクト</h4>
</div>
<p>次に「次の横浜を創る政策プロジェクト」について伺います。</p>
<p>「次の横浜を創る政策プロジェクト」の検討においても、都市ビジョンのような将来の方向性に基づき、検討を進めていくことが大切です。人口減少の兆しが見える中、持続可能な市政運営を実現するためには、生産年齢人口を維持すること、そのために、20代から30代を中心とした子育て世代を呼び込み、本市への定着を促すことが特に重要だと考えます。</p>
<p>あらゆる自治体が子育て支援策の充実に取り組んでおり、先程上げた流山市は、昨年の人口増加数が全国1位となり注目に値します。一方で、どの自治体も取り組む課題であるため、他都市との差別化を図ることはなかなか難しいのが現状であり、子育て世代の転入・定着の促進はそう簡単な話ではありません。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問31</strong>　子育て世代の呼び込みに効果的な施策を検討する上で重要とする考えを、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　転出入の事由や居住地の選択理由などを詳細に分析し、人々が居住地を選択する際に影響を与える要素を見極めていくことや、人口が増加している都市の特徴的な施策を、本市の施策と比較分析することなどにより、多角的な視点で検討することが重要であると考えています。</p>
<p>人を呼び込むためにはまちの魅力を高めることが大切であり、その点において、これまで私は、図書館の機能に注目してきました。</p>
<p>これまでも本市図書館は、市民の教育と文化の発展に寄与してきましたが、人口比で図書館数や蔵書数が政令市最低など課題を抱えてきました。今日の図書館は、法で定められた機能だけでなく、地域課題の解決や交流、学びの場としての機能が付与され、来街者の増加につながる拠点にもなっています。</p>
<p>神戸市では人口誘引の施策として、新たな図書館整備が行われています。大和市のシリウスは年間300万人が訪れますし、明石市の図書館は子育て支援拠点として表彰され、「子育てしやすいまち」という市の評価にも貢献しています。図書館が人口や経済に貢献するものとして整備をされています。</p>
<p>本市においても、図書館を魅力的な人口誘引施設として、また、都市のブランディングにも貢献する施設として捉え直し、一区一館という考え方の転換も含め、多くの人に選ばれるまちづくりの核として検討していただくことが必要ではないでしょうか。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問32</strong>　まちの魅力を高め、人口を誘導する方策として、図書館の新増設を検討すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　市民生活を豊かにする読書活動や、市民の課題解決を支えるため、本市の図書館は蔵書の充実や施設・設備の老朽化等への対応が急務です。一方、近年は、特色ある図書館をまちづくりの中心に置く都市も増えております。人口誘導策を検討する中では、まちの魅力・特色を考える必要もございますので、今後の図書館の再整備や新増設の在り方について、次期中期計画の中で検討してまいります。</p>
<div id="14">
<h4>14　子どもを取り巻く暴力</h4>
</div>
<p>次に、子どもを取り巻く暴力について伺います。</p>
<p>警察庁の統計によると、令和３年１月から12月までの１年間で、子どもへの虐待の疑いがあるとして警察が児童相談所に通告した18歳未満の子どもの数は過去最多を更新し、虐待の相談件数の増加に歯止めがかかりません。</p>
<p>コロナ禍の長期化で、虐待に悩む保護者も多いと聞きます。子どもたちを暴力から守り、保護者の悩みに寄り添うことも、行政として取り組むべきコロナ対策の1つではないでしょうか。子どもへの虐待要因は、家族間のストレス、住居や経済的な問題、親子の孤立など、さまざまです。子育てをする中で生じる不安や寂しさは、けっして特別なものではありません。虐待をする保護者と子どもには、周囲の温かい支えと適切な支援が必要です。</p>
<p>予算案においては、新たな児童相談所整備など、児童虐待対策をより一層推進するための様々な施策が盛り込まれています。そこでまず、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問33</strong>　こどもを虐待から守るために、令和４年度はどのような取組みを実施するのか、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　鶴見区で新たな児童相談所の整備に着手するとともに、全ての区役所にこども家庭総合支援拠点を整備するなど、子どもを虐待から守るだけでなく、家族全体を支えるための取組をより一層推進していきます。また、ＳＮＳや動画を活用して、子ども自身や子育てに悩む保護者に直接届くような広報を推進するなど、体罰等のない社会の実現に向け、全力で取り組みます。</p>
<p>児童虐待やＤＶなど、子どもを取り巻く暴力は、世代を越えて連鎖するという課題があります。その連鎖を断ち切るためにも、交際相手からの暴力、いわゆるデートＤＶ防止の取組は重要です。デートＤＶは、10代の交際では３組に１組で起きているとも言われ、その形態も、身体的な暴力だけでなく、「友人関係を制限する」「スマホのデータを消す」「借りたお金を返さない」など様々です。予算案には新規事業として、「デートＤＶ防止モデル事業」が計上されていますが、そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問34</strong>　デートＤＶの現状認識と、令和４年度の取り組みについて、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　デートＤＶは、言葉や態度で相手を傷つける行為や過剰な行動制限など、交際関係が深まる中で生じやすく、若い世代に身近な暴力といえます。また、本人も気づかないうちに被害が深刻化しやすい傾向にあります。ＤＶや虐待等の暴力の連鎖を断ち切るためにも、本人や周囲の大人が問題に気づき、相談や具体的な支援につなげていくことが必要です。そのため、令和４年度は、デートＤＶ防止の総合的な推進体制の構築を目指して、「予防教育」、「相談」、「被害・加害者支援」、「広報啓発」の取組を一体的に推進していきます。</p>
<p>暴力を受ける子どもの中には家庭では生活ができず、児童養護施設や里親等の社会的養護が必要な子どもがいます。国でも、家庭養育優先の理念が示され、里親委託の推進が示されてきました。一方で、個別に配慮が必要な子どもが増加することで、施設等での受け入れ体制の確保が難しくなっていることや、里親等の受け皿が不足しているという課題があります。暴力から子どもを守り、子どもの育ちを保障するためには、社会的養護体制の充実が喫緊の課題だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問35</strong>　社会的養護体制の充実に向けて令和４年度をどう取組んでいくのかを、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　地域小規模施設の職員の負担を緩和するため、新たに補助職員を配置します。また、全ての施設を対象に職員の処遇改善を実施します。子どもを受け入れる里親を増やすため、認定前研修や広報啓発も強化します。引き続き、子ども一人ひとりの状況や考え方を尊重し、子どもにとって最善の利益が図られるよう社会的養護体制の充実に取り組んでいきます。</p>
<p>児童虐待やＤＶ対策においては、その予防や被害者支援が中心であり重要ですが、加害者が暴力を手放さなければ、根本的な問題の解決につながりません。加害者のケアに関する支援に、一層取り組んでいただくことを要望し、次の質問に移ります。</p>
<div id="15">
<h4>15　いじめの未然防止や早期発見・早期対応</h4>
</div>
<p>次に、いじめの未然防止や早期発見・早期対応について、伺います。</p>
<p>昨年秋に発表された児童・生徒の問題行動等調査結果によると、令和２年度の市立小中学校でのいじめの認知件数は5,528件でした。中学校では減少したものの、小学校では増加し、また暴力行為については低学年化の課題が示されました。新型コロナウイルス感染症拡大防止による一斉臨時休校期間があったことや、物理的な接触機会や学校行事の減少がいじめの減少に寄与したともいわれていますが、暴力行為の低学年化のように、これまでにないストレスを子どもたちが抱えている可能性もあり、長期にわたる臨時休校がない今年度はいじめの認知件数が増加に転じることを危惧しています。</p>
<p>さて、市長の公約の中にもありました、いじめ防止、スクールソーシャルワーカーの配置拡充が予算にも盛り込まれていますが、そこで改めて、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問36</strong>　いじめ防止に関する市長の認識について、伺います。<br />
<strong>市長</strong>　子どもに一番近いところにいる学校、教職員が使命感や情熱を持って児童生徒と向き合い、いじめに気付いたらすぐに学校全体で組織的に対応していくことが重要です。また、スクールソーシャルワーカーやカウンセラーなど専門家の積極的な活用も不可欠です。さらに、保護者・地域・関係機関のそれぞれの役割を確認して、社会総がかりで未然防止に取り組んでいければと考えています。</p>
<p>いじめが発生した際に被害児童生徒への対応を丁寧に行い、守っていくことはとても大切です。一方でいじめをした側、いわゆる加害児童生徒への対応も重要だと考えます。加害児童生徒の背景には、コロナ禍での影響を含め、その子自身がもつ学業不振、家庭内でのＤＶや虐待といった様々な事情と合わせて、自尊感情や自己肯定感の低さが要因になっていることも研究等で示されています。</p>
<p>被害児童生徒の心のケアの必要性や支援がもちろん最優先ですが、加害児童生徒が置かれている状況の改善や心のケアが、いじめの未然防止や再発防止のために一層必要だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問37</strong>　いじめに関わった児童生徒のケアについて、教育長に伺います。<br />
<strong>鯉渕教育長</strong>　被害児童生徒のケアや事実確認に加え、加害児童生徒が行為に至った背景を理解して支援することも、教育的配慮として重要です。加害児童生徒の保護者とも連携を密にし、児童生徒が抱えている問題や保護者の悩みにも丁寧に耳を傾け、状況によってはカウンセラーや医療機関等を紹介するなど、協働して解決する姿勢を示すことが大切と考えております。</p>
<div id="16">
<h4>16　不登校児童生徒等に対する支援</h4>
</div>
<p>次に不登校児童生徒等に対する支援について、伺います。</p>
<p>令和２年度の本市の不登校児童生徒数は5,687人であり、２年連続で5,000人を超えるなど、増加傾向が続いています。</p>
<p>不登校児童生徒の支援の事業として、ハートフルスペースやハートフルルームといった、自分が通う学校とは別の場所での支援事業を展開してきましたが、遠くまで通うことや、知らない人との交流など、ハードルの高さが指摘されてきました。こうした課題から、校内フリースクールの取り組みが注目され、本市でも一部中学校にて、「校内ハートフル事業」が試行的に実施されています。そこでまず、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問38</strong>　校内ハートフル事業のこれまでの成果について、教育長に伺います。<br />
<strong>教育長</strong>　令和４年１月末時点で334人の生徒が利用しており、実施校からは「この事業があるから登校できる生徒も多くいる」「安心して過ごせる場となっている」「勉強への意欲が出てきている」と聞いており、大変好評です。また、教職員が輪番で関わることになりますので、１人の生徒を全職員で支援する体制が定着するなど、校内の支援体制強化にもつながっていると考えております。</p>
<p>不登校支援のゴールは必ずしも自分の通う学校に登校できることではありませんが、「自分が通う学校に居場所がある」ことが重要になる児童生徒も居ます。</p>
<p>子どもたち一人ひとりがそれぞれの強みを生かすことができるようになるには、丁寧に子どもの思いを受け止め、そっと背中を押ししてもらえる、そんな安心できる居場所をより多くの学校に設けていくべきではないでしょうか。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問39</strong>　校内ハートフル事業の今後の展開について、教育長に伺います。<br />
<strong>教育長</strong>　本事業は学校からのニーズも高く、新たな不登校を生まないための有効な取組であるため、まずは不登校の発生率が高い中学校を対象として、実施校を広げていきたいと考えています。小学校につきましては、特別支援教室の使われ方や教職員の配置等が中学校とは異なるため、先駆的な学校の取組も参考にしながら、効果的な実施方法の検討を進めます。</p>
<p>不登校児童が中学校へ持ち上がっている現状を考えると、今後、小学校での実施も是非検討していただき、中学校進学時の不登校の発生率がどう変化するのか等、データを基にした事業効果の検証も行っていただくことを要望します。</p>
<p>また、誰一人取り残すことなく、個別最適な学びの機会を保障するという点では、不登校状態にある児童生徒の支援だけを考えれば良いわけではありません。短期間の欠席やコロナ不安による登校自粛、保健室登校など、様々な理由により授業を受けられていない子どもたちは大勢います。</p>
<p>コロナ禍の分散登校や学級閉鎖等により児童生徒が登校出来ない場合は、一人1台端末を持ち帰り、オンライン授業を行う等の取組が進められていますが、あくまでも緊急時の対応で、平時には行われていません。GIGAスクールにより、一人一人に最適化した学びの機会が得られる技術を得たのですから有効に活用し、あらゆる課題を乗り越えて「教育を受ける権利」を守れるよう、全力で取り組んでいただきたいと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問40</strong>　ＩＣＴの更なる有効活用により、クラスで授業を受けられない児童生徒の多様な学び方を保障していくべき、と考えますが、教育長の見解を伺います。<br />
<strong>教育長</strong>　現在は、学級閉鎖や分散登校等だけではなく、感染不安で登校を見合わせるなどの場合にも、一人一台端末を持ち帰り、学習動画パッケージやデジタル学習ドリル、オンライン学習教材デキタスなどに取り組むことを可能としています。平常時の端末の持ち帰りについては、セキュリティ上の課題や不適切な利用の可能性もありますが、誰一人取り残さない学びの実現に向けて、検討を進めていきます。</p>
<div id="17">
<h4>17　教育EBPMの推進</h4>
</div>
<p>次に教育EBPMの推進について伺います。</p>
<p>学力・学習状況調査について、私はこれまでもその結果やデータの活用について、提案を行ってきました。今回の予算案で、初めて「教育EBPＭ等の推進」が掲げられ、「横浜市学力学習状況調査等のデータを活用した研究に取り組む」と記載され、ようやく前進したと評価しています。</p>
<p>学習効果には様々な要因が考えられますので、幅広いデータが必要ですが、例えば、横浜市が進めている教科分担制の「実施校」と「実施していない学校」について、学力・学習状況調査の結果の違いを分析することで、教科分担制という政策効果の測定が可能となるのではないでしょうか。厳しい財政状況、人材不足の中でデータと成果に基づく予算や人員の配置は、今後一層重要になると考えています。</p>
<p>現在、教育委員会事務局では、学力・学習状況調査の改訂作業を進めており、予備調査を経て、今後、本格実施を行っていくということです。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問41</strong>　現在進めている、横浜市学力・学習状況調査の改訂のねらいについて、教育長に伺います。<br />
<strong>教育長</strong>　一人ひとりの学力を経年で比較・分析したいと考えており、そのためには、毎年実施される問題の難易度を揃え、可能な限り同じ条件で比較することが望ましいと言えます。このため、今年度は予備調査を実施し、問題の難易度の調整を行いました。この結果を踏まえ、令和４年度の調査を実施します。難易度の設定には良質な問題のストックが重要ですので継続的に取り組んでいきます。先生ご指摘の教科分担制につきましては、私も注目しております。学力・学習状況調査を活用した分析・評価ができるか検討してまいります。</p>
<p>新しい学力・学習状況調査の本格実施は、私も大いに期待をしていますが、学力・学習状況調査は現在、紙ベースで行われているという大きな課題があります。全国最大の児童生徒数を抱える横浜市では、調査をコンピュータによって実施する「CBT化」を進めなければ、大量のデータを効率的・効果的に収集分析ができないと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問42</strong>　横浜市学力・学習状況調査のCBT化に向けた検討状況を、教育長に伺います。<br />
<strong>教育長</strong>　現在、学力・学習状況調査は、問題用紙等を印刷・配付し、調査終了後に回収・溶解しています。調査結果も手入力で集計するなど、多くの時間や費用がかかります。このため、令和４年度から学力・学習状況調査のうち、生活・学習意識調査について、ＣＢＴ化を試行実施する予定です。通信環境や児童生徒の負担、教員の運用面など課題を整理した上で、本格実施につなげていきます。</p>
<p>教育のEBPMによって期待されるのは、個別最適化された学びです。児童生徒が何につまずき、それが改善されているのか、また教職員の教えるスキルが子どもの学びにどのように影響しているのかを把握していくことで、横浜市の教育全体の向上が期待できます。推進にあたっては、個人情報についても、ルールを守ることは大前提として、保護者の理解を得ながら進めることが必要ですが、まずはこの調査に関するデータを、スピード感を持ってしっかりと活用していただきたいと考えています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問43</strong>　今後の教育EBPM推進に向けて、横浜市学力・学習状況調査を重要なデータとして活用していく意気込みを、教育長に伺います。<br />
<strong>教育長</strong>　これまで学力・学習状況調査の結果は、学校単位での把握や、平均点での比較などが主な活用方法でしたが、今後は、経年で一人ひとりの伸びに着目することで、個別最適な学びにつなげていきます。また、学力等に関する基礎的なデータとなりますので、他分野のデータとの関連を見ることで、授業改善や教育政策の推進につなげていきます。</p>
<div id="18">
<h4>18　若者のひきこもり支援</h4>
</div>
<p>次に、若者のひきこもり支援について伺います。</p>
<p>平成29年度に行われた調査では、本市のひきこもり状態にある15～39歳の方の推計人数は、「約1万5,000人」と示されています。</p>
<p>ひきこもり状態の方への支援の一つに、ひきこもり当事者や、元当事者の方たちが集まることができる「居場所」などを運営している自助グループの活動があります。同じ経験をした仲間達が、ひきこもり当事者と対等な関係で支援する「ピアサポート」が行われていて、これからのひきこもり支援に、一層必要な方法だと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問44</strong>　自助グループによる「ピアサポート」は、若者のひきこもり支援に有用であると考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　当事者同士の関係が上手くいかないなどの課題もあると認識しておりますが、「支援する・される」関係ではなく、「支え合う」という関係性をつくることができます。また、当事者同士が本音で語り合える機会になるなど、ひきこもり支援に一定の効果があると考えます。</p>
<p>自助グループの活動については、当事者が近所の人や同級生に会いたくない、知られたくないといった理由で、自身が住んでいる地域から離れた場所に参加したいというニーズもあるため、様々な地域で開催する必要があります。</p>
<p>会場費や会場までの交通費などが必要になりますが、当事者や自助グループの多くは運営資金がほとんどないことから、活動場所の確保や継続性に課題を抱えています。自助グループを通して分かり合える仲間を得て、社会に出たあとも帰れる場所があることが大切だと考えます。本市の既存事業も重要な役割を果たしてきましたが、多様な選択肢が生まれ、安心して過ごせる居場所が増えることは当事者にとって重要です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問45</strong>　ひきこもり当事者等の自助グループに対して支援を行う必要があると考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>市長</strong>　青少年相談センターやユースプラザでは、グループ活動や居場所の提供など、当事者同士が交流する機会を設けております。また、区社会福祉協議会等には、自助グループも含めた市民活動に対する助成制度がございます。自助グループごとに活動内容や支援ニーズは様々ですので、今後、意見交換などを通して状況を把握してまいります。</p>
<div id="19">
<h4>19　リビングラボ、サーキュラーエコノミープラス</h4>
</div>
<p>次にリビングラボ、サーキュラーエコノミープラスについて伺います。</p>
<p>リビングラボは地域課題・社会課題の解決のための手法として、公民連携で具体的な成果を生み出してきました。私の地元青葉区でも、リビングラボを通じて、「シェアご飯」というアウトリーチ型見守り支援を中心に、地域の中で循環型経済、サーキュラーエコノミーを生み出して行こうとする実践が生まれています。</p>
<p>この取組は、困難を抱える人の見守り支援、食の地産地消やフードロスの解消、障害者の就労支援など多角的な事業効果が期待され、飲食店、社会福祉法人、企業、ＮＰＯ、大学など多様な民間主体が連携し、協力して進めています。</p>
<p>横浜のリビングラボは、地域のプレイヤーによって独自に組織され、従来型の行政の支援とは異なる公民連携の形態として発展してきました。フューチャーセッション等の対話を個人、団体、行政とで重ねながらネットワークを広げ、課題解決策を生み出してきた横浜市のリビングラボは、今後さらにその手法の展開が期待されます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問46</strong>　地域課題解決の新しい手法としてのリビングラボの意義について市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　リビングラボは、横浜独自に進化したオープンイノベーションの手法の一つです。地元に根差した中小企業を中心に、公民連携で実証実験を重ねながら、課題の解決に向けて、新たなサービスや事業を創発していくことを目的に実施されております。様々な民間主体が、多角的な視点から対話を重ね、課題解決のためのモデルを創発していくリビングラボの取組は、公民連携の手法として極めて意義のあるものだと考えています。</p>
<p>一方で横浜市のリビングラボには、まだ区役所での取り組みにまで至っていない課題と、生み出された解決策の事業化、持続可能にしていくための予算や仕組みが確立していないという課題があります。</p>
<p>今回の予算案では、企業版ふるさと納税を活用して「リビングラボを通じて横浜版地域循環型経済を推進する」と示されていますが、リビングラボの課題を意識して、この取組を次のステージに進めようとするものだと思います。そこで</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問47</strong>　リビングラボの行政の関わり方について市長にお伺いします。<br />
<strong>市長</strong>　今後は、各リビングラボが生み出した課題解決モデルを、持続可能なものにブラッシュアップし、他の地域へと広げていくため、関連する各区局が連携して、行政としての支援体制を拡充していきたいと考えています。</p>
<p>ＳＤＧｓという視点から２０世紀後半型の環境・社会・経済のあり方を抜本的に変革し、世界の持続可能性を担保しようとするサーキュラー・エコノミーの推進には、できるだけ多くの市民や企業が趣旨を理解し、様々な形で参画することが欠かせないと考えます。その点では横浜が進めてきたオープンイノベーションの手法であるリビングラボの取組によってサーキュラー・エコノミーを進めることは、意義のあることだと考えます。そこで</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問48</strong>　「これまで培ってきたリビングラボのネットワークやノウハウを活用して横浜ならではのサーキュラー・エコノミーを進めるべき」と考えますが市長の見解をお尋ねします。<br />
<strong>市長</strong>　横浜のリビングラボが民間主体で進めてきた、サーキュラーエコノミープラスの取組は、脱炭素や循環型経済のみならず、誰もが社会に参画し、自分らしく生き生きと働ける社会を目指すという視点からも、サーキュラー・エコノミーが目指す持続可能な都市をつくることを目的としたものであると理解をしています。このサーキュラーエコノミープラスの趣旨を尊重した上で、リビングラボで培われた、多様な人のつながりや、課題解決のノウハウを生かしながら、横浜市ならではのサーキュラー・エコノミーを進めてまいります。</p>
<div id="20">
<h4>20　認知症の人にやさしい街</h4>
</div>
<p>次に、認知症施策について伺います。</p>
<p>認知症は誰もがなりうる病気であり、当事者や家族だけの問題としてしまうのではなく、社会や地域全体で支援を進めていく必要があります。</p>
<p>認知症になると何もできなくなるなどの偏見や思い込みもあります。また、認知症になると本人も家族もトラブルへの心配などから、外出の機会が少なくなり、地域とのつながりが疎遠になるなどの問題もあります。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問49</strong>　認知症支援の取組をどう進めていくのか、市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　認知症施策推進計画に基づき、幅広い世代への認知症の正しい知識の啓発を進めます。また、予防や早期発見・早期対応、医療体制の強化等、認知症の進行状況に合わせた取組を重層的に展開します。さらに、地域や関係機関等の連携により、認知症本人が社会参加できる場の拡大や地域の見守り体制づくりを進めます。これにより、認知症になっても本人や家族が安心して暮らせる社会の実現を目指します。</p>
<p>認知症は、高齢者の病気と捉えられがちですが、若くして発症する若年性認知症の方もいらっしゃいます。</p>
<p>若年性認知症は働き盛りの世代で発症するため、本人の精神的なショックは大きいと思います。病気により仕事を失うことになれば、経済的に困難な状況になり、思い描いていた生活設計が崩れてしまい、本人だけでなく、家族の生活にも影響を与えます。そのため、若年性認知症と診断された後の丁寧な相談支援が重要です。会派としましても若年性認知症の対策の充実をこれまで要望してきたところでございます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問50</strong>　若年性認知症支援の今後の方向性について市長に伺います。<br />
<strong>市長</strong>　若年性認知症の人は就労の確保や子育てへの支援など高齢者とは異なった課題があります。このため、専門的な相談支援やネットワーク体制の構築、居場所づくりの拡充や啓発の強化を更に推進していく必要があると考えています。現在、若年性認知症コーディネーターは１名ですが、令和４年度から４名体制に拡充します。身近な場所で相談しやすい体制を構築するとともに、４名が連携し、市域全体の相談支援の充実を図ります。</p>
<p>認知症の人にやさしいまちづくりが私の地元青葉区でも取り組まれていますが、誰にとってもやさしいまちづくりにつながると考えます。</p>
<p>誰もが安心して暮らせる地域づくりを実現していくには、専門職によるサービスの充実だけでなく、地域における支え合い・助け合いも重要です。地域住民や地域の活動団体、ボランティア、民間企業等、多様な主体が連携しながら、認知症の人を含めて、支援が必要な人と共に生き、共に支え合う地域と関係性が必要です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問51</strong>　認知症の人を含めて、誰もが安心して暮らすことができる地域づくりに向けた、市長の考えを伺います。<br />
<strong>市長</strong>　ボランティア、ＮＰＯ法人、企業など、多様な主体と連携して、認知症サポーターの養成や認知症カフェの活動支援など、地域の力を生かした取組を進めてきました。こうした取組を発展させて、認知症の人が社会参加できる場の拡大や、ネットワークの充実を図ります。地域における様々な取組を重層的に展開することで、認知症の人を含め、誰もが自分らしさを発揮し、いきいきと安心して暮らすことができる街よこはまを目指していきます。</p>
<p>地域で支え合いながら、誰もが安心して暮らせる街にできるよう、地域共生社会のさらなる推進を要望します。ここまで縷々質問させていただいてまいりました。山中市長が当選してから初めての当初予算となりました。公約が数多く予算化され、意欲的な予算案になっていると大いに評価をしているものでございます。山中市長の手腕に期待をしている市民も数多くいらっしゃいます。市民目線の市政運営に期待が持てました。市民とともに歩む市政運営を要望しまして、私から会派を代表しましての質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry5243.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>平成30年第1回定例会にて、予算関連質疑を行いました。</title>
		<link>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry3640.html</link>
		<comments>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry3640.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 01 Mar 2018 15:33:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[EBPM]]></category>
		<category><![CDATA[いじめ]]></category>
		<category><![CDATA[よこはまウォーキングポイント]]></category>
		<category><![CDATA[エリアマネジメント]]></category>
		<category><![CDATA[オープンイノベーション]]></category>
		<category><![CDATA[オープンデータ]]></category>
		<category><![CDATA[ギャンブル依存症]]></category>
		<category><![CDATA[データ活用]]></category>
		<category><![CDATA[ハマ弁]]></category>
		<category><![CDATA[フューチャーセッション]]></category>
		<category><![CDATA[リビングラボ]]></category>
		<category><![CDATA[中期4カ年計画]]></category>
		<category><![CDATA[人権]]></category>
		<category><![CDATA[介護]]></category>
		<category><![CDATA[介護人材]]></category>
		<category><![CDATA[依存症対策]]></category>
		<category><![CDATA[公共建築物]]></category>
		<category><![CDATA[受動喫煙]]></category>
		<category><![CDATA[受動喫煙防止]]></category>
		<category><![CDATA[図書館]]></category>
		<category><![CDATA[国民健康保険]]></category>
		<category><![CDATA[多忙化解消]]></category>
		<category><![CDATA[大都市制度]]></category>
		<category><![CDATA[官民データ活用推進計画]]></category>
		<category><![CDATA[家庭内暴力]]></category>
		<category><![CDATA[家庭養護]]></category>
		<category><![CDATA[屋外喫煙所]]></category>
		<category><![CDATA[教職員]]></category>
		<category><![CDATA[暴力]]></category>
		<category><![CDATA[特別自治市]]></category>
		<category><![CDATA[特別養子縁組]]></category>
		<category><![CDATA[社会的養護]]></category>
		<category><![CDATA[空家]]></category>
		<category><![CDATA[見える化]]></category>
		<category><![CDATA[証拠に基づく政策立案]]></category>
		<category><![CDATA[認知症]]></category>
		<category><![CDATA[認知症の人にやさしいまちづくり]]></category>
		<category><![CDATA[超過勤務手当]]></category>
		<category><![CDATA[郊外住宅地]]></category>
		<category><![CDATA[都市ブランド]]></category>
		<category><![CDATA[里親]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.fujisakikotaro.jp/?p=3640</guid>
		<description><![CDATA[2018年2月27日、横浜市会平成30年第1回定例会本会議にて、予算関連質疑を行いました。 １　市内転入者の減少 ２　新たな中期計画 ３　横浜の都市ブランド向上とデータ活用の推進 ４　財政情報・会計情報の「見える化」 ５ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMU4978.jpg" rel="lightbox[3640]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2018/03/IMU4978.jpg" alt="藤崎浩太郎" width="640" height="427" class="alignnone size-full wp-image-3649" /></a></p>
<p>2018年2月27日、横浜市会平成30年第1回定例会本会議にて、予算関連質疑を行いました。</p>
<p><a href="#1">１　市内転入者の減少</a><br />
<a href="#2">２　新たな中期計画</a><br />
<a href="#3">３　横浜の都市ブランド向上とデータ活用の推進</a><br />
<a href="#4">４　財政情報・会計情報の「見える化」</a><br />
<a href="#5">５　オープンイノベーションの推進</a><br />
<a href="#6">６　米州事務所</a><br />
<a href="#7">７　教職員の負担軽減と教育の質の向上</a><br />
<a href="#8">８　職員の超過勤務時間の縮減</a><br />
<a href="#9">９　学校給食費の改定</a><br />
<a href="#10">10　ハマ弁</a><br />
<a href="#11">11　介護分野のオープンイノベーション</a><br />
<a href="#12">12　介護人材支援事業</a><br />
<a href="#13">13　よこはまウォーキングポイント</a><br />
<a href="#14">14　国民健康保険の特定健診</a><br />
<a href="#15">15　受動喫煙防止対策</a><br />
<a href="#16">16　こころの健康対策</a><br />
<a href="#17">17　家庭養護の推進</a><br />
<a href="#18">18　いじめ防止に向けた取組</a><br />
<a href="#19">19　人権意識の向上に向けた取組</a><br />
<a href="#20">20　夜間景観の魅力向上</a><br />
<a href="#21">21　図書館サービスの充実</a><br />
<a href="#22">22　公共建築物の再編整備の取組と行政サービスの方向性</a><br />
<a href="#23">23　新たな劇場整備検討調査</a><br />
<a href="#24">24　市街化区域内の農地の保全</a><br />
<a href="#25">25　空家対策</a><br />
<a href="#26">26　持続可能な住宅地推進プロジェクト</a><br />
<a href="#27">27　エリアマネジメントの取組</a><br />
<a href="#28">28　認知症の人にやさしいまちづくり</a><br />
<a href="#29">29　大都市制度と区の機能強化</a></p>
<p>という大きく29項目、全部で65の質問を、市長、教育長に対して行いました。</p>
<p><iframe width="300" height="169" src="https://www.youtube.com/embed/mqZ6EfD-8-8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p>以下、質問の原稿と答弁のメモです。（議事録ではないので、実際の内容とは若干言い回し等が異なります。また、一括質問、一括答弁形式ですが、編集し、質問と答弁を並べています。）</p>
<p>=============================</p>
<div id="1"><strong>１　市内転入者の減少</strong></div>
<p>今回の予算案は、林市長3期目最初の予算案であり、新たな中期4カ年計画の1年目となる予算でもあります。これからの4年の間には、2019年をピークに人口減少、2020年には東京オリンピック・パラリンピック後の時代が始まるという、大きな転換点を迎えます。更にその先の4年後には、2025年を迎え、市内の高齢者人口が約97万人に達します。21世紀は都市の時代とも呼ばれるなかで、転換期の舵取りを行いながら、横浜市を将来世代にしっかりと引き継いでいくことが、林市長には求められます。</p>
<p>生産年齢人口の減少や、扶助費の増加などが課題となる中、いかにして若い世代に「暮したい街」として選択してもらえるかを、子育て施策の充実などを通じて、本市も取り組んでいるとことです。</p>
<p>ところが、1月末に残念な数字が公表されました。総務省統計局が発表した「住民基本台帳人口移動報告2017年結果」によれば、横浜市の転入超過数は、前年比で2,182人の減少となっています。未だ729人の転入超過にはあるものの、川崎市やさいたま市、千葉市という首都圏の政令市とくらべると、差が開いていてしまっています。もちろん、開発の状況などで上下するものではあるでしょうが、人口政策を開発の動向だけに頼っているわけにはいかないというのは、林市長もご認識のことではないかと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問1</strong>　今回の総務省統計局が発表した数字に関する市長の考えを伺います。<br />
<strong>答弁1</strong>　東京への一極集中に加え、一定規模の購入しやすい住宅開発が近隣市に進んだこともありまして、それらの地域へ転入が加速している状況があります。2019年をピークに人口減少が見込まれていますので、しっかりとした対策が必要と考えています。</p>
<div id="2"><strong>２　新たな中期計画</strong></div>
<p>林市長の現任期は2021年まで。その次の市長任期中には2025年を迎えるわけです。そうした視点から考えますと、現在策定中の新たな中期4カ年計画は、2025年問題も見据えて、次の市長任期へ横浜市政を引き継いでいくことが期待されるのではないでしょうか。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問2</strong>　新たな中期計画を策定するにあたり、2025年問題をどう見据えていくのか伺います。<br />
<strong>答弁2</strong>　新たな中期計画の基本的方向では、2025年問題など超高齢社会の進展や、都市インフラの老朽化などから、2030年を展望した６つの戦略を立て、将来をしっかり見据えた計画策定を進めていきます。</p>
<div id="3"><strong>３　横浜の都市ブランド向上とデータ活用の推進</strong></div>
<p>縮減社会の中において、横浜市の価値を高め、より良い市政運営を行うためには、従来よりも精緻に情報やデータを集め、確かな根拠に基づいた政策立案と、結果の検証が重要になります。本会議において市長に、データを重視した政策の形成やオープンデータの活用、先端技術やデータを活かした公民連携を横浜市として積極的に進め、市民と横浜の課題認識を共有していくべきだと提案して、5年以上が経過しました。</p>
<p>この間、「官民データ活用推進基本条例」の制定など議会からの推進や、市長のリーダーシップもあり、全国的にみてもオープンデータの先進都市として取り組みが続いてきました。データや先端技術の活用に関する施策や事業を総合的かつ効果的に推進するための「官民データ活用推進計画」の素案が公開され、効果的かつ効率的な市政運営及び市内経済の活性化、そして市民が安全で安心して暮らせる快適な生活環境を包括的に実現することを目的としています。効率的な市政運営という視点では、市職員の生産性の向上にも影響を及ぼすものだと考えています。</p>
<p>推進計画では、データを重視した政策形成の推進を明確に掲げていて、こうした統計等のデータを用いた事実・課題の把握や、政策効果の予測・測定・検証による政策の立案・改善などの一連の流れは「EBPM」（Evidence Based Policy Making）と呼ばれています。現在、国が先導して進めていると共に、地方自治体でも先進的な都道府県や市町村などは取入れ始めています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問3</strong>　官民データ活用推進計画においてデータの根拠に基づく政策立案を全庁的な観点からどのように進めて行こうとしているのか、伺います。<br />
<strong>答弁3</strong>　様々な活用事例を広く共有するとともに、政策立案におけるデータ活用の研修を充実させるなど、職員の知識や理解を深めていきます。さらに、いわゆるエビデンスに基づく政策立案について、オープンイノベーション推進本部を中心に、先進事例の調査や評価方法の検討を行い、全庁的に推進していきます。</p>
<p>このようなデータの根拠に基づく政策立案を横浜市において進めていくためのは、データサイエンティストのようなデータを分析し、活用できる人材を庁内で育成していくことが欠かせません。この４月には横浜市立大学にデータサイエンス学部が設置され、官民双方の分野で、データ活用のプレゼンスを高める人材育成の機能を発揮することが期待されています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問4</strong>　官民データ活用推進計画において、データを分析、活用できる人材をどのように育成しようとしているのかその方向性について、伺います。<br />
<strong>答弁4</strong>　市職員はもとより、市内企業やＮＰＯなどを対象に、知識やスキルの習得に向けた実践的な研修を充実していきます。また、子どもや学生などを対象に、幅広くデータ活用に親しめるよう、シンポジウムやセミナーを開催していきます。取組に当たっては、データサイエンス学部を開設する横浜市立大学などと連携しながら進めます。</p>
<p>また、この官民データ活用推進計画では、「官民データ活用に関する教育及び普及啓発」という中で、プログラミング教育についても言及されています。2020年にはプログラミング教育が小学校において必修となりますが、本市においては栄区飯島小学校のロボテックス教育のように一部の学校において企業との連携によってプログラミング教育が先行して実施されて来ました。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問5</strong>　官民データ活用推進計画に基づき、民間企業の力も活用しながら、他都市より一歩進んだプログラミング教育を推進すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁5</strong>　これまで、共創の取組として、ＩＣＴ企業や専門学校等の協力により、小学校でロボット製作などを通じたプログラミング教育を実施してきました。引き続き、これまでの取組を生かし、実践的なプログラミング教育が進むように、支援していきます。</p>
<p>またこの間、オープンデータの推進と共に、フューチャーセッションの展開などを通じて多様な官民の主体がデータに基づいて対話をし、社会課題を解決するための新たなソリューションを開発することや、協働で新たなビジネスを興して行くための仕組みづくりについて提案してまいりました。この計画の素案では、これらの対話の仕組みや場が「共創ラボ」や「リビングラボ」として位置づけられているようですが、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問6</strong>　官民データ活用推進という観点から共創ラボやリビングラボのような新たな公民による対話の仕組みや場をどのように展開しようとしているのか、伺います。<br />
<strong>答弁6</strong>　社会的課題の解決に向け、一層データの活用を進めていくために、共創ラボ、リビングラボなど、新たな公民対話の仕組みを官民データ活用推進計画に位置付けました。今後、福祉やまちづくりなど身近なテーマを設定し、フューチャーセンターを運営する市内企業、大学等とも連携しながら、公民対話の場を充実させていきます。</p>
<p>EBPMによって、効率的な行政運営と市民サービスの質の向上の両立を図り、データ活用人材をプログラミング教育などによって広く養成し、リビングラボなどのデータを活用した新しい対話の仕組みによって市民が安全で安心して暮らせる環境を持続可能な形で実現する。<br />
これによって横浜市の価値が向上し、市民や企業から選ばれる都市となり、さらに価値を高めていくという、好循環を生み出すことが、横浜市の魅力を一層高めていくと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問7</strong>　オープンデータや専門人材を活かした新たな対話の仕組みによるオープンイノベーションを進め、「データ活用なら横浜」という都市ブランドを確立していくことが重要と考えるが、見解を伺います。<br />
<strong>答弁7</strong>　市内企業と本市の対話を通じて共同開発した、子育て情報サイトや、横浜市大と消防局が連携した将来の救急需要予測の研究など、データ活用の取組を進めてきました。こうした実践事例を、様々な分野で創出し、オープンデータや専門人材の活用を進めることで、データ活用を積極的に進める都市として広く発信していきます。</p>
<div id="4"><strong>４　財政情報・会計情報の「見える化」</strong></div>
<p>次に、財政情報・会計情報の見える化について伺います。</p>
<p>あらゆる施策の根幹とも言える、予算・決算などの財政情報は、その内容について市民にわかりやすく伝えるということはもちろんですが、行政当局の保有する予算や決算のデータを利活用したい、分析してみたいといった外部の人・企業に向けて、積極的にデータを提供していくことも、行政の透明性や、政策推進のうえで公民連携をさらに展開していくためにも、ますます重要になると考えています。</p>
<p>また、行政の透明性という点では、大阪市のように日々の公金支出といった会計情報の見える化に積極的に取り組んでいる都市もある中で、本市もこういった取組を目標の一つとして考えてもいいのではないかと思います。</p>
<p>こうした問題意識から、今後策定予定の「官民データ活用推進計画」にしっかりと位置づけ、その中で、予算・決算などの財政情報や公金支出といった会計情報の見える化についても着実に取り組むべきだと考えています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問8</strong>　財政情報や会計情報の見える化について、市長の見解をお伺いします。<br />
<strong>答弁8</strong>　「財政情報」について、「ハマの台所事情」や本市のウェブサイトにおいて、引き続き、わかりやすさを重視した発信を充実していきます。合わせて、予算や決算などのデータをどなたでも利活用できるよう、オープンデータ化を積極的に進めます。また、公金支出などの「会計情報」については、その効果や他都市の状況なども考慮し、研究してまいります。</p>
<div id="5"><strong>５　オープンイノベーションの推進</strong></div>
<p>官民データ活用推進基本法や条例、計画では、AIやIoTなどの活用による共創推進が記されています。先端技術を活用して、様々な企業がイノベーションを起こそうと研究開発に注力しています。</p>
<p>近年は、他社や大学等との協働によるオープンイノベーションの手法で進められることが多く、こうした動きをとらえた施策、「Ｉ・ＴＯＰ」、「ＬＩＰ．」、「次世代産業創出」などの取組は、本市として効果的に進めていくべきであると思います。一方で、例えばイノベーション人材の交流については、近年、他都市でも行われていますが、単に人が集まる場をつくることを目標とするだけでは、成果に結びつかないものとなる可能性があります。</p>
<p>都市間競争に打ち勝つような効果的な取組とするためには、何を目指してイノベーション創出の取組を進めるのか、大きなビジョンを描くことが大変重要になります。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問9</strong>　オープンイノベーション創出に向けた取組の目標は何か、伺います。<br />
<strong>答弁9</strong>　I・TOP横浜」や「LIP.横浜」は、オープンイノベーションによる新たなビジネスの創出、中小企業のチャレンジ支援、社会課題解決への貢献を目標としています。併せて、これらに関わるイノベーション人材の交流が進み、市内企業の成長に加え、次世代産業の創出やベンチャー企業の育成、グローバル企業の投資を呼び込むことを目指します。</p>
<p>例えば東京都では、2024年までに開業率を10％にするという目標を立てて、起業家支援を進めています。こうした大目標のもとに何社を創業させるといった目標を立て、さらにそれを実現するための具体的な施策を行う必要があり、その上で、実施後に評価・分析が可能となる成果指標を示して、施策を展開していく必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問10</strong>　イノベーション創出の取組における定量的な成果指標の考え方について、伺います。<br />
<strong>答弁10</strong>　イノベーションの創出に向けては、産学官などが連携して試行錯誤を繰り返していくことになります。したがって、その成果については様々な捉え方があり、定量的な成果指標に馴染まないものもありますが、個々の事業ごとに、適切な指標を設定していくことが重要であると考えています。</p>
<p>国がＧＤＰの上昇率を目標値として置いているように、例えば、地方自治体の経済施策としても、雇用を大規模に増やすといった社会的インパクトを表す、マクロを把握できるアウトカムの数値目標が必要です。これまでの経済施策を見ていると、この大きな目標数値がないことにより、十分に事業効果を検証できない場面が多々あったのではないかと思います。</p>
<p>様々な視点の中でも経済施策は特に、法人税収の増加など「増やす」ために取り組む必要があります。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問11</strong>　経済施策の効果として企業からの税収、雇用、経済成長率といった大きな目標設定をすべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁11</strong>　経済施策については、国内の景気動向はもちろん、税制や金融などの国の経済政策、さらには、世界経済の情勢によっても影響を受けますが、新たな中期計画を策定していく中で、できるだけ取組状況や成果を適切に表す指標を設定していきます。</p>
<div id="6"><strong>６　米州事務所</strong></div>
<p>今回の予算案の中で新たな施策であり、経済政策としての効果も期待されるのが、米州事務所です。今後、横浜が持続的に成長し続けるためには、海外をターゲットとした、ビジネスや交流人口の拡大は重要な戦略です。横浜市の海外事務所は、その所在する国や地域を主戦場とした戦略拠点として、横浜の成長という観点から、特に経済面において、目指すべきゴールを見定め、実現するという高度な機能を果たせるかどうかがポイントです。</p>
<p>今回の米州事務所についても、米州地域の特性や、横浜の市場環境などを踏まえた戦略的な検討の結果、米国で勝負するという判断があったものと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問12</strong>　米州事務所開設の経済面での狙いについて伺います。<br />
<strong>答弁12</strong>　横浜に立地する外資系企業の中で、米国企業が最も多く、日本企業の海外進出でも、米国は中国に次いで多くなっています。このように米国は、企業誘致や市内企業の事業展開先として、魅力のある市場であり、米州事務所は、横浜に関心を持つ企業の掘り起こしなどを通して、米州地域の活力の呼び込みを目指していきます。</p>
<p>海外事務所は、横浜の経済活性化及び経済成長のため、実りある活動を行ってほしいと考えますが、運営には相当のコストがかかることになり、投下した費用以上の効果を生み出さなければなりません。</p>
<p>その実績を評価するには、中長期的な視点も必要かもしれませんが、その過程であっても、海外事務所の費用対効果の判断基準や評価軸は必要と考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問13</strong>　米州事務所の成果の判断について伺います。<br />
<strong>答弁13</strong>　本市の海外事務所では、企業誘致、市内企業のビジネス促進、観光誘客、都市間連携など、市政全体の活動拠点として多様な活動を行っています。その中で、成果の評価は、企業誘致やビジネス支援の件数等で行っています。米州事務所の設置に当たり、件数の把握だけではなく、費用対効果の観点から、企業誘致の本市への経済効果など、活動成果をしっかり検証していきます。</p>
<div id="7"><strong>７　教職員の負担軽減と教育の質の向上</strong></div>
<p>次に、教職員の負担軽減と教育の質の向上について伺います。現在、教職員の多忙化解消は喫緊の課題となっています。</p>
<p>多忙化を解消し、教員の本来業務である授業や授業準備等に注力できる時間を生み出し、最終的には子どもの学びの質の向上に寄与することが、重要であると考えます。ここで必要なことは、それぞれの取組をしっかり効果検証し、教職員の負担軽減の最終的な成果として、子どもの学力向上に効果があったかどうかを把握していくことです。</p>
<p>今回、小学校高学年における一部教科分担制について、予算計上されています。通常は一つの学級を一人の教員が担任し、全ての教科等を指導する学級担任制をとっています。学級担任制のよさは認識しながらも、子どもと教師の人間関係に課題が生じたり、業務を教師が一人で抱えたりする場合もあると思います。特に小学校高学年においては、細やかな指導が求められると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問14</strong>　小学校高学年における一部教科分担制の導入による期待される効果について、教育長に伺います。<br />
<strong>答弁14</strong>　複数の教員が、授業を通して、学年の全児童と関わりを持つことで、丁寧な児童指導が行えることや、高学年の子どもにとって相談できる教員が増えることで安心感や学習意欲が高まるなどの効果が期待できます。また、一人の教員の担当する教科数が減ることで、教材研究などの効率化が図られ、教員の負担軽減につながるという効果が期待されますが、時間割の工夫が難しい学校には、状況に応じて、人的な支援も必要になると考えております。</p>
<p>小学校においても、中学校のように教科を分担して子どもを指導することにより、学習指導や児童への指導方法に関して、教師の間での共有につながり、そのことが、学力の向上や、業務の効率化につながると考えます。 </p>
<p>32年度の小学校英語の教科化に向けて、教育委員会としても、研修や指導案の配付などで学校を支援していると聞いています。しかし、実際に授業を行う際には、教材の準備に時間がかかり、教員の負担も増えるのではないかと危惧しています。教員からも未だ不安の声があるとも聞きます。こうした負担を減らすためには、教員が教材の共有や、授業の効率化を行うことが、効果的であると考えています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問15</strong>　小学校英語の実施にあたり、教員が教材を共有・活用するための支援について、教育長に伺います。<br />
<strong>答弁15</strong>　指導案の例を作成し、単語の意味を表す絵カードやワークシートなど、様々な教材を準備しています。また、作成した教材を全教員が共有できるように、庁内ネットワークに掲載する予定です。教材の活用を進めるために、授業の中での活用方法を具体的に示したり、模擬授業の映像を配信するなど、教員が授業準備を効率的・効果的に進めながら、教育の質を向上できることができるよう支援していきます。</p>
<p>学校の教職員の業務の効率化のため「総合学校支援システム」の構築に向けた予算が計上されています。タブレットを活用した授業やデジタル教材等の検索・共有などの機能は、効率的な授業準備のために必要なことだと考えます。30年度はシステム構築実現に向けた、調査研究を実施して、基本構想を策定するそうですが、そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問16</strong>　「総合学校支援システム」の想定している機能について教育長に伺います。<br />
<strong>答弁16</strong>　効率的・効果的な学校運営を総合的に支援するために、スケジュール管理や統計処理などの業務改善を支援する「業務支援機能」と、教材共有や授業・学習支援など教育活動を支援する「教育活動支援機能」の二つの機能を想定しています。教職員にとって使いやすいシステムを構築するため、専門家や教職員の意見を取り入れながら、検討を進めてまいります。</p>
<p>部活動は、教育課程外の活動のため、教員のやる気と多大な負担に運営を頼ってきたのが実情ではないでしょうか。教職員の働き方改革は教育委員会を挙げて取り組まなければならない課題です。その中でも部活動における教職員の負担軽減については、我が党としても部活動指導員の配置に係る予算の増額と、人員の増員について要望を出したところです。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問17</strong>　部活動指導員の配置の進め方について教育長に伺います。<br />
<strong>答弁17</strong>　30年度は、学校のニーズがあり、適切な人材が確保できるところへ配置していきます。今後の配置につきましては、学校からの要望や必要性に応じて増員を検討していきます。</p>
<p>部活動指導員の配置は一部にとどまります。より多くの配置を行うには、予算や指導員の確保等、解決しなければならない課題があると思いますので、ある程度の時間が必要であるとは考えています。ただ、教員の部活動指導時間がどれくらい削減できているのか、精神的な負担をどれくらい減らすことができるのか、多忙化解消の効果をしっかり検証していくことが必要です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問18</strong>　部活動指導員配置後の効果検証について教育長に伺います。<br />
<strong>答弁18</strong>　部活動指導員を配置した学校における教員の部活動従事時間の削減や、負担感の軽減、教材研究や授業準備の時間の増加等について検証していきます。</p>
<p>様々な角度から教員の負担軽減を実現し、それによって教育の質の向上、子どもたちの教育環境の向上にもつなげていくことが、教育現場にとって望ましいことだと考えます。授業運営の効率化、教職員の多忙化解消に関する調査・分析の結果と、「横浜市学力・学習状況調査」の結果をかけ合わせながら、よりよい指導に繋がっているのか、根拠に基づいた分析を行う必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問19</strong>　最終的には、これらの負担軽減策の成果として、子どもの学力の向上に結び付いているかどうか検証すべきと考えますが、学力の向上について効果測定や検証をどのように行うのか、教育長に伺います。<br />
<strong>答弁19</strong>　学力・学習状況調査の結果を活用し、子どもの学力や生活・学習意識について、子ども一人ひとりの状況を分析した結果を児童生徒全員に提供し、学校内で共有をしています。30年度は学校が調査結果をより活用しやすいように、分析チャートを改善し、教員が分析方法を学ぶ講座を充実します。さらに、分析の精度を上げるために、横浜市立大学データサイエンス学部等の専門機関と連携し、調査の内容や方法を含めて、共同研究を進めてまいります。</p>
<p>教育の世界においても、客観的な根拠に基づく分析や検証を確実に進めていただき、教育の質の向上や、教師の業務改善に役立てるようにしてください。</p>
<div id="8"><strong>８　職員の超過勤務時間の縮減</strong></div>
<p>「働き方改革」という視点では、市職員の超過勤務削減も重要なテーマです。国会でも議論が行われていますが、公務員も例外なく、長時間労働を是正していく必要があると考えます。</p>
<p>本市では、かねてより中期計画において、職員の超過勤務時間の縮減を目標として掲げており、現行の中期計画では、平成29年度の超過勤務時間を245万時間まで削減するとしています。この目標を達成するため、特に平成28年9月以降、超過勤務時間の縮減対策の徹底強化を打ち出し、全庁的に取り組んでいるとお聞きしています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問20</strong>　超過勤務時間の縮減に向けた取組状況について、伺います。<br />
<strong>答弁20</strong>　全区局長に対して、責任職による職場マネジメントの強化を指示し、業務の緊急度・優先度を明確にして、仕事のあり方そのものを見直すとともに、事前命令の徹底や上限時間の厳守などに取り組みました。その結果、前年度との比較で、28年度は約11万時間を削減、今年度は、12月までの実績で約12万時間を削減いたしました。藤崎先生もこのことについては大変ご注視をいただいておりまして、ご意見いただきました。私も経営者をやっている時に、長時間勤務というのは、本人たち、また上司もやった気がしているということです。本当の成果があるかどうかかなり実験的にやっておりましたけれど、はっきり言って成果はございません。ですから、いかに長時間勤務が意味のないことかを私自身は肌で感じておりますので、今日は副市長もおりますけれども、常にこの長時間勤務についてはお願いをしており、やっとこの２年間ぐらいは出ておりますが、一時、事業的な展開もあるのですが、増えたという事は私自身反省しております。来年はアフリカ開発会議であるとか、ラグビーのワールドカップとかありますけれども、特に関係の区局を注視いたしまして、私も決して過重な労働にならないように職員の健康、そのような健全な市役所の仕事・環境を作ってまいりたいと思いますのでよろしくお願い申し上げたいと思います。</p>
<p>取組を強化した結果、超過勤務時間が縮減傾向にあったとしても、取組としてまだ不十分だと言わざるを得ません。先日公表された「新たな中期計画の基本的方向」には、「徹底した事業見直しや、業務の効率化・適正化」、「新市庁舎への移転を契機としたワークスタイル改革」が挙げられております。こうした「仕事や働き方の見直し」を進めていくためにも、職員の生産性向上の取り組みが必要ですし、超過勤務時間の削減に向けた目標をしっかり立てて取り組んでいくことが必要であると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問21</strong>　新たな中期計画における目標設定の方向性について、伺います。<br />
<strong>答弁21</strong>　組織全体の超過勤務時間を縮減するだけでなく、健康管理やワーク・ライフ・バランス推進の観点からも、職員一人ひとりの働き方をマネジメントして、超過勤務の上限時間を超えないようにしていくことが必要だと考えています。こうした視点から、新たな目標を設けることを検討しています。</p>
<p>超過勤務時間の縮減に向けた目標を設定し、その達成に向けて着実に取組を進めていただくことをお願いし、次の質問に移ります。</p>
<div id="9"><strong>９　学校給食費の改定</strong></div>
<p>次に、学校給食費の改定について伺います。本市会では、食材価格の高騰に伴う学校給食費の改定について議論されておりますが、この要因の一つとして、これまで食材購入費に補てんしてきた学校給食費調整基金がなくなる見通しという問題があります。</p>
<p>今回値上げをしたとしても、さらに食材価格が高騰した場合、このような役割をもつ基金による対応ができなくなるわけです。<br />
果たして、基金がなくなった状況で、横浜市はどうするのか心配なところです。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問22</strong>　今後の学校給食費調整基金の見込みについて、教育長に伺います。<br />
<strong>答弁22</strong>　今回の給食費の改定は、望ましい給食を提供していくためのぎりぎりの金額になりますので、積立ての見込みはできておりません。年度末に、食材購入の入札残が発生した場合には、基金に積み立てることになります。</p>
<p>また、給食費を改定し、基金による補てんをしなくてもすむようにはなりますが、今後は消費増税も控えており、また値上げが来るのではと、不安になる保護者の皆さんもいらっしゃるのではないかと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問23</strong>　今後の給食費改定の考え方について、教育長に伺います。<br />
<strong>答弁23</strong>　横浜市学校保健審議会から答申をいただいた「横浜市として望ましい小学校給食」を実施するために、それに見合う給食費を設定していくことは必要と考えています。保護者の皆さまにご理解いただけるよう、食材価格の動向を注視しながら、献立の調整や購入価格を抑える工夫を引き続き行っていきます。その上で、望ましい給食の提供が困難な状況となった場合には、改定を提案させていただくことになります。</p>
<p>食材価格が高騰するなか、給食を充実させていかなければならない一方で、給食費については、保護者の皆さんのご理解も得られるよう運用していただきたく思います。</p>
<div id="10"><strong>10　ハマ弁</strong></div>
<p>次に、ハマ弁について伺います。ハマ弁は、保護者等へのアンケートを基に、300円台であれば20％の方が利用するという想定で事業が始まりましたが、１月の喫食率が1.3％であり、当初の想定に大きく及ばない状況です。</p>
<p>平成30年度からは利用促進のため価格を引下げ、その予算については、10％の喫食率を想定しているとのことですが、現在の喫食率を考えると、10％は大変大きな数字かと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問24</strong>　10％の喫食率の考え方について教育長に伺います。<br />
<strong>答弁24</strong>　ハマ弁は協定期間の32年度までに20パーセントの方が利用することを想定していますが、価格の引き下げによって30パーセントまで伸びる可能性も想定する必要があると考えました。30年度は、想定している喫食率に向けて段階的に伸びていくものとして10パーセントとしています。</p>
<p>10％か20％といった数字については、「目標」としているのか、「目安」としているのかによって取り組みへの姿勢が大きく変わりますし、市民の税金を使う以上は、しっかりと目標を立て、検証をする必要があります。事業者との協定は平成32年度までとなっており、残りは３年度です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問25</strong>　20％の想定に対して今後の展望をどのように考えているのか教育長に伺います。<br />
<strong>答弁25</strong>　29年度の実績でも、学年の入れ替わりのタイミングで利用登録者数が増加しています。120校の新入生保護者説明会でハマ弁の説明を行い、多くの保護者の方からご質問・ご意見をいただいており、関心の高まりを感じています。食育セミナー・試食会でも、「栄養面についてしっかりと考えられていることが分かった。」、「聞いていたよりおいしかった。」などのご意見をいただいております。家庭弁当が定着している現状にありますが、ハマ弁の良さについてご理解いただき、利用促進に努めていきます。</p>
<p>ハマ弁については、様々な取り組みを進め公費がかかっています。中学校の昼食の充実は大きな課題であり、その成果についてはしっかりと考える必要があります。しっかりと効果検証して、取り組んでもらうように要望いたしまして、次の質問に移ります。</p>
<div id="11"><strong>11　介護分野のオープンイノベーション</strong></div>
<p>本市では、75歳以上人口が急増する2025年に向けて、地域包括ケアシステムの構築を進めています。そのためには、18区ごと、あるいは地域ごとの状況を把握し、対応策を検討していくことが効果的だと考えます。平成30年度予算では、地域ケアプラザのエリアを基本とする日常生活圏域ごとに、介護データを分析・活用するためのシステムを構築するとされています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問26</strong>　このシステムの内容と活用方法を伺います。<br />
<strong>答弁26</strong>　日常生活圏域単位で、高齢化率や要介護認定率、更に要介護認定を受けた人で、数年後に状態が改善した人の割合などを把握できるようにいたします。それらのデータを地域の関係者と共有し、介護予防や居場所づくりなど地域に必要な取組の充実につなげます。また、医療分野のデータとも連携させ、介護と医療の連携強化に向けた施策検討に活用してまいります。</p>
<p>また、介護市場の規模は拡大していきます。イノベーションにより技術開発や価値の創造ができれば、大きなビジネスチャンスになると考えます。平成30年度予算では、介護現場への民間技術導入支援を行うとされています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問27</strong>　介護現場への民間技術の導入支援に取り組む理由とその内容を伺います。<br />
<strong>答弁27</strong>　介護人材の確保が喫緊の課題であることから、ＬＩＰ．横浜の一環として、市内企業等の優れた技術やノウハウを生かして、介護職員の負担軽減を実現していきます。そのため、介護の事業所に対し、民間企業の技術導入により改善したい課題を調査します。その解決につながる技術やアイディアを市内企業等からご提案いただき、実用化に向けた支援や現場への導入を進めます。</p>
<p>介護分野でのデータ活用やオープンイノベーションを積極的に進めていただくことをお願いして、次の質問に移ります。</p>
<div id="12"><strong>12　介護人材支援事業</strong></div>
<p>介護ニーズが増加する一方、介護職員の不足が大きな課題となっています。こうした中で、介護ロボットの導入は、人材不足に対応する一つの手段としても注目されています。 </p>
<p>国では介護ロボットを「ロボット技術を活用して、センサー等により得られた情報を解析して動作を行うもの」全般と定義し、日常生活支援における、移動支援、排泄支援、見守り支援などの場面において使用されています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問28</strong>　介護の現場に介護ロボットを導入する効果について伺います。<br />
<strong>答弁28</strong>　センサー等による見守り支援のロボットは、モニターで状況が確認できるため、介護職員の負担が軽くなります。更に、利用者の動きから危険を察知することで、転倒のリスクが減るという効果もあります。また、歩行や外出時の移動支援や、排泄を予測してトイレ誘導のタイミングを知らせる機器等は、利用者の生活の質を維持し、向上させる効果があります。</p>
<p>このたび、本市においても、独自に介護ロボット等を導入するための新規事業が、３０年度予算に盛り込まれています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問29</strong>　高齢者雇用を伴う介護ロボット等導入支援事業の取組について伺います。<br />
<strong>答弁29</strong>　介護人材の確保に向けて、一定以上の高齢者の雇用に取り組んでいる法人に対して、介護ロボットや福祉機器の導入費を補助します。それらを導入することで、介護職員の負担の軽減や、職場の環境改善による介護職員の定着に取り組みます。また、施設で雇用する高齢者が介護の担い手となり、高齢者自身の社会参加も期待できます。</p>
<p>人材確保の目的が強い事業かとは思いますが、介護ロボット等を導入した企業とは結果を共有し、今後に活かしてほしいと思います。</p>
<div id="13"><strong>13　よこはまウォーキングポイント</strong></div>
<p>健康・医療で注目を集めてきた、「よこはまウォーキングポイント事業」は、毎年アンケート調査等により、定性的な事業検証が行われています。これに加えて、医療費抑制等に係る効果検証などを行い、事業成果として把握する必要があると考えます。来年度は、検証の検討を進められる予算が計上されておりますので、具体的な進展を期待しています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問30</strong>　よこはまウォーキングポイント事業のデータに基づく定量的な効果検証の今後の進展について伺います。<br />
<strong>答弁30</strong>　定量的な効果検証では、参加者データと個人の医療費データとの突合せが必要となるなど、個人情報の観点から慎重な取り扱いが求められます。現在、データサイエンス学部を開設する横浜市立大学から提案を受け、調整を進めています。今後は、検証にご協力いただく方に、過度の負担をかけない、効果的な実施方法について検討してまいります。</p>
<p>ウォーキングポイントという本市独自の大規模なデータを、健康づくり事業において活かしていくことが重要です。</p>
<div id="14"><strong>14　国民健康保険の特定健診</strong></div>
<p>次に、国民健康保険の特定健診について伺います。</p>
<p>本市国民健康保険では、現在、次期特定健診実施計画とともに第２期データヘルス計画を策定しています。データヘルス計画では、加入者の健康を増進し、医療費の適正化に結びつけていくことが、目指されています。課題となっているのは、双方の計画のベースとなる特定健診の受診率が、28年度実績で21.0パーセントと低迷していることです。</p>
<p>一方、本年４月から実施される都道府県単位化で、新たな交付金として「保険者努力支援制度」が創設され、特定健診受診率が評価指標の一つになっています。制度上、特定健診の受診率を向上させることは、保険者努力支援制度による公費の獲得につながります。</p>
<p>しかしながら、本市の第１期データヘルス計画では、29年度の目標値を23.0パーセントとしており、第２期データヘルス計画では、30年度目標値を28.0パーセント、約２万８千人の受診者を増やす必要があります。</p>
<p>更に、最終年度の35年度には40.5パーセントとしており、約９万人の受診者を増やしていく計画です。これまでの本市の実績からみても、計画期間内の目標値の到達には、明確な努力や工夫が必要であると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問31</strong>　データヘルス計画における特定健診受診率の目標達成に向け、どのような取組を行うのか市長の考えを伺います。<br />
<strong>答弁31</strong>　30年度は、自己負担額を無料化した他都市の例を参考に、受診率の５パーセント増加を見込みました。更なる取組として、市医師会等関係機関や市民団体との連携による受診勧奨などに取り組むとともに、効果を検証しながら有効な事業を重点的に実施し、35年度目標に到達するようしっかりと取り組んでまいります。</p>
<p>さて、データヘルス計画策定のために収集し分析したデータを、加入者のためだけに限定せず、これを市民全体の健康づくりにも役立てていけば、市民の健康増進、さらにその先にある医療費の削減に繋げていけるのではないでしょうか。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問32</strong>　データヘルス計画で集積したデータを、他の保健施策に有効に活用すべきと考えますが、見解を伺います。<br />
<strong>答弁32</strong>　本市国民健康保険加入者の特定健診等のデータを、広く市民の健康増進に役立てていくことは重要であり、既に医療政策の立案にも活用しています。今後、データの取扱について課題を整理した上で、ウォーキングポイント事業の効果検証や様々な保健施策の展開で活用するなど、医療費抑制効果の分析も含めたデータ活用を検討します。</p>
<p>データの有効活用により、市民の健康づくりが一層進み、将来的には医療費の削減に結びついていくことを期待します。</p>
<div id="15"><strong>15　受動喫煙防止対策</strong></div>
<p>受動喫煙対策について伺います。先般、厚生労働省が『「望まない受動喫煙」対策の基本的考え方』を公表しました。今や望まない受動喫煙を防ぐことや、屋外分煙施設の整備促進は、自治体において積極的に進めていくべき課題です。</p>
<p>現在、本市には６地区の喫煙禁止地区が指定されており、この３月からは戸塚駅周辺を、平成30年度中には二俣川駅周辺を指定すると伺っておりますが、これまで取り組んできた屋外における喫煙対策を一歩進め、喫煙禁止地区であることにとらわれず、喫煙所を整備していくことなども視野に入れていくべきではないでしょうか。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問33</strong>　喫煙禁止地区以外での屋外受動喫煙対策の進め方について伺います。<br />
<strong>答弁33</strong>　人が多く集まる駅周辺等において、分煙環境の整備に向け、新たな喫煙禁止地区の指定や、駅周辺での喫煙所整備、また、地域の皆様による美化活動との連携など、実情に応じた対策を検討していきます。</p>
<p>これまで本市では、喫煙禁止地区内での喫煙の未然防止や吸い殻のポイ捨て防止に向け、喫煙所の拡張やパーテーションの設置などの再整備を行っており、屋外での分煙環境整備の取組を進めています。しかし、取り組んでいる内容は定量的な結果が見えにくいという点がありました。屋外分煙施設の設置効果を市民と共有し理解していくためには、客観的な判断材料が必要です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問34</strong>　喫煙所を整備したことによる効果をしっかりと検証し、今後の施策等に活かしていくことが重要と考えますが、市長の考えを伺います。<br />
<strong>答弁34</strong>　喫煙所の整備により、良好な分煙環境が生まれるとともに、ポイ捨てがなくなるなどのマナーの改善、さらに周辺での花植えなど、まちづくりに広がった事例もあります。効果を幅広い視点で捉え、市民の皆様へお伝えするなどにより、今後の取組を進めていきます。</p>
<p>国からも受動喫煙に関する一定の考え方が出たことを真摯に受け止め、受動喫煙対策に取り組んでいただきたいと考えています。受動喫煙防止の取組は、オリンピック・パラリンピック開催を契機に検討されてきたものです。開催まで、あと２年と迫る中、対策を進めていただきたいと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問35</strong>　国の動向を踏まえ、本市の受動喫煙対策について、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁35</strong>　本市では、全国に先駆けて制定された県の条例に基づき、屋内の受動喫煙の防止に取り組んでおります。飲食店などの対策は進んでいます。一方、市民の皆様からは屋外の受動喫煙に関して多くの声をいただいております。また、周囲の人の健康への影響からも、「望まない受動喫煙」対策の更なる取組が必要だと考えます。</p>
<p>市民の健康を守る立場からも、「望まない受動喫煙対策」をしっかりと取り組んでいただきたいと思います。</p>
<div id="16"><strong>16　こころの健康対策</strong></div>
<p>次に、こころの健康対策、依存症対策について伺います。依存症は、本人の意思問題ではなく、脳の機能障害などによる病気です。家族が心理的にも経済的にも大きな負担を抱えたり、家庭内暴力や強盗などにもつながってしまいます。現在、国会においてギャンブル依存に関する法案が提出されており、法案の成立後は、更なる取組が求められてくるのではないかと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問36</strong>　これまでの取組の中で見えてきた、ギャンブル等依存症対策の課題は何か伺います。<br />
<strong>答弁36</strong>　本人や家族が初期の段階では、依存状態になっていることを自覚しづらいため、早い段階で相談や専門医療に繋がりにくいことがあげられています。また、依存症医療に対応できる専門医療機関や、回復支援施設等への支援の強化も課題になっています。</p>
<p>法案の中では、国による基本計画の策定や推進体制の構築など国が果たすべき役割と合わせ、地方公共団体の役割についても触れられており、それらの取組の推進が求められています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問37</strong>　法施行を見据え、今後、どのような対策に取り組んでいくのか伺います。<br />
<strong>答弁37</strong>　昨年９月の｢広報よこはま｣に、初めて依存症の特集記事を掲載するなど啓発活動を工夫していますが、更に強化してまいります。また、こころの健康相談センターなどの専門相談に加え、本人や家族を対象としたプログラムについても拡充するとともに、国が求める依存症治療の拠点医療機関の指定に向けて、県との協議を進めます。</p>
<p>実際に多くの方は依存症で苦しんでいるのではないかと考えますので、必要な対策を進めていっていただきたいと思います。</p>
<div id="17"><strong>17　家庭養護の推進</strong></div>
<p>次に、社会的養護における家庭養護の推進について伺います。</p>
<p>近年、複雑な社会状況のもと、貧困や望まない妊娠等、様々な事情からこどもを育てられない人や、児童虐待が増加する傾向が見られることは、大変悲しむべき事態であると考えます。これに対して、本市では、妊娠届出時からの母子保健コーディネーターによる相談や、産婦健診、産後うつ対策、「にんしんＳＯＳヨコハマ」など、妊娠期からの相談支援を充実させています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問38</strong>　妊娠期からの相談支援を充実することの意義について、伺います。<br />
<strong>答弁38</strong>　子どもを産み、育てることに不安や困難を抱える母親を、早期に把握し、支援につなげていくことが、虐待の予防として大変重要だと認識しています。母子健康手帳交付時の相談や、母子保健コーディネーターの配置、にんしんＳＯＳヨコハマなど、気軽に相談できる機会の充実により、継続的な支援につなげ、ひとりで悩みを抱えることがないように取り組んでまいります。</p>
<p>一方で、こうした支援に繋がったとしても、自らの力で子育てをすることができない方々もいます。児童虐待については、迅速・適格な対応と併せて、虐待を受けた子ども、とりわけ、実の親のもとで暮らすことのできない子どもたちへの支援は非常に重要と思っています。</p>
<p>28年の児童福祉法の改正では、社会的養護において、家庭と同様の環境における児童の養育を推進するとの理念が規定されました。里親委託や養子縁組の相談・支援が、児童相談所が取り組むべき重要な業務として明確に位置付けられたことは、家庭養護を推進していくうえでも、大きな意義があると考えています。これまでも、児童相談所では里親からの相談に応じた助言や、研修を行うなどして、里親委託数も徐々に増えてきていますが、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問39</strong>　家庭養護推進のための30年度の重点的な取組について、伺います。<br />
<strong>答弁39</strong>　制度が広く認知されていない状況を踏まえて、里親など家庭養護の重要性を理解していただくための普及啓発や担い手の育成に一層、取り組んでまいります。併せて、訪問による相談や研修の充実を図り、様々な背景のある子どもを受け入れる里親を支援します。引き続き、特別養子縁組を前提とした、新生児期からの里親委託を進めてまいります。</p>
<p>29年8月には、国の検討会で議論された「新たな社会的養育ビジョン」が示され、里親や養子縁組が注目されています。11月に日本財団が行った『「里親」意向に関する意識・実態調査』では、約６％の方が「里親になってみたい」と回答している一方で、具体的な制度の内容はほとんど知られていない状況です。この調査では、里親への意向がない人に対し、子どもや里親に関する課題等の情報を提供することで、里親になってみたいと考える人が倍増する可能性があるとも示しています。</p>
<p>横須賀市では、特別養子縁組を推進するため、日本財団や特別養子縁組に実績のある団体と連携したプロジェクトを行うなど、民間のノウハウを活用した取組を行っています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問40</strong>　より多くの市民が里親や養子縁組に関心を持ち、制度が活用されていくためには、民間団体等との連携による里親開拓等の取組が効果的であると考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁40</strong>　これまで、里親に関心のある方を対象に、里親会と連携し、体験談を含めた説明会等を行うとともに、里親家庭への地域の理解を深めるための啓発を行ってきました。今後、より多くの方に制度を知っていただくため、多様な媒体の活用や民間との連携等、効果的な手法の検討を進めてまいります。</p>
<p>望まない妊娠等により、実の親による養育が困難で、施設等に預けられる乳幼児がいる一方で、不妊に悩む方々もいます。<br />
特に、乳幼児については、実親との関係が終了し、より安定した親子関係が法的に結ばれる特別養子縁組がもっと活用されるべきと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問41</strong>　里親や養子縁組など家庭養護の更なる推進に向けた市長の考えを伺います。<br />
<strong>答弁41</strong>　地域や家庭の中で、特定の大人に愛情をもって養育されることで、大人との信頼関係や自己肯定感を獲得できる里親や養子縁組は、大変有益な制度です。意欲と熱意のある、多くの方に里親を担っていただき、子どもを受け入れた家庭への支援を継続的に行うことで、より良い養育環境の確保を進めてまいります。</p>
<p>一人でも多くの子どもが、より安心して生活することができるよう、積極的に推進に取り組んでほしいと思います。</p>
<div id="18"><strong>18　いじめ防止に向けた取組</strong></div>
<p>いじめの認知件数は、教職員が発見したものや子どもや保護者からの訴えにより発見したものです。法におけるいじめの定義は、「本人が苦痛を感じているもの」という内心にかかわるものであり、実際のいじめはもっと多く発生しているのではないかと思っています。<br />
大切なことは、いじめが発生した後に把握できる認知件数だけでなく、発生そのものを減らしていくことだと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問42</strong>　学校でのいじめ未然防止の取組について、教育長に伺います。<br />
<strong>答弁42</strong>　いじめの未然防止に向けては、子どもたちが安心して充実感を持って過ごせる学校づくりが大切です。教職員は一人ひとりの子どもの理解を深め、道徳教育や人権教育等で、子どもたちがお互いに相手のことを理解し、認め合える人間関係づくりに取り組みます。また、「子どもの社会的スキル横浜プログラム」を活用して、子どものコミュニケーション能力を高める取組や、子どもたちがいじめを自分たちの問題として主体的に考える「横浜子ども会議」等を通して、いじめが起きにくい学校風土の醸成に取り組んでいきます。</p>
<div id="19"><strong>19　人権意識の向上に向けた取組</strong></div>
<p>家庭内暴力や、虐待、いじめは、人権問題です。</p>
<p>373万人市民が生き生きと市民生活を営むためには、それぞれの人権が尊重されることが、大切です。横浜市基本構想（長期ビジョン）では、「人権尊重を基調として、市民が生き生きと暮らせる魅力あふれる都市」であり続けるとしています。近年は、性的少数者やヘイトスピーチなど新たな人権課題も着目されるようになってきています。横浜市政の運営を担う本市職員には、こうした新たな人権課題についても、常日頃から人権感覚を磨き、人権意識の向上を図っていただきたいと思っています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問43</strong>　新たな人権課題に対する、本市職員の人権感覚を養うための取組について、伺います。<br />
<strong>答弁43</strong>　本市の人権施策の基本指針では、性的少数者や犯罪被害者への理解と支援など、新たに注目されている課題も取り上げています。指針に基づき、職員が日頃から理解を深めるよう、全庁的な研修や各区局での職場研修等を通して、人権感覚の涵養に努めるほか、テーマに応じ、関連部局との庁内連絡会議で情報共有等を図っています。</p>
<p>一方で、暴力や虐待の発生を抑制していくには、一人一人の市民の方々や企業等においても、課題を知り、苦しまれている人達が居ることを知り、主体的に考えてもうらうことが必要です。本市としても、様々な啓発や相談等の取組が重要であると思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問44</strong>　市民の皆様や市内企業に対してどのような人権啓発の取組をしているのか、伺います。<br />
<strong>答弁44</strong>　法務局や人権擁護委員と連携して、街頭キャンペーンや区民まつりでの啓発、中学生を対象とした人権作文コンテストを実施しています。また、「広報よこはま」による啓発や、企業向けセミナーの実施、図書・ＤＶＤの貸出しや講師派遣等を行い、市民の皆様や市内企業の方々が多様な人権課題の理解を深める機会を提供しています。</p>
<p>人権にかかる研修・啓発は、一朝一夕に効果が表れるわけではなく、その成果自体も測りにくいため、難しいものだとは思いますが、多様性を増している現代社会において、人々の人権意識の向上は必要不可欠です。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問45</strong>　今後、市民の皆様や市内企業に向けた人権啓発の取組を一層、充実すべきと思いますが、考えを伺います。<br />
<strong>答弁45</strong>　誰もが豊かで生き生きと暮らせる地域社会の実現には、市民の皆様、市内企業をはじめ、地域社会で活動するすべての主体の理解と協力が欠かせないと考えています。引き続き、啓発事業の実施に当たっても、地域の人権擁護委員や支援団体など、関係機関との連携を深め、啓発内容の充実や参加数の拡大などに努めてまいります。</p>
<p>民間の団体などとも協力しながら、今後もしっかりと研修・啓発等の取組を進めていただきたいと思います。</p>
<div id="20"><strong>20　夜間景観の魅力向上</strong></div>
<p>次に、本市の魅力向上について伺ってまいります。</p>
<p>横浜市が活力ある都市であり続けるには、交流人口を増やし、より多くの消費活動を行って頂くことが重要です。これまで、開放的な水辺空間の活用や、美しい夜景を活かし、国内外から来訪者を増やす必要があると、市長とも議論を重ねてきました。水辺空間の活用は進み始めていると聞いていますが、やはり夜景の魅力を磨き、夜の経済を活性化させることは非常に重要だと思います。</p>
<p>昨年11月30日の「観光・創造都市・国際戦略特別委員会」では、建築照明デザイナーの面出薫氏をお招きして、「歴史的都市と建築の照明デザイン」というテーマでお話いただきました。面出氏との質疑の中でも、「横浜のように魅力あるスポットがたくさんあるところでは、照明演出によって、来訪者が光に沿って自然と回遊するような動線をつくることができる。」とのご意見をいただきました。恒常的な都市空間の照明デザインにより、人々の新たな動線を作り出し、世界中から「横浜の夜を楽しみたい」と思ってもらえるような魅力ある夜景、空間を作って行くことが、今後の横浜市に、そして市内経済にとって重要だと改めて強く感じたところです。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問46</strong>　都市の魅力づくりのための夜間景観演出の取組について伺います。<br />
<strong>答弁46</strong>　これまでも景観条例に基づき、歴史的建造物やみなとみらいの高層ビルのライトアップ、街路や水辺の演出等、特徴のある夜間景観の形成に取り組んできました。今後も大規模な建築行為や開発、更にはイベントに合わせた、魅力的な夜間景観の形成に努め、新たな賑わいづくりにもつなげていきます。</p>
<p>夜景演出により多くの人々が回遊し、消費行動にも結び付き、市内経済の活性化に寄与することを期待します。</p>
<div id="21"><strong>21　図書館サービスの充実</strong></div>
<p>交流人口増加策として注目されているのが、図書館です。昨年5月の一般質問では、図書館の新設について市長からは「課題である」とご答弁がありました。現時点で新設が叶わないのであれば、今ある図書館サービスの充実は欠かせません。一方、図書館サービスを補完してきた、市民図書室の予算は減額になっています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問47</strong>　図書館の予算の充実についての市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁47</strong>　18の図書館の魅力を高めるために図書館の蔵書は大切ですので、10万冊の図書の購入ができる予算としています。また、運営費については効率的な運営を行い、サービスの充実に必要な予算を確保してまいります。</p>
<p>昨年の一般質問では、他都市での図書館の取り組み例を用いながら、図書館による街の活用化についても議論を行いました。市長からも、街の賑わいを振興する中核としての図書館の重要性の認識を示していただき、活性化については今後研究をしていきたいというご答弁がありました。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問48</strong>　図書館を通じた街の活性化について、30年度は、どのように取り組んでいくのか、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁48</strong>　市の行事や事業に合わせて、市民の方の興味・関心に応える講座や展示を実施していきます。さらに、横浜市歌の展示のように、本市ならではの貴重な資料を活用した「読んで知る」企画も充実します。また、区役所と連携した読書活動推進の取組を通じて、図書館をより身近に利用していただき、街の活性化につながるように取り組んでまいります。今、中央図書館でやっております、横浜市歌の展示についてですが、森鷗外、森林太郎が作詞をしております。なかなかこの辺りの過程が私もわからなかったのですが、大変詳しい資料が出ております。こういう展示ができるのも、やはり図書館ならではと思っておりますので、図書館は本当にこれからも大切にしてまいりたいと思います。</p>
<div id="22"><strong>22　公共建築物の再編整備の取組と行政サービスの方向性</strong></div>
<p>本市が抱える膨大な公共建築物の多くが今後建替え時期を迎えるにあたり、本市では、「公共建築物の再編整備の方針」が、この2月に定められました。今後、本市所有の公共建築物の多くは、この方針に基づき学校や市営住宅等の建替えに合わせて多目的化や複合化を検討していくこととなります。</p>
<p>本来であれば、公共建築物の再編整備に取り組む前に、多様化する地域の実情に応じて、どのような施設配置が適切なのか、現在の各種の公共建築物を将来も整備し本市が持ち続けることが適切なのか、地域に空き家などが増えるのであれば、このストックを積極的に活用する方策はないのか、などの議論が必要である、と強く感じています。公共建築物は、行政サービスを提供する手段の一つにすぎません。建築物のあり方を考える前に、行政サービスの水準やその提供のあり方など、本市が進むべき方向性を示したうえで、本当に必要な公共建築物の整備を行うべきではないでしょうか。</p>
<p>しかしながら、「再編整備の方針」では、これまで整備してきた公共建築物の規模や配置基準は変えずに、多目的化して複数の施設の役割を持たせることや、複合化して共用部分を作ることで規模を効率化していくことに止まっています。このまま公共建築物の再編整備だけが先行してしまえば、例えば10年後に行政サービスの考え方が見直された場合、この10年間やってきたこととの違いが出て、地域の間で不公平が生じてしまう、そのようなことは避けなくてはならないと強く感じています。</p>
<p>先の決算特別委員会における財政局の局別審査の際、柏崎副市長からは「検討すべき課題」と、ご答弁いただきましたが、市長のリーダーシップのもと、早急に対応する必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問49</strong>　公共建築物の再編整備の次のステップとして、将来における行政サービスのあり方について、早急に検討を行うべきと考えるが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁49</strong>　これまでに経験したことのない人口減少と超高齢社会の進展に伴い、社会状況や市民ニーズが変化し、求められる行政サービスも併せて変化していきます。学校等の建替えが本格化することに対応し、今回、公共建築物の再編整備の方針を定めました。行政に求められる役割やサービスのあり方については、常に検討しなければならない課題であると考えています。</p>
<div id="23"><strong>23　新たな劇場整備検討調査</strong></div>
<p>次に、新たな劇場整備の検討について伺います。</p>
<p>予算案では、新たな取組として「劇場整備の検討」について予算計上されています。しかし、新たな劇場の位置づけや、整備することの効果、現状にこういった課題があるから劇場が必要といった必然性が見えてきません。<br />
昨年12月の本会議では、「神奈川県はＫＡＡＴ等の施設を持っているにもかかわらず本市は持っていない」とのご発言がありましたが、特別自治市で二重行政の解消を目指している方向性と矛盾しています。</p>
<p>さらに、「オペラや歌舞伎、バレエを上演する」とも答弁の中で発言されていますが、劇場の仕様や建設費用が不明であり、見込みさえ立っていないのが現状です。このような問題の背景には、議論の積み重ねがされていないことがあるように思われます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問50</strong>　劇場整備の必要性や効果などについて伺います。<br />
<strong>答弁50</strong>　文化芸術は、都市の個性をつくりだし、多くの人を惹きつけ、都市の活力を生み出す原動力です。横浜が将来に向け発展していくためにも、「文化芸術創造都市」を都市づくりの戦略として、強く打ち出していくことが重要と考えます。これまでも芸術フェスティバルの開催等により、プレゼンス向上を図ってまいりましたが、本格的な舞台芸術のための劇場がございません。エンターテイメントから本格的な舞台芸術までを楽しめ、内外の人が繰り返し訪れる都市を目指すには、その象徴となる質の高い文化芸術に触れることのできる場が必要と考えます。このような場が整備されることによりまして、子供たちへの教育、文化芸術の風土醸成、賑わいの創出による横浜経済の持続的発展など、様々な効果に繋がると考えております。来年度実施する調査の結果を踏まえ、議論を深めてまいります。藤崎先生ご心配のように、唐突感があるというようなお考えでございましたけれども、私も８年半市長職をやらせていただきまして、この件につきましては、相当慎重に考えてまいりました。大変運営が非常に難しいわけですから、単に貸し劇場化してしまっては駄目なので、建った後のマネジメントをどうするかというのが非常に重要でございます。民間の方に投資していただかなければならないといって、非常に課題も難しいですけれども、このようにつくっていこうという意志をはっきりさせていって、色々な民間からの提案も期待しておりますし、先生ご心配していただいて感謝申し上げますが、慎重に慎重に取り組んでまいります。</p>
<p>昨年、MM地区で新たな音楽ホールの整備計画が発表され、関内地区では文化体育館の改修によってホール機能が強化されることになりました。また、市内には、既存の施設もあり、新たな施設整備を進めようとすると、事業採算性への影響も懸念されます。一方では公共建築物の再編整備という課題を抱える中で、公費負担など、様々な課題が想起されます。</p>
<p>そのため、施設を造ることを前提とせず、本市が取り組む必要があるのかどうかを含め、検討する必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問51</strong>　幅広く意見を聴いた上で、正確な情報を集め十分な分析を行い、しっかりと検討すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁51</strong>　本格的な舞台芸術に触れることができる劇場とするために、今申し上げました民間の力、そして最適な整備手法や運営方法を幅広く重ねて申し上げます。検討に際しては、既存劇場の運営状況を正確に把握いたしまして、劇場や興行に関する専門家とともに、文化芸術活動を担い、支える関係者の皆様の意見もお聞きした上で、しっかり検討してまいります。私、文化庁の委員など色々なことをやらせていただきましたけれども、国もこのような場の建設は期待していると思います。なかなか、文部科学省の予算も厳しいことでございますから、自治体が頑張って国とも共同してやっていくことが必要かと考えています。</p>
<p>新たな劇場が将来の負担にならないよう、止める判断も必要ではないでしょうか。</p>
<div id="24"><strong>24　市街化区域内の農地の保全</strong></div>
<p>次に、市街化区域内の農地の保全について伺います。</p>
<p>いわゆる「生産緑地の2022年問題」がクローズアップされ、宅地化による需給バランスの問題や、緑地の減少の問題が指摘されています。近年は空家率が上昇し、一方では空き家対策が課題になる中、本市の市街化区域内の農地保全は、課題です。</p>
<p>こうした中、国は、農地の多面的な機能に着目し市街化区域内の農地の保全をより一層進めるため、昨年生産緑地法を改正しました。この法改正によって、市町村が条例を制定することで生産緑地地区の指定面積の下限を引き下げることができるようになりました。本市においても、国の法改正に速やかに対応し、昨年12月に条例を制定しました。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問52</strong>　生産緑地の保全についてどのように取り組んでいくのか伺います。<br />
<strong>答弁52</strong>　小規模な農地も対象となる生産緑地地区の条例制定後、多くの農家の方から指定の申込をいただいており、生産緑地の新たな指定を進めています。また、既存の生産緑地制度の延伸を図るほか、都市農地の貸借を円滑化する新法などの動向を踏まえて、生産緑地の維持・拡大に取り組んでいきます。</p>
<p>市街化区域内の農地を保全するためには、まずは、生産緑地制度をしっかり活用していくことが重要であると考えます。2022年問題が懸念されている中、生産緑地法とあわせて都市計画法が改正され、新たな用途地域として「田園住居地域」が創設されましたが、本市としてこの「田園住居地域」を活用するのか、それともしないのか、今後、検討していく必要があると考えております。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問53</strong>　新たな用途地域である「田園住居地域」の考え方について伺います。<br />
<strong>答弁53</strong>　「田園住居地域」は、低層住宅に加えて、農産物の直売所や農家レストランなどの施設の立地が可能となる用途地域です。今後、用途地域の全市見直しの中で、住宅と農地が共存し、両者が調和したゆとりある居住環境の形成が期待される地域などへの適用について検討してまいります。</p>
<div id="25"><strong>25　空家対策</strong></div>
<p>本市でも空家は増加傾向にあり、戸建ての空家のうち、売却・賃貸用以外のいわゆる「放置された空家」が、平成20年から平成25年の５年間で、約5,000戸も増加しています。</p>
<p>本市でも人口減少を控え、今後、高度成長期に一斉に開発された住宅地などにおいて、ますます空家が増えていくことが予想されます。<br />
このため、本市では平成２８年２月に全国に先駆け空家等対策計画を策定し、法務・不動産・建築・まちづくりＮＰＯなど１１の専門家団体と連携しながら、取組を進めてきたことと思います。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問54</strong>　空家対策に関するこれまでの取組状況について、伺います。<br />
<strong>答弁54</strong>　住まいの状態に応じて、「空家化の予防」、「流通や活用の促進」、「管理不全の防止」、「空家除却後の跡地活用」を４つの柱として、地域住民、専門家団体など多様な主体と連携しながら取り組んでいます。具体的には、空家所有者に向けた相談会の開催、子育て世帯や若者向け住宅のほか、地域の活動拠点への活用、老朽空家の改善指導などに取り組んでいます。</p>
<p>特に、郊外戸建て住宅地では、増え続ける空家を、流通や活用にしっかり回していくことが必要です。子育てや高齢者支援などの地域の活動拠点として活用できれば、地域の活性化にもつなげることができます。またその際には、地域の住民の方々のご理解が必要となります。このため、地域のニーズを把握する区役所と関係局が連携しながら、取組を進めることが必要と考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問55</strong>　空家の流通・活用に向けた今後の取組について伺います。<br />
<strong>答弁55</strong>　消費者が安心して中古住宅を購入できるよう、売買時に建物の耐震性等の調査結果の説明を義務付ける制度について、不動産団体と連携して普及に取り組んでまいります。また、空家活用のモデル事業として、まちづくりＮＰＯや企業等とも連携しながら、多世代交流サロンやシェアハウス、子育てや高齢者施設などへの活用に向けたマッチングに取り組んでいきます。</p>
<div id="26"><strong>26　持続可能な住宅地推進プロジェクト</strong></div>
<p>土地や建物の課題の他に、市内各地で担い手不足が大きな課題になっています。</p>
<p>持続可能な住宅地推進プロジェクトでは、活動の場や、地域の活動が生み出されてきました。青葉区で行われている次世代郊外まちづくりでは、テーマを持ったコミュニティが生まれ、自立して活動が継続し、地域の様々な主体と交流する機会が創出されました。<br />
若い世代からまちへの関心を醸成し、幅広い年代に選択できる活動が豊かにある姿は、住宅地再生の一つの答えだと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問56</strong>　これまでのたまプラーザ駅北側地区におけるコミュニティ活性化の取組について伺います。<br />
<strong>答弁56</strong>　環境や子育てなどの様々なテーマのワークショップなどを開催し、まちづくりへの関心の高まりとともに、多くの住民主体の活動が継続して行われています。また、活動拠点として地域内に設けられた「ワイズ リビング ラボ」で、地域の情報発信や様々な活動団体同士のネットワークづくりを進めています。</p>
<p>プロジェクト開始から６年が経過し、人や世代の入れ替わりが起きる中、新たな担い手掘り起こしも、継続的に必要です。また、これまで議会でも次世代郊外まちづくりの横展開について議論し、認識をともにしてきました。郊外住宅地においては、駅への近接性など駅間の交流なども重要です。近接、隣接しているがゆえの波及効果もあると考えます。実際に、たまプラーザでは、沿線の住民も積極的に活動に参加されてきました。</p>
<p>そのため、今後はこうしたノウハウをより発展させながら、より効果のある沿線での横展開を行う段階にきていると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問57</strong>　これまでの取組を活かした沿線への展開について伺います。<br />
<strong>答弁57</strong>　田園都市線沿線では、人口は緩やかに増加し続けているものの、居住者の高齢化によるコミュニティの希薄化や地域活動の担い手不足などの状況がありまして、新たな地域としての魅力づくりが強く求められています。そのため、産学公民の連携によるコミュニティの活性化や地域に必要な施設・機能の導入など、これまでのノウハウを生かして、沿線全体に展開していきます。</p>
<div id="27"><strong>27　エリアマネジメントの取組</strong></div>
<p>地域の活力を持続させ、価値を高めていくため、民間の力を活かしたエリアマネジメントの取組は、今後ますます重要となってきます。<br />
たまプラーザで建設中のマンション運営においても、次世代郊外まちづくりの取り組みの流れを活かしながら、エリアマネジメント組織を入れて、地域との連続性をもたせようと、試みられようとしています。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問58</strong>　郊外部におけるエリアマネジメントの取組の考え方について伺います。<br />
<strong>答弁58</strong>　高齢化の進展や空家・空き店舗への対応など、地域課題の解決や地域の価値を高めるためには、エリアマネジメントの取組が重要です。この取組は、地域の皆様の主体的な活動が不可欠であり、本市としましても、地域の状況に応じて適切に支援していきます。</p>
<p>エリアマネジメントの推進にあたっては、その担い手の確保が重要です。郊外部では高齢化が進行し、福祉や町内会活動などソフトの分野でも担い手が不足している状況です。地域では、まちづくりも福祉も同じ人が関わることが多く、地域にとって効率的な進め方を考える必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問59</strong>　郊外部のエリアマネジメントの推進にあたっては、ソフト分野も含めて連携して進めていくべきと考えるが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁59</strong>　エリアマネジメントの取組は、住民、商店街、ＮＰＯなど多様な主体が連携し、賑わいの創出や福祉、防災、環境など様々な活動を総合的に進める必要があります。このため、多様な主体の持続的な活動が効果的に行われるよう支援することで、エリアマネジメントの取組を推進していきます。</p>
<p>先日（2月6日）、地域再生法の一部を改正する法律案が閣議決定され、「地域再生エリアマネジメント負担金制度」の創設が、国会で審議されることになったと聞いています。これは、アメリカなどで既に多くの事例が見られる、エリアマネジメント活動に要する費用を受益者から徴収する、いわゆる「BID制度」を法制化しようとするものです。今後、横浜市としても民間活力を生かした賑わいの創出や公共空間の活用などに取り組んでいくため、活用することが必要であると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問60</strong>　国において創設が予定されているBID制度の導入を積極的に検討すべきと考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁60</strong>　今回閣議決定された、「地域再生エリアマネジメント負担金制度」いわゆる「BID制度」については、現時点では法案のみが公表されています。今後の国会の審議や国の動向なども見極めながら、横浜市における対応を検討してまいります。</p>
<div id="28"><strong>28　認知症の人にやさしいまちづくり</strong></div>
<p>まちづくりの観点から、今後重要になるのが「認知症の人にやさしいまちづくり」です。</p>
<p>厚生労働省の「認知症施策推進総合戦略（新オレンジプラン）」は副題が「認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて」とされ、生活支援や社会参加、安全確保等が示されています。本市では、介護データの活用によって、地域特性を分析し、それに応じた施策を行おうという状況にあります。公共施設、空家、エリアマネジメントなど、様々な課題と向き合いながら、超高齢化社会におけるまちづくりをすすめることは、非常に重要なテーマです。</p>
<p>静岡県の富士宮市では、さまざまな業種の民間事業者や団体が認知症サポーターとなり、認知症の人を支える地域づくりを進めています。福岡県大牟田市では継続して徘徊の模擬訓練に取り組んでいます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問61</strong>　横浜市として認知症の人にやさしいまちづくりにどのように取り組んでいくのか伺います。<br />
<strong>答弁61</strong>　市民理解を広げるため、認知症サポーターの養成など、認知症に関する正しい知識の普及啓発を行います。また、全区で警察や公共交通機関等と連携し、行方不明になった人を発見するＳＯＳネットワークに取り組み、中には、見守り訓練等を行っている地域もあります。さらには、市として早期発見につながる見守りツールを導入し、認知症にやさしいまちづくりを進めていきます。</p>
<p>昨年、認知症当事者が働く「注文を間違える料理店」が東京で開かれ話題になりましたが、認知症の人と伴走できる社会を目指して一緒に走る「RUN伴」の活動など、行政以外のところで認知症の人とともに暮らせるまちづくりを目指す取組が進んでいます。</p>
<p>2025年に向けて認知症の高齢者は５人に１人に増加すると言われています。本市の場合、およそ20万人が認知症の人となります。認知症の人にやさしいまちづくりは、行政だけは限界があると思います。</p>
<p>時間がないなか、2025年を見越して、行政だけでなく、市民活動や民間企業などと連携して、認知症の人にやさしいまちづくりを進める必要があると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問62</strong>　民間の取組とどのように連携していくのか伺います。<br />
<strong>答弁62</strong>　認知症の人と接する機会の多い企業等と連携して、認知症サポーター養成講座を積極的に開催し、企業の中で認知症に対する理解を広げています。また、住民ボランティアや介護事業者等が開催する認知症カフェが徐々に増え、企業から店舗スペースの活用などの提案も受けています。それぞれの強みを生かして取組を進めてまいります。</p>
<div id="29"><strong>29　大都市制度と区の機能強化</strong></div>
<p>次に、「大都市制度と区の機能強化」について伺います。</p>
<p>本市を取り巻く社会情勢が変化する中、都心部と郊外部、北部と南部など、地域が抱える課題は、区ごと、地域ごとに大きく異なってきています。地域課題、社会課題の解決にあたっては、地域の事情に合わせて政策を展開することが、ますます重要になっていくと考えます。</p>
<p>一方地域では深刻な担い手不足が生じ、市や区が求める地域の担い手が、自治会を始めとして地域の中でも得られなくなってきています。役所も義務的経費が増加し、人手も限られる中、役割の限界があります。限られた予算での中で、多様化する地域課題に対応していくためには、地域に身近な区役所が役割を発揮し、把握した情報を横につなげ、資源や人材を適切に結び合わせ、課題解決の方向性を一緒に考えていくなど、行政としてのコーディネート力が求められていると考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問63</strong>　「多様化する地域課題の解決に向け、区のコーディネート機能を強化するべき」と考えますが、市長の見解を伺います。<br />
<strong>答弁63</strong>　地域の課題解決が一層進むように、区役所が地域に寄り添いながら、地域で活動する団体同士のつながりづくりを促し、協働の取組をコーディネートすることが重要だと考えています。今後は、職員一人ひとりの協働への意識を高めるとともに、市民の皆様にとって身近な区役所と、専門性を有する局との連携を深めまして、行政としてのコーディネートの力を強化していきます。</p>
<p>地域との協働による課題解決として、区役所のコーディネート機能を強化していくことも非常に重要なことですが、同時に、データに基づいた地域特性の把握や、それに基づく対応を進めていくためには、地域に身近な行政機関としての課題解決能力を高めるための機能強化を図っていく必要があると考えます。<br />
そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問64</strong>　今後の区の機能強化の方向性について、伺います。<br />
<strong>答弁64</strong>　「地域の総合行政機関」として、身近なサービスをより幅広く提供するとともに、「地域協働の総合支援拠点」として、地域に寄り添い課題解決を進める地域支援の取組を強化していきます。さらに、本市の強みである大都市としての一体性を生かし、区局の連携を最大限発揮して、現場に近い区がより幅広い課題に対応できるよう進めていきます。</p>
<p>今後、データに基づいた政策形成が重要ですが、例えば健康医療の分野では、県・市ともにそれぞれ施策を行っていることから、横浜市の施策による効果が把握しにくい状況となっています。</p>
<p>特別自治市の実現は、県市の重複をなくすことであり、横浜市の施策による影響や費用対効果などを、より精緻に分析できるようになると考えます。このことは、横浜市において効果が実証できた施策を、他都市でも展開可能にし、都市経営、国家運営にも大きなメリットとなり得ます。特別自治市の実現は、本市の自立した発展に寄与するのみならず、新たな施策を全国展開していく可能性も持つ、大変有意義なものだと考えます。そこで、</p>
<p style="background-color:#f5f5f5;border:1px dotted #f5f5f5;padding:5px;">
<strong>質問65</strong>　特別自治市の実現に向けた今後の取組について、伺います。<br />
<strong>答弁65</strong>　フォーラムなどの場で、私自身が制度の趣旨を市民の皆様にわかりやすくお伝えするとともに、他の指定都市とともに連携いたしまして、特別自治市の実現に向けた機運を高めてまいります。また、人口減少・超高齢社会が進展する中、特別自治市の意義や国にとっても有益な制度であることを、有識者の皆様の意見も踏まえ、国に提案してまいります。指定都市市長会会長の三期目が４月１日からスタートし、引き続きやらせていただきますけれども、指定都市の中で大阪都構想という別の捉え方で、これもやはり地方自治の一つとしてしっかり大阪市は頑張っていらっしゃいますが、その他の都市については、特別自治市という方向で本当に揺るぎなく歩を進めてまいりたいと思います。</p>
<p>特別自治市の実現によるメリットを国とも共有し、法制化への道筋をつけられるよう、たゆまぬ努力を続け、しっかりと取組を進めていただきたいと思います。</p>
<p>数多くの企業で経営者として活躍され、3期目を迎えられた林市長がトップだからこそ語れる横浜の都市ビジョンを、各方面に発信していただくことを大いに期待して私の質問を終わります。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry3640.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
	</channel>
</rss>
