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	<title>藤崎浩太郎 &#187; 英語</title>
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	<description>横浜をもっと元気に！横浜の魅力を世界に！　横浜市会議員（青葉区）藤崎浩太郎公式ホームページ</description>
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		<title>上海における英語教育視察の報告書が完成しました。</title>
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		<pubDate>Wed, 23 Nov 2011 12:52:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
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		<description><![CDATA[11月8日～10日に、上海へ視察に行ってきましたが、事前に視察計画で告知しました通り、視察の報告書をまとめましたので公表致します。今回の視察はみんなの党横浜市会議員団のうち、伊藤、木下、豊田、平野、と私の5名によって行わ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>11月8日～10日に、上海へ視察に行ってきましたが、事前に<a href="http://yokohama.your-party.jp/policy/kyouiku/2330">視察計画</a>で告知しました通り、視察の報告書をまとめましたので公表致します。今回の視察はみんなの党横浜市会議員団のうち、伊藤、木下、豊田、平野、と私の5名によって行われました。</p>
<p>報告書は、上海のみならず、事前に国内で行った英語教育の視察も第1章でとりあげ、国内の事例や横浜の事例を上海市の事例と比較して頂ける内容となっております。</p>
<p>およそ60ページのレポートとなりましたが、上海のレポートは各校毎に章立てされていますので、1章から順を追わなくても内容が分かるようになっております。私が担当しているのは、第3章ですが基本的にブログで報告させていただいた内容となっています。当ブログを普段からご覧頂いている方には、第6章を是非お読み頂きたいと思います。というのは、各校の視察を終えて、現場から各議員が感じ取ったことを記しているからです。みんなの党の市議がどんなことを感じ、考えているのかを知って頂けることと思います。</p>
<p style="text-align: center;"><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/07253c80a4661f650927878d0375d8b31.pdf"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/000001.jpg" alt="上海視察報告書" title="上海視察報告書" width="223" height="314" class="aligncenter size-full wp-image-926" /></a></p>
<p style="text-align: center;"><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/07253c80a4661f650927878d0375d8b31.pdf">上海視察報告書.PDF</a></p>
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		<title>義務としての教育か。戦術としての教育か。</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Nov 2011 15:59:57 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[義務教育と聞いて、何を考えるでしょうか。 今回上海での公立学校視察を終えて、同じ義務教育課程であり、同じ公立学校であるにも関わらず、日本と中国でこんなにも違うものかと、驚きとともに、危機感を抱き帰国しました。 そこにあっ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>義務教育と聞いて、何を考えるでしょうか。</p>
<p>今回上海での公立学校視察を終えて、同じ義務教育課程であり、同じ公立学校であるにも関わらず、日本と中国でこんなにも違うものかと、驚きとともに、危機感を抱き帰国しました。</p>
<p>そこにあった大きな差は、「何のための教育なのか」という問題の設定とそれに対する解答が両国において相当に異なっていることによると、考えます。定められた義務として教育を行っているのか、目指す目的を実現する戦術として、教育が位置付けられているのか。これまでの4校のブログ（<a href="https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry852.html">1</a>、<a href="https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry870.html">2</a>、<a href="https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry886.html">3</a>、<a href="https://www.fujisakikotaro.jp/blog/activity/entry897.html">4</a>）をご覧いただければ、言わずもがなで、後者が中国です。</p>
<p><strong>関係者の認識と、win-winの関係</strong></p>
<p>国家の成長のためには、科学技術が重要であるという認識。そのためには、先進諸国から多くを学ばなくてはならない。そのために、必然的に英語という手段が重要になってくる。だから、公立小・中学校においても英語に力が注がれる。</p>
<p>家庭においては、親が豊かになるためには、子どもにがんばってもらうという認識がある。子どもがより良い就労、より良い稼ぎを得るためには、十分な教育が必要であるということ。各入試において、英語の配点は大きく、子どもを良い学校に進学させるために、必然的に英語が重要になってくる。だから、家庭においても英語に力が注がれる。</p>
<p>学校の先生にとっては、契約制で厳しい評価がされる環境下で、実力をつけて結果を出さなくてはならない、という認識。そして、子ども達に教育をする教師の力量が重要であるという、教育機関の認識。子ども達に、より良い教育を行うために、外国へ行かせたり、外国人を招いて講師をさせたり、教員の教育に力が注がれる。</p>
<p>教育に関わる全ての人たちに、成長のために教育が必要である、という認識が共有されている環境。義務だから教育があるのではなく、必要な手段として義務化されている。この認識の差が、教育の現場の差になっているのだと、思います。</p>
<p><strong>合理性と人間性</strong></p>
<p>パソコンとプロジェクターを駆使して、「板書」という時間的ロスを排除し、教師と子どもたちが、話し、聞き、会話力を高めることに集中した授業が行われていました。使用している教材に満足できなければ、市が提供しているものであっても、教員同士で話し合って新しいものを創造していくという取り組みも行われていました。授業計画を共同で練り、ノウハウを共有し、お互いに方法に意見し合いながら、授業の質を向上させようという取り組みも行われていました。</p>
<p>上海市の公立学校も、学区制です。人気のある学校は、抽選で選ばれます。入学時点では学力にばらつきがあるのは、同じです。でもその習熟度の差を埋めるために、対策が取られている。だから、公立校でもエリートが排出されていくのだと思います。その「エリート」も、ただ入試を突破できる学力があるという意味での教育結果ではなく、社会に出て即戦力になれるだけの素養を身につける、という意味での教育による結果。</p>
<p><strong>まとめとして</strong></p>
<p>「鏡の国のアリス」の赤の女王の一節に、「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」という表現があります。進化やイノベーションの文脈でよく取り上げられる表現です。生き残るためには、進化し続けなけらばならない、という意味で用いられます。日本の、そして横浜の公立での教育は、中国に大きく水をあけれている。それが今回の視察で明確に分かりました。彼らは正に、授業をより良くするために、より良い教育を提供するために、走り続けていました。大きな、大きな差があります。</p>
<p>でも、埋められない差ではない。100年、200年の差ではないんです。ここ10年程度で、中国は教育を変えてきた。日本に、変えられないわけがないんです。観光客を海外から招き入れることでも、語学力が必要です。国際化が進む中で、より良い取引、より良い就労、より良い経験を得るために、海外へどんどん目が向き、実際海外で活躍する日本人も増えている現在。</p>
<p>「憲法に定められている」という固定化した義務としてではなく、社会環境に応じて目標を設定し、そのために何が必要か分析し、必要な手段を選択していく教育に。変化できれば、まだまだ成長できる。変化しなければ、全力で走らなければ、衰退してしまう。公立学校における教育を、変えたい。その思いを強くした、視察でした。</p>
<div id="attachment_912" style="width: 650px" class="wp-caption alignnone"><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1866.jpg" rel="lightbox[906]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1866.jpg" title="上海第三女子中学" width="640" height="480" class="size-full wp-image-912" /></a><p class="wp-caption-text">有意義な視察を終えて。</p></div>
<p style="text-align: center;">
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		<title>1対40か、81対40か。親と学校が一体となって教育を行う。</title>
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		<pubDate>Sun, 13 Nov 2011 15:34:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[上海視察2日目最後の3校目は、上海市第二中学です。1902年に女子学校として創設され、来年で110周年を迎える歴史ある学校。もともとフランスの租界地だった場所にあるため、校舎はフランス式の建築形式となっているそうです（訪 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1887.jpg" rel="lightbox[897]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1887.jpg" title="上海市第二中学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-898" /></a></p>
<p>上海視察2日目最後の3校目は、上海市第二中学です。1902年に女子学校として創設され、来年で110周年を迎える歴史ある学校。もともとフランスの租界地だった場所にあるため、校舎はフランス式の建築形式となっているそうです（訪問時は改修工事中でみれませんでした）。1994年には上海市教育局から中学生行為模範校にしていされています。中学校は3学年、24クラス、1,200名です。</p>
<p><strong>科学技術を学ぶための英語</strong></p>
<p>同校が力を入れているのは、科学技術。ロボットや模型、発明に関する授業を行っているそうです。科学技術に力を入れる理由は、中国が遅れているという認識に立っているからです。1978年以来改革会報政策がとられているものの、日米欧と比して、まだまだ中国は遅れていると認識されていました。そのため、先進諸国の科学技術を学ばせようとしているのが、国の方針でもあります。そして、そのために必ず必要になるのが英語、なんですね。</p>
<p>またその一方で、中学校で勉強する上で、1つの目標となるのがセンター試験です。センター試験では、英語、国語、数学それぞれ配点が150点で、物理が90点、科学が60点（合わせて150点）であることを考えれば、いかに英国数の3科目が重要視されているかが分かります。世界を見る上でも、進学する上でも、英語に力を入れなくてはならない仕組みが、中国にはあります。</p>
<p>そういった経緯もあり、同校も英語に力を入れています。英語の授業は、国語と同じコマ数行われています。英語を学ぶ環境として、国際交流にも力を入れていました。外国へ生徒を留学させることはもちろんですが、外国の姉妹校から留学生を招き、交流を深めています。ただ、留学には大きな費用がかかるので、行ける生徒は僅かになってしまいます。そこで、外国人の先生を招いて講師をしてもらい、教師にSDP（Skill Development Program）というイギリスの資格（感情などを表現する）を学ばせているそうです。またここでも、読み書きの教材しかなく、教材が不足しているという意見がありました。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1892.jpg" rel="lightbox[897]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1892.jpg" title="上海市第二中学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-904" /></a></p>
<p><strong>親と生徒、親と学校の関係</strong></p>
<p>同校では、予定の時間を大幅に超過しながら、率直な話を校長から聞くことができました。その一つが、親の事です。今回の視察で各学校で質問した項目の一つが、「学校外でいかにして生徒は英語へのモチベーションを保つのか」です。同校で得られたこの問いへの答えの一つが、親の教育熱です。上記の通り中国にもセンター試験があります。自分の子どもをより良い会社、より良い大学へ入らせたい、というのは中国でも同じようで、センター試験の重要科目である英語を、親もしっかりと勉強させたいと考えているということでした。一部の生徒は英語が好きではないそうですが、将来を考えると勉強せざるを得ない。そのため、家庭教師を2名つけた親もいると、説明して下さいました。また、英語嫌いを無くすために、学校も対策をしていて、今年から中学生でも読める小説を教材として利用しているそうです。</p>
<p>そして、もう一つ重要な取組として、学校と親との協力体制があります。2か月に1度親を必ず学校に呼び、1年に1回必ず先生が家庭訪問を行います。また普段から、インターネットや電話を利用しながら先生と親が交流をしているそうです。ここからタイトルにある数字の話です。同校は1クラス40名です。教師は各クラス1名で教えます。そのままであれば、教師1：生徒40です。でも、親と協力できれば最大で、教師・親81：生徒40になります。1人で40人を見るのではなく、教師と親が一緒になって、生徒を育てていく、ということです。そのため、指導方針は親にしっかりと伝えられます。また家庭訪問にも明確な目的が認識されていました。①学外での生徒の様子を知り、家で勉強しているのか、勉強に良い環境かを知る、②親密になり、信頼関係を作る、③学校の情報を親に伝え、親から情報をもらい、学校では言えないことを生徒から聞く、という3つの目的を達成するのが、家庭訪問の役割とされていました。そこには、子どもの学力を高めるには、家庭教育が重要であるという認識が様々な方法で具体化されていました。</p>
<p>一方、中国にもモンスターペアレンツの問題もあるということでした。昔は教師が神様だったが、今は親が神様になっていると。また上述の家庭訪問も、40度にもなる暑い日に回ることもあり、その場合「わざわざ暑い日に来てくれて」と評価する親もいれば、パジャマで出てきたり、麻雀をしている親もいるそうで、苦労も多いということでした。</p>
<p><strong>教師のモチベーション維持と向上</strong></p>
<p>同校では新任の教師には研修プランが用意され、最初のうちはベテラン教師と2名で授業をもつことになっています。2年目以降は常にチェックが行われ、仕事ぶりとポテンシャルの見極めが行われていきます。その上で、優秀な教師に対しては、国や市が協力をして「若手エリート教師」みたいな称号を付与し、より高いレベルの研修を行っていきます。更にその上に何重にもランク付けが行われ、より高い研修、より高い名誉が与えられる仕組みになっています。</p>
<p>また教師としての資格も複数あり、中学二級が4年間成績が良ければ一級に。更に5年で高級教師になります。その上に7階級あり、最高は高級教師一級だそうです。このように、研修や資格にランク分けが行われ、努力すればするほど階級、待遇、ステータスがあがるようになっています。一方では、教師には研修・教育を受ける義務もあり、選んだ科目を5年間で320点取らなければ、階級が落ちていくというペナルティも用意されていました。このように、教師のモチベーションを高めるためにプラスとマイナス両面から仕組みが用意されていました。</p>
<p>英語の教師に限っては、海外で研修を受ける機会が用意されています。授業の運営に関しても、1週間の授業計画を教師同士が協力して準備し、運営のための支援が教育局から提供もされます。会議の場では、具体的な計画を説明し、助言を得る機会にもなり、情報の共有の場にもなっているそうです。</p>
<p><strong>まとめ</strong></p>
<p>如何にして生徒の学力を高めるのか。そのためには、生徒のモチベーションはもとより、教師のモチベーション向上のための仕組みも用意する。教師1人ではなく、家庭とも協力して万全の教育環境を用意する。とにかく、徹底されているなと思いました。</p>
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		<title>教員同士で、新しい教材を開発する。</title>
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		<pubDate>Sat, 12 Nov 2011 09:05:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[2日目の2校目は、上海市徐匯中学を視察しました。1860年に設立。もともとは、揚子江の氾濫によって行き場を失ってしまった児童を、イエズス会が受け入れたことが起源です。そのため、設立当初より英語教育に力が入れられてきた経緯 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1872.jpg" rel="lightbox[886]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1872.jpg" title="徐匯中学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-888" /></a></p>
<p>2日目の2校目は、上海市徐匯中学を視察しました。1860年に設立。もともとは、揚子江の氾濫によって行き場を失ってしまった児童を、イエズス会が受け入れたことが起源です。そのため、設立当初より英語教育に力が入れられてきた経緯も持っています。当初は私立だったものの、1931年より公立化。上海市内でも特に豊かな地域に所在し、もともとは男子校だったものの、1953年に女生徒を受け入れて以来、名門校となっています。生徒数は2,200名ほどで、今日職員数が220名と、大規模な学校でもあります。中学校では10クラスあるものの、高校には6クラスしかなく、厳しい進学環境にもあります。</p>
<p>同校の教育は、科学、技術、体育を伸ばす方針。上述の通り、設立以来英語教育は当然のように行われてきたためか、特段英語教育に力を注いでいるということは無いということでした。しかしながら、英語の教師の能力は、市内でもトップレベルであると自負されていました。また、科目としては、国語、数学とともに英語が重要な科目であることも認識されていて、同校の英語教育の特色は、読み書きだけでなく、会話とヒアリング、読解に力を入れていることだといいます。中国でもセンター試験のような仕組みがあり、他の学校では試験対策的な勉強がなされるケースもあるようですが、同校では実際に使える英語を身につけさせたいと考えているとのこと。</p>
<p><strong>習熟度の差を埋めるために</strong></p>
<p>上海の公立校も、学区制です。そのため、どうしても生徒の習熟レベルに差があるそうです。そのため、中学校入学時点で、英語のレベルの差を埋めるために、徹底的に発音など基礎から再教育を行うそうです。その一つの方法に、家で発音練習したものを録音して、学校で先生が指導する、ということも行われています。またその後も差を埋めるための取組が継続的に行われ、①趣味、②習慣、という2つの側面からの対策が行われています。中学校入学時点では、生徒の好奇心が旺盛なので、英語に興味を持ってもらえるように、欧米のヒットソングを教材にしたり、ディズニーアニメを利用したり、英字新聞などを教材にし、ニュースからの話題をてーまにしたりと、生徒に興味を持たせるよう工夫していました。近年では、オバマ大統領の演説や、スティーブ・ジョブズの本も活用されてきたそうです。その他にも、勉強会やコンテストへの参加を促したり、同校でも芝居が活用されたり、上海交通大学の教授が生徒に授業を行ったりしていました。</p>
<p><strong>教材の独自開発</strong></p>
<p>教員同士の協力体制も整えられ、毎週1回英語の先生が集まり、翌週の授業計画についての検討を行っています。また、現在上海市で共通の教材を教員同士で検討し、ついさいきん新しい教材を独自で開発したそうです。今後の課題も明確にされていて、読解力に注力していくために、基準をどのように設けていくかが検討されているそうです。同校の教員の契約期間は1年と3年の2種類。校長は、上海市教育局からの指名で就任し、任期は教育局次第です。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1880.jpg" rel="lightbox[886]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1880.jpg" title="徐匯中学" width="640" height="300" class="aligncenter size-full wp-image-889" /></a></p>
<p>そしてこの学校の大きな特徴は、芸術です。公立校なので、普通は入試はありませんが、一学年400人のうち60人は美術か音楽を専攻する、芸術コースになっています。このコースのみ、入学の際に美術・音楽の試験が課されます。また、専門の教師も雇用され、教師毎に美術・音楽の教室が用意されています。教室の内外には、生徒の描いた作品が多数展示されていましたが、非常にレベルが高く、驚きました。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1882.jpg" rel="lightbox[886]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1882.jpg" title="徐匯中学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-890" /></a></p>
<p><strong>まとめ</strong></p>
<p>どこの学校もそうなんですが、生徒の習熟度を向上させるために、あらゆる工夫が行われているなと、感心しきりです。同校でも、上海第3女子中学校でもそうでしたが、教材を独自で開発している。しかも、教員同士で検討しあって。恐らくその手前にある授業のプログラムを検討しあう中で、上海市の提供する教材では、自分達の目指す教育を行うためには不十分だと認識していくのだと思います。契約制の雇用で、厳しい競争下に置かれる教員にとって、子ども達の学力を向上させることは、何より大きな目標であり、成果です。その厳しい環境に置かれるからこそ、優秀な教員が排出されていくのだと考えます。</p>
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		<title>「芝居」が必修。授業を通して、身につけることとは。</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Nov 2011 17:03:51 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[上海2日目、11月9日は3校を視察しました。1校目は、宋氏三姉妹も在籍していた「上海第三女子中学」。上海市長寧区に位置し、1881年創立の伝統校。上海唯一の重点女子中学です。これまで輩出した卒業生には、政治家、科学者、博 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1852.jpg" rel="lightbox[870]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1852.jpg" title="上海第三女子中学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-873" /></a></p>
<p>上海2日目、11月9日は3校を視察しました。1校目は、宋氏三姉妹も在籍していた「上海第三女子中学」。上海市長寧区に位置し、1881年創立の伝統校。上海唯一の重点女子中学です。これまで輩出した卒業生には、政治家、科学者、博士、芸術家、企業家、教育者、社会活動家などを多数輩出し、「女子人材の育成のための揺りかご」と称されています</p>
<p><strong>芝居を通じて養う力</strong></p>
<p>上海の重点校では、各校独自に特色クラスが設けられていますが、ここの学校の特色は「芝居」でした。英語を使った芝居の授業の様子をVTRで見せて頂きました。スクリーンには感情を表す単語がいくつか表示されます。そのうち1つを選び、どれを選んだかは他の生徒には伝えずに、単語を表現する演技を行い、周りの生徒に当ててもらうというものです。この授業を担当している先生は、なんとシンガポールから来ています。もともと、ここの学校はシンガポールとの交流が深く、南洋女子中学という公立校と姉妹校になっています。その交流を通じて、南洋女子中学で行われている芝居の授業を取り入れたということです。</p>
<p>芝居を授業化して、まだ2年目でしたが、上海市に予算申請を行い200万元を投じて劇場が作られました。200席あり、設備も充実していて、日本の公立校ではとてもお目にかかれないような、立派な劇場でした。芝居の授業は、英語だけでなく、中国語でも行われています。先生はシンガポールからですが、教材は独自で開発。高校1年生は、上海で唯一、芝居が必修とされていました。でも、何故芝居を必修にして力を入れているのか。それは、①様々な役を1つの劇で演じ、協力して作品を作り上げることで、人と人との関係を学ぶためであり、②人前に出て話をする訓練のため、ということでした。説明をして下さった先生からは、この学校の生徒の特長は、明るく、感情豊かで、チャレンジ精神にあふれ、職場で即戦力になる、といったことが挙げられていました。芝居の授業はまだ2年目でしたが、目的としているところは組織的な働きとプレゼンテーションスキルの向上。教育の役割として、社会で活躍できる人材を輩出する、というゴールが明確であり、そのために工夫が行われてきたことがよくわかります。</p>
<div id="attachment_874" style="width: 650px" class="wp-caption aligncenter"><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1863.jpg" rel="lightbox[870]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1863.jpg" title="上海第三女子中学" width="640" height="300" class="size-full wp-image-874  " /></a><p class="wp-caption-text">　　　　　　　　　　　　　　　　　200万元投じられた劇場</p></div>
<p><strong>公立校における生徒の選抜と、エリート教育</strong></p>
<p>授業参観もさせて頂きました。高校1年生のクラスで、内容は英字新聞に関するもの。内容を要約したり、感想を述べたりする授業でした。もちろん、先生も生徒も全て英語で話します。思春期真っただ中ということもあってか、生徒はもじもじしている印象で、昨日の小学校のようには挙手もありませんでしたし、声も小さい印象でしたが、ちゃんと内容は理解している。先生は1人指名してその生徒が答えると、次の回答者は今答えた生徒が他の生徒を指名することになっていました。授業が終わったあとに「何で私のこと指したのよ～！」と恨まれそうですが、この方法、結構緊張感もあると思います。</p>
<p>参観させていただいたクラスは、日本でいうところの特進クラス。入学後に希望者が、試験・面接を受けて入れるクラスです。学外において塾に通っている生徒も多いそうです。とはいえ、そこは公立校。中学校（初等中学が日本の中学校、高等中学が日本の高校にあたる）は入試を設けられないので、学区内の小学校から抽選で選ばれるそうです。高校入学時は厳しい試験が課せられますが、中学校で学ぶほとんどの生徒が、そのまま高校に進学するそうです。この選抜制度が面白いところで、中学入学時点では生徒の学力の差は全く考慮されていないにも関わらず、結果的に優れた人材を輩出しているのです。</p>
<p>ここの学校では、エリート教育は行われていないと言います（行っている学校もあるとのこと）。午前中は8：00～12：00に、午後は13：15～16：00に授業があり、9コマ（1コマ40分）の授業が行われ、私たちは随分授業数があるなと驚きましたが、多い学校は1日で12コマ授業があるそうです（！）。むしろ、自由な環境の中で、人間性の育成に重きを置いているということでした。実際、文武両道という面でも優れ、ソフトボールでは全国で5位になったそうです。中国全体の中で、5位。そうした中でも、多くの生徒が上海市内の有名大学、上海外語大学、上海交通大学などに、そして一部の生徒は海外の大学に進学するそうです。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1840.jpg" rel="lightbox[870]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1840.jpg" title="上海第三女子中学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-875" /></a></p>
<p><strong>競争環境におかれる教員採用</strong></p>
<p>説明をして下さった、マー先生はここの学校へ転職してきたそうです。転職をした理由は、英語に注力した学校で自分の英語力を活かしたいと思ったから、ということ。中国の学校では、先生の採用は契約制となっています。ここの学校では、1年、3年、5年という期間があり、新卒のような教師は1年、ベテランになると5年契約、という風に実力に応じて契約年数が変わります。採用の裁量は学校にあり、報酬も若干差が出る仕組みで、役職、経験、勤務歴などで変わります。完全に実績重視で、良い成果を挙げれば再契約、そうでなければ契約打ち切りとなる、一般企業と変わらない仕組みが取り入れられていました。</p>
<p><strong>まとめ</strong></p>
<p>今回の視察で何度も思った事ですが、「何のために取り組むのか」が常に意識され、明確にされているなと感じました。エリート教育は行われていなくても、結果的にエリートが排出されるのは、「良い人材を社会に輩出する、良い人材となって子どもたちが社会に出られるようにしたい、そのためにはどんな授業を行う必要があるのか」、ということが徹底されているからなんだろうと、感じました。</p>
<div id="attachment_876" style="width: 650px" class="wp-caption aligncenter"><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1862.jpg" rel="lightbox[870]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1862.jpg" title="上海第三女子中学" width="640" height="200" class="size-full wp-image-876  " /></a><p class="wp-caption-text">　　　　　　　　　　　　　　　食堂で給食をいただきながらヒアリング</p></div>
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		<title>上海の小学校における、英語教育の徹底的な取組み。</title>
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		<pubDate>Tue, 08 Nov 2011 15:21:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[藤崎浩太郎]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[活動報告]]></category>
		<category><![CDATA[上海]]></category>
		<category><![CDATA[教育]]></category>
		<category><![CDATA[横浜市]]></category>
		<category><![CDATA[英語]]></category>

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		<description><![CDATA[昨日（11/7）の武雄市の訪問に続き、本日（11/8）は上海に渡ってきました。目的は市会議員団のHPにも記載がありますが、市立学校における英語教育について、中国の公立学校の現状を学ぶためです。全部で4校視察に行きますが、 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1786.jpg" rel="lightbox[852]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1786.jpg" title="閔行区田園外語実験小学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-854" /></a></p>
<p>昨日（11/7）の武雄市の訪問に続き、本日（11/8）は上海に渡ってきました。目的は市会議員団の<a href="http://yokohama.your-party.jp/policy/kyouiku/2330">HPにも記載</a>がありますが、市立学校における英語教育について、中国の公立学校の現状を学ぶためです。全部で4校視察に行きますが、初日の今日は移動もあったので1校を訪問。訪問先は、閔行区田園外語実験小学です。</p>
<p>閔行区田園外語実験小学（TFL）は、1997年に閔行区教育局により「田園第一小学」として設立され、2010年から現在の名称に変わりました。当初6クラス100名からスタートした学校が、現在は35クラス、1,500名の学校へと大きくなっています。現在新校舎も建設中で、完成後は65クラス2,000名の規模になる予定とのことでした。児童も多いので、教職員も100名以上と非常に大きな学校です。超瑛群校長先生が出迎えて下さり、学校の説明、授業の参観、質疑応答で約2時間半の時間を頂きました。</p>
<div id="attachment_855" style="width: 650px" class="wp-caption aligncenter"><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1761.jpg" rel="lightbox[852]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1761.jpg" title="閔行区田園外語実験小学" width="640" height="200" class="size-full wp-image-855  " /></a><p class="wp-caption-text">　　　　　　　　　　　　　　　超瑛群校長と伊藤ひろたか市議</p></div>
<p style="text-align: center;">
<p><strong>授業参観と子ども達の姿勢</strong></p>
<p>授業は5年生の授業を参観しました。引っ越しをした友達の、新居についてやりとりをする会話をテーマに、先生も児童も全て英語のみで授業が行われます。と、簡単に書きましたが、驚きの光景。先生から子ども達にどんどん質問が英語で飛ぶし、子ども達も積極的に挙手をするし、ちゃんと正解するしで、英語力にも、その積極性にも本当に驚きました。先生の発音もしっかりとしていて、日本の公立学校とは雲泥の差がある授業でした。</p>
<p>先生の作成する進行プログラムも導入から最後まで、分単位で細かく実施内容と目的が記載され、スピーディーかつ丁寧に授業が行われていました。黒板なども使用せず、プロジェクターを用いて、テキストだけでなく動画を利用し、分かりやすく、かつ効率的に授業が運営されていました。1コマ35分ですので、黒板などに書いたりする時間も省かれて、間延びせず、子ども達も集中できて、しかも面白い、と練り上げられた35分でした。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1767.jpg" rel="lightbox[852]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1767.jpg" title="閔行区田園外語実験小学" width="640" height="391" class="aligncenter size-full wp-image-857" /></a></p>
<p><iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/fCZeqr1MoCQ" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<p><strong>教師の育成</strong></p>
<p>TFLでは教員の育成にも力を入れています。採用時点ではもちろん、国の基準を満たしていますが、より成長して子ども達により良い教育を提供できるように、①外国人による研修、②閔行区（行政）による研修、③海外（アメリカ、イギリス、オーストラリアなど）でホームステイを1ヶ月行う、といった研修を行っています。特にホームステイは、ただ英語を教える力を養うだけでなく、異文化を子ども達に伝えられうようにするために、重要な研修と位置付けられていました。</p>
<p>また、学校間格差を無くしていくために、教員同士の交流も行われています。日本と異なり、上海では教員が望めば生涯同じ学校に勤務できます。一方、流動性は低くなる側面もあります。どうしても、教育レベルには差が生じてしまいますが、レベルの高い学校から低い学校に教員を一定期間派遣し、ノウハウを伝えたり、逆に低い学校から高い学校に派遣し、研修を受けさせているそうです。その他にも、セミナーを開催して指導力を高めたり、上海の教育部門にいる研究者を学校に派遣してレベルアップを図ったりしています。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_17711.jpg" rel="lightbox[852]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_17711.jpg" title="閔行区田園外語実験小学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-858" /></a></p>
<p><strong>公立校としての限界と、それを超える取組み</strong></p>
<p>公立校でありながら、英語・バイリンガル教育に力を入れているため、人気が非常に高いそうです。生徒数の増加がその証左でもあります。中国も入学は学区制が敷かれているので、他地区から引っ越してきて入学させる親が多いそうです（3年間居住していなければ、当該学区での入学が認められない）。また、子どもが多いため、中学校進学に際しては、私立中学校から推薦を受ける子どもも多いということでした。一方、私立ではなく公立を選択する親は、より優れた中学校に進学させるために、居住地を移し、別の学区に子どもを進学させることが多々あるようです（小学校に入学できれば、その後は当該学区に居住する必要がないため、入学後すぐに住居を移す事がよくあるそうです）。</p>
<p>英語以外の授業は、公立のため、中国語で行っていました。国定のカリキュラムに従わなければならない。それでも、自然科学の授業の3分の1を英語でおこなったり、1年生で2～3コマと定められているところを、6～8コマ行ったりと、規定以上に時間を設けることで、英語力の向上を図っています。また、教科書はオックスフォード出版社と協力し開発したり、独自の教材を開発したり、英会話の時間を国が定めた時間外で設けたり、絵画・演劇などを通じて英語だけでなく文化も学ばせたり、ワールドカップやオリンピックのある年は開催国を調べる授業を行ったりと、知恵を絞り、できるだけ楽しい環境で子どもたちが学べるよう、工夫を凝らしていました。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1762.jpg" rel="lightbox[852]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1762.jpg" title="閔行区田園外語実験小学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-859" /></a></p>
<p><strong>習熟度とフォロー</strong></p>
<p>私立からも推薦が来るほど、TFLのレベルが高いということでしたが、どういった目標設定を行い、それに向けてどのうようにフォローをしているのか。ともすれば、習熟度に差が生じて、置いていかれてしまう子どももいるのではないかと思いましたので校長に聞きました。TFLは公立のため、習熟度別のクラス分けなどはできないが、目標を設定しているそうです。それはテストの合格点。毎月テストを行うことで習熟度を把握し、授業についていけていない子どもには、時間外教育を行っています。また逆に高い能力のある子どもには、より高い合格点を設定しているということでした。</p>
<p>これまでTFLでは、みんな合格点をクリアしてきたそうです。学年が変わり、担任が変わっても、子ども達の学習に影響がでないように、1～5年生の間の得意・不得意の記録を残し、引き継ぐことで、遅れが出ないようにしていました。それでも、もしクリアできなければ、再試験を行うことになっていて、それに向けて指導を行うことにもなっています。また再試験の内容も、基礎的な内容に変えることで合格点を達成しやすくし、子どもが自分の努力で達成感を得られるように制度を用意しているということでした。</p>
<p><a href="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1776.jpg" rel="lightbox[852]"><img src="https://www.fujisakikotaro.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/IMG_1776.jpg" title="閔行区田園外語実験小学" width="640" height="200" class="aligncenter size-full wp-image-860" /></a></p>
<p><strong>モチベーションの維持と向上</strong></p>
<p>日本でもそうですが、いくら英語の授業が多いとはいえ、普段の生活環境は中国語で行われます。そうした中で、いかにして子ども達が英語を学び、その力を向上させようとしているのか、現場での子ども達の様子を見ていると不思議に思いました。校長からは、最近の上海の環境に大きな要因があるという説明でした。近年上海には、旅行や就労で訪れる外国人が増え、子ども達も生活の中で外国人に接する機会が増えているそうです。また、海外旅行も流行っていて、子どもの両親が旅行先で英語を話せないことも多い中、子どもが普段学校で学んだ英語を使い、それが成功体験となり次の勉強へのモチベーションにもつながっているそうです。また授業の一環で、ホームステイも行われていて、子ども達も様々な機会で海外において、もしくは上海の中で英語を使い、達成感を得て、次の学習につながる環境が用意されているようでした。特に、香港の子どもとの交流もあり、香港の子どもの方が優秀であったりすると、それに刺激を受けてがんばるということもあるようです。</p>
<p><strong>まとめ</strong></p>
<p>子どもたちが英語を使えるようにするために、徹底的に考えられているなと感じました。教える教員も十分な養成を行い、授業のマネジメントも行われ、教材の開発も行い、その上で、子どもたちが様々な機会で英語を使用できる環境を用意する。公立校という制限の中で、教育重要に応え、私立校からも欲しがられる結果を残していく。考えてみれば、当たり前のような方法で子どもたちを教育しているなと思いました。一方で、そんな当たり前のことに十分取り組めていないのが、日本の、横浜の教育の実情でもあります。今回の視察の目的である「市立学校における、英語教育の在り方について」学ぶには、本当に得るものの多い初日となりました。</p>
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