2月5日は、「令和3年第1回区づくり推進市会議員会議」が、コロナ禍によってオンラインで開催されました。
横浜市の予算は、市役所が編成する市全体で執行される予算の他に、区毎の状況やニーズ、個性に合わせて、区役所が独自に組み立てられる予算があります。この予算は「自主企画事業費」と言います。毎年この時期に次年度の区予算が示され、青葉区選出市会議員と、区役所の管理職等職員が集まって、次年度の区政について議論が行われています。
令和3年度の自主企画事業費は、1億541万7千円となり、前年度比5千円の増額となりました。小澤明夫区長になって最初の予算編成となりましたが、新規事業の打ち出しというよりも、既存事業をコロナ禍で安定的に実施するために工夫が凝らされた点が特徴となっています。予算の方向性としては、「1誰もがいきいきと、健やかに暮らせるまちづくり」、「2安全で安心して暮らせるまち」、「3さまざまな人や地域の活力を高めるまちづくり」、「4特色を生かして魅力を高めるまちづくり」、の4本の柱に沿った編成となっています。
子育てや防災啓発、企業セミナーなど、オンライン開催や、動画配信という形で実施される予算が組まれています。区の説明では、青葉区独自のコンテンツ、となりますが、青葉区以外の17区とも共有できるコンテンツにし、協力して開発するとか、出来上がったコンテンツを市民全体で活用できるようにするなど工夫をすることを提案しています。またオンラインセミナーについても、行政が行うことですから、開催時間に申し込めた人だけのコンテンツではなく、録画して誰でも見られるようにすることも提案しています。折角予算をかけるわけですから、コロナ禍の令和3年度だけのコンテンツづくりではなく、長期的にwithコロナ、afterコロナを見据えての事業にしないと勿体ないと思います。
以下のリンクから、配布資料のPDFをご覧いただけます。
■令和3年度青葉区予算(案)の概要について
■コロナ禍における主な事業の見直し等について・ひとと地域のつながりの推進
■令和3年度個性ある区づくり推進費青葉区編成予算(案)
■藤が丘駅前地区再整備基本計画の策定について
■バス路線の維持・充実に向けた走行環境整備事業
■新型コロナウイルス感染症に係る青葉区の状況について
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