本日、横浜市会本会議において、
代表質問に立たせていただきました。
当選して間もなく、議員経験が全くない新人が代表質問に立つ。
普通に考えれば異例中の異例。
でも、そこがみんなの党なんです。
これからも新人議員が、どんどん前に出ていきます!
私が質問した内容は大きく3つ。
Ⅰ.帰宅困難者対策。
Ⅱ.被災地へ派遣されている市職員の対応。
Ⅲ.文化観光政策を通じた被災地支援。
でした。
Ⅰ.帰宅困難者
3/11の被災当日は、
都内から横浜に徒歩で帰宅された方も沢山いたり、
駅で滞留して行き場の無い方が沢山いたり。
これまでの防災計画には「帰宅困難者対策」が記載されていたものの、
いざ被災してみると、ほとんど何もできていなかったことがはっきりしました。
帰宅困難者対策として用意されていた公共施設は、たったの2か所。
パシフィコ横浜と、横浜アリーナだけだったのです。
3/11には約50か所の防災拠点や地区センターなどの公共施設が開放されましたが、
あくまでも各区、各施設の独自判断。
しかも元々予定されていたパシフィコ横浜には、
区や防災拠点から毛布などの物資を車で搬入するという状況でした。
私から市長には、
①徒歩帰宅者の安全確保のために周辺自治体と協力すべきではないか
②公共施設の開放を今後どうするのか
③食品・物資の備蓄体制を見直すべきではないか
といったことを質問しました。
市長からはそれぞれ前向きに取り組む旨の回答を得ました。
Ⅱ.市職員の対応
職員の対応については、
特に原発の対応や危険な現場で働いている消防職員に対し、
横浜市として特別な手当てを用意するのか聞きました。
東京都は5,500円、川崎市は最大1,820円の手当を支給する予定になっています。
市長からは、個人的には手当が必要だと考えているという回答を得ました。
Ⅲ.文化観光
最後の質問は、観光を通じた復興支援について。
支援というと、職員派遣、物資の提供、義援金など、
こちらが被災地に届ける発送になりがちです。
しかしながら、もちろん東北の被災地の方が厳しい状況にありますが、
横浜の経済や観光が落ち込んでいるのもまた事実。
横浜の観光にもプラスになり、
被災地への支援にもなる施策が重要ではないか、質問をしました。
今年度から市長の肝いりで、新しく「文化観光局」ができました。
それまでは市民局の中に文化が、
経済と観光が一緒になっていました。
そんな経緯もあり、
市長も文化観光を通じた支援を行っていきたいと、
回答を得ることができました。
今回の質問、どれも前向きな回答を得ることができました。
後は市長にしっかり実行してもらえるよう、
我々もしっかりチェックをしていきます。
質問の模様はインターネットの下記ページから、
でライブ中継が行われました。
中継を録画したものは通常2日後にアップされる予定です。
(3月26日追記)
録画が公開されました↓↓↓
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