議員の期末手当引き上げに、反対討論。

2015-12-02 16:01:04 | カテゴリ:活動報告


藤崎浩太郎

11月27日(土)に開かれた、横浜市会平成27年第4回定例会本会議にて、会派を代表して、市第88号議案の反対討論に立ちました。

この議案は、横浜市一般職職員の給与と、市会議員等特別職職員の期末手当(ボーナス)を引き上げる内容の条例改正でした。私たちの会派は、以下の反対討論にあるよう、議員の期末手当を引き上げることに対して反対をし、その部分について反対討論を行いました。

議案はコチラからご覧いただけます。

< 反対討論原稿 >

会派を代表して、市第88号議案「横浜市一般職職員の給与に関する条例等の一部改正」について、反対の立場から討論します。

本議案は本市一般職職員給与と、特別職職員の期末手当の引き上げが一体となった議案であります。

まず、本市一般職職員給与については、平成14年以降一貫して引き下げられてきましたので、人事委員会勧告通り今回の引き上げには同意いたします。

一方、議員報酬は平成7年以降、平成23年若干の引き下げがあったものの、基本据え置かれてきました。

また、少子・超高齢化社会を迎え、財政状況は厳しい状況が続いている中、徹底した行財政改革が求められています。

こうした中、様々な行政課題を解消し、市民生活を向上するためにも、議員自らが身を律して行く必要があると考えます。

現時点において議員の期末手当を引き上げるに相応しい状況にはないと考えます。限られた市政の経営資源の中で市民の信頼に応えていくという観点からも、市民からの理解は到底得られません。

本議案は本市一般職職員給与と、特別職職員の期末手当の引き上げが一体となった議案でありますが、この特別職職員の期末手当の引き上げには同意しかねます。

以上の理由から、市第88号議案に反対いたします。

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