2016年4月7日〜17日の11日間、ドイツとフィンランドへ視察に訪れました。今回の海外視察は議会の承認を得て派遣されるもので、正式に報告書をまとめて提出するものでした。5月の上旬には報告書をまとめ、提出していましたが、先日ようやく決裁が下りましたので、帰国から3か月以上経ちましたが、ここにも掲載させていただきます。
ダウンロードはこちら→ドイツ・フィンランド視察レポート(PDF)
目次としては以下の通りで、全体通して約130ページのレポートとなっております。5人での視察となりましたので、5人で分担して執筆しておりますが、私が担当したのは
・子ども達の主体性と、多様性の学び。修道士学校から。
・デザイン学校から見える、横浜市の創造都市。
・ハンブルクの創造都市、文化政策。
・全ての家族が重要である。 フィンランドの、子どもと親への支援。
・街のリビングルームとしての、 住民による住民のための図書館
の5項目です。視察の目的や、これまで議会で取り上げてきたテーマなども記載されていますので、その辺もご覧頂けると嬉しいです。
*****目次*****
維新の党・ヨコハマ会横浜市会議員団 ハンブルク・ヘルシンキ視察報告(概要)
<ドイツ編>
・子ども達の主体性と、多様性の学び。修道士学校から。
・ハーフェンシティ開発について
・コンテナ船の大型化はこの辺まで Hamburg Port Authorityが見せた港湾戦略
・デザイン学校から見える、横浜市の創造都市。
・ヴィルヘルムスブルク地区の開発について
・ハンブルクの創造都市、文化政策。
・歴史の遺産を後世に伝える取組み(ベルリン訪問)
<フィンランド編>
・全ての家族が重要である。 フィンランドの、子どもと親への支援。
・スマートカラサタマ
・街のリビングルームとしての、 住民による住民のための図書館。
・フィンランドにおける精神疾患のある方のサポート
・フィンランドにおける教育政策
・フィンランドにおけるホームレス向け住宅政策
・フィンランドの学校現場
・フィンランドの自治体を支える財政制度と自治体連盟
**************
去る6月20日には、関内のさくらworksさんにて、「ドイツ・フィンランドの持続可能な街づくり、教育、アートと都市、スマートシティ〜」と題して視察報告会を開催し、80名程の方にご参加いただきました。
視察報告は4名で行い、一緒に視察に行った他のメンバー3名と分担し、私は「問いを立て、社会と影響しあうアートと都市」と題して、ハンブルクでの創造都市・文化施策の取組を報告しました。ハンブルクのアーティストの方々が意図していた「アートを通じて社会への問いを持ってもらい、社会に影響する」ことを、横浜市の現状やこれからに展開した内容で報告しました。
こうした形式での報告会は初めてでしたが、質疑応答の時間にも沢山ご質問をいただきましたし、懇親会でも沢山の意見交換をさせて頂きました。視察に行く前にも準備をしていきましたし、視察中も一言一句一秒たりとも無駄にしたくないと思い、報告書もまとめましたが、参加された方から「深くまで視察している」というお言葉も沢山いただいて、有意義な報告会となりました。
長い報告書ではありますが、興味のある部分や、私が執筆した部分などから、少しずつ読み進めて頂けると幸いです。
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