2月10日は、「令和2年第1回区づくり推進市会議員会議」が青葉区役所にて行われました。横浜市の予算は、市役所が編成する市全体で執行される予算の他に、区毎の状況やニーズ、個性に合わせて、区役所が独自に組み立てられる予算があります。この予算は「自主企画事業費」と言います。毎年この時期に次年度の区予算が示され、青葉区選出市会議員と、区役所の管理職等職員が集まって、次年度の区政について議論が行われています。
令和2年度の自主企画事業費は、1億541万2千円となり、前年度比534万8千円の減額となりました。令和元年度は、青葉区制25周年であり、そのための1年限りの予算が次年度は無くなるため、減額に転じたと小出区長から説明がありました。予算の方向性としては、「1誰もがいきいきと、健やかに暮らせるまち」、「2安全で安心して暮らせるまち」、「3さまざまな人や活動がつながる、活力のあるまち」、「4魅力を高め、発信するまち」、「5自然と調和した、多世代が住みやすいまち」、の5本の柱にそった編成となっています。
注目の取り組みは、
1.あおばこどもシステムの推進
「妊娠期から乳幼児期への支援」、「児童虐待防止への対策」、「障害児への支援」、「青少年への支援」という子育てに関連する4分野の事業を連携させることで、総合的な支援を実現しようというもの。切れ目のない支援が実現され、虐待の防止や、ひきこもりの支援などが充実し、子どもも親も安心して暮らせる体制が整うことを期待して得います。
2.区民意識調査とGISの活用
2019年度に実施された「区民意識調査」の結果等を、GIS(地理情報システム)を活用して、さらなる分析や各種事業を実施するための調査等を行おうとするもの。データ活用の取り組みで、地域毎の状況の違いなどを把握することで、今後の政策立案や、施策の展開に活かせるレベルにしてもらいたいですし、今後のさらなる改善も見据えて、取り組んでもらいたいと考えています。
3.おくやみハンドブック
身近な方が亡くなった際に、必要となる区役所内外の各種手続きを一覧にまとめたもので、チェックリストにチェックをし、該当した項目の役所の窓口の場所、手続きに必要な書類等が、1冊のパンフレットにまとめられています。様々な手続きが必要とされる時に、必要な情報がまとめられているので、ご家族の方等の役に立つハンドブックになっていると思います。
以上が、私の注目事業となります。以下のリンクから、配布資料のPDFをご覧いただけます。
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