区づくり推進横浜市会議員会議

2013-02-07 20:44:37 | カテゴリ:活動報告


本日は、「平成25年第1回区づくり推進横浜市会議員会議」が行われました。あまり知られていませんが、各区毎の予算やその執行状況、決算について、区役所で市会議員に対して報告、質疑が行われています。各区には「個性ある区づくり推進費」という予算が配分されていて、平成25年度の青葉区の区づくり予算は、129,743,000円となり前年度比4,085,000円の減額となっています。重点施策として、(1)子育てに寄添うまち、(2)安心していきいきと暮らせるまち、(3)地域の活力があふれるまち、(4)大切な環境を守り育むまち、の4項目が掲げられ合計51事業から成っています。

次年度から行われる新しい取組みの中で、今回私が特に注目しているのは区職員の「地区担当制」です。この制度は青葉区内に15ある連合自治会毎に、課長・係長がペアになって担当し、担当地域の会合等に参加する事で、「顔の見える関係」を構築し、地域課題を受け止め、区内で共有していこうという目的になっています。連合自治会と言っても、規模は大小様々ですし、連合自治会以外との接点という意味でも課題がありますが、次年度が1年目。まずはやってみて、改善し、将来的には担当地域の割り方も細やかにしていく意思もあるようでした。私からは、取組みに対する期待を示しつつも、自治会以外のNPOや任意団体の方々との接点を築いていく事や、広報よこはまなどでも地域の担当者やその担当者による取組み・活動を紹介し、一層顔が見えて、何をしているか分かる青葉区役所を目指してほしい、と要請をしました。

25年度の区政運営の基本目標には、「連携と協働でつくる「住みつづけたいまち青葉」」という言葉が掲げられています。その中では、青葉区民の社会貢献意欲が他の区と比べて高いことなどが指摘されていました。意欲のある市民が沢山いらっしゃるのは青葉区の財産だと思います。しかし一方で、「連携と協働」と表現する以上は対となる職員にも高い意欲、主体性が求められると思います。事なかれ主義にならずに、積極的に活動し、対話をし提案・実行するような職員のあり方が求められるのではないかと思います。今後数年〜十数年の内に恐らく地方分権・地域主権改革がより一層進み、横浜市により大きな権限・財源が移譲される日が来ます。それまでに、どれだけ地域のあり方、市民と行政の関わり方を準備できるかによって、分権後の地域の力、行政のパフォーマンスは間違いなく大きく差がつきます。

また、本日の会議で提案・要望したのは、「青葉区ガイドブック」のスマートフォン等向けアプリ版の制作です。ガイドブックは青葉区に転入した際区役所で手渡され、市・区の様々なサービスについて記されています。青葉区のホームページでも、同じ情報を見れるようになっています。が、やはり紙媒体は家の中でどこに行ったか分からなくなりがちですし、ホームページも慣れてないとあまり見ませんし、必要な情報にすぐたどり着ける訳でもありません。特に緊急事態、医療相談なんかを探すというのは大変です。そういう時に、アプリがあって、簡単に必要な情報にたどり着けて、そのまま相談窓口に電話できたら良いよな、と思います。何も難しい話ではなく、既に横浜市資源循環局では、ゴミ分別のアプリをリリースしています。同じ事を、青葉区でも行って欲しいということです。

■こちらが予算案の資料です↓■

平成25年度個性ある区づくり推進費青葉区編成予算(案)

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