横浜市内の放射線量の測定と公表

2011-06-10 14:35:59 | カテゴリ:活動報告


本日、横浜市の「市内の放射線量の測定と公表について」が発表になりました。詳細は下記に転記しました。

昨日はお隣の川崎市においても「市内施設における放射線量の測定の実施について」が公表されています。このブログを更新時点ではリンクが切れていますが、川崎市議の竹田のぶひろさんのブログにも掲載されています。

横浜市と川崎市の対応には少し違いがあります。川崎市では私立幼稚園も対象となっています。市内86か所全ての私立幼稚園と調整を行い、了承を得たうえで今回の発表になっています。一方、横浜市が対象とした給食食材が、川崎市では今回対象とされていません。

川崎市にも、川崎市議にも相当な数、放射線についての問い合わせがあったようです。横浜市も同様。私のHPを閲覧してくだっている方にも、放射線をキーワードに訪れてくださる方が沢山いらっしゃいます。市役所は、市民の声で動かせます。でも、言われる前に動いてもらいたい、もっと迅速に動かしていきたい、そう思います。

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市内の放射線量の測定と公表について

6月1日の市長記者会見でお知らせした、市内の放射線量の測定の対象、開始時期等を次のように決定しました。

1.大気・食品・土壌等の測定場所、内容等について

【新たに開始する測定対象】

測定場所及び測定対象 測定内容 測定開始時期(初回測定日) 測定場所等選定の考え方
①市立小学校、

市立中学校

小学校:地表50cm

中学校:地表1m

の空間γ(ガンマ)線量

初回:6月13 日(月)(雨天時変更あり)(※)

以降、順次実施

学校規模、地域のバランスを考慮し順次測定
②認可保育所 地表50cmの空間γ(ガンマ)線量 6月中旬以降、順次実施 園の規模、地域のバランスを考慮し順次測定
③公園 地表50cmの空間γ(ガンマ)線量 6月中旬以降 近隣で測定する小中学校、保育園の位置を考慮し測定
④都筑区役所、南部公園緑地事務所、環境科学研究所(各敷地内) 地表50cm及び1mの空間γ(ガンマ)線量 6月13 日(月)から3か月間(毎日) 市域全体の配置バランスを考慮
⑤小学校給食食材 食品の放射能濃度 6月中旬以降 給食に使用する食材から選定
⑥市内産農産物等及び市場の流通食品 食品の放射能濃度 ・市内産農産物等7月上旬

(現時点では、神奈川県にて検査実施中)

・流通食品8月上旬

【農産物】市内の生産状況や代表的生産地を踏まえ出荷前の畑から採取

【流通食品】本場及び南部市場の流通食品から選定

⑦海の公園 海水浴場沖中央

海水の放射能濃度

7月から本市で実施(5月から、神奈川県にて検査実施中) 市内の海水浴場
⑧土壌・下水汚泥・河川水・海水等 土壌等の放射能濃度等で実施中) 実施に向けて調整中(必要に応じて検査機関 必要に応じ随時調査

2.放射線量の目標の考え方

① 文部科学省が示す学校等の児童・生徒等が追加的に受ける線量の目安である年間1mSv(ミリシーベルト)以下を本市でも目標とします。

② 文部科学省による福島県内の校庭・園庭の表土入換えの補助基準の空間線量率である、「1μSv/h(マイクロシーベルト毎時)」を測定した場合は放射線対策部にて対応を検討します。

3.公表

測定予定の施設名・概ねの時期を事前に、また、測定結果を取りまとめ次第、市ウェブサイトトップページからリンクする形で公表します。

4.6月13 日測定開始時の現地取材対応(雨天時は変更あり)

6月13 日より測定を開始します。当日、市立山元小学校にて取材対応を行います。

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