9月7日、令和3年第3回区づくり推進横浜市会議員会議が開催されました。青葉区の市会議員会議は今回も新型コロナウイルス感染症対策でオンライン開催となりました。区づくり会議はほぼ同じ時期に各区で開催されますが、オンライン開催は青葉区は最初から行われていて、今回からオンライン開催が始まった区もあります。
毎年この時期は、令和2年度の決算報告が行われます。横浜市会でも10月から決算審査が行われるので、この審査に先立つ形で区予算の決算が報告となります。令和2年度はコロナの初年度となり、数多くの事業が予算通りには執行できず数々の見直しが行われました。このページトップの画像の通り、約2千万円の予算がコロナによって影響を受け、別の事業へと振り替えられました。
事業の項目別に見ると、「2−4 区民サービス向上事業」では、約684万円の支出超過となっていますが、コロナ禍で執行できなかった予算を振り替えて庁内のLED電灯の付替えを行っています。この他にも、200万円〜400万円の超過がある事業がありますが、同様にコロナ禍での振り替え予算となっています。残念だったのは、これだけの大幅な修正が行われているにも関わらず、資料では詳細が分からないことです。決算の審査にもつながる資料ですので、詳細に記すように求めました。
コロナ禍で様々な事業が、オンライン会議や、動画配信等オンライン活用にシフトしています。令和2年度決算においても、そして令和3年度予算においても、オンライン活用の状況がわかります。令和3年度予算の中には、「区内ボランティア団体のIT活用支援事業」が新規で計上されています。5つのケアプラザにおいて、使い方や会議の開催の仕方などの講座が開催されるもので、今日までに2ヶ所のケアプラザで4回開催され、各回6〜7人参加しているということでした。オンラインの活用講座なので、対面での開催はやむを得ないですが、それでもケアプラのノウハウを盛り込んだテキストをwebから入手できたり、分かりやすく理解できる動画をYou Tubeで公開するなど、対面以外でも理解できる方法を用意することも必要ではないかと提案しています。
配布資料は、以下リンク先からPDFでご覧いただけます。
■令和2年度個性ある区づくり推進費決算
■令和2年度個性ある区づくり推進費(自主企画事業費)における 新型コロナウイルス感染症に係る影響額とその活用
■令和3年度個性ある区づくり推進費執行状況
■令和3年度 個性ある区づくり推進費(自主企画事業費)における 新型コロナウイルス感染症に係る影響額とその活用
■「コロナ禍における生活様式の変化に関するWEBアンケート」の結果について
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