令和4年度の青葉区独自予算案、執行状況について。

2022-06-08 19:47:56 | カテゴリ:活動報告


区づくり会議

6月8日、令和4年第2回区づくり推進横浜市会議員会議が開催されました。今回もオンライン開催でした。区づくり会議がリアル開催の区もあるそうですが、青葉区はかれこれ2年間、ずっとオンライン開催となっています。

今回は、令和4年度の「個性ある区づくり推進費」という青葉区独自の予算に関する、執行状況についての報告など。2月に開催された第1回では予算(案)が示されましたが(※コチラのブログを参照)、議会で可決され、現時点での執行状況が報告されました。

今回注目した事業は2つ。1つ目は「Aonico(アオニコ)」という、青葉区子育て情報発信アプリです。5月18日時点で628名が登録されているということでした。妊婦から未就学児世帯が対象となるアプリですが、毎年約2,000人の子どもが産まれている青葉区において、まだまだ利用者が少ないなという印象です。地域情報も見られますが、民間で情報を収集・発信している方々との連携も必要ではないかと思います。利用者増への取り組みや、幅広い情報の集約などについて、提案しました。

2つ目は青葉6大学連携事業として行われている、「学生による区の魅力発信事業」。青葉区内の6大学の学生ライターが募集され、25名が応募してきたという段階でした。学生の視点から地域のおすすめスポットや飲食店を紹介する冊子の作成が計画されています。折角学生が地域に関わる機会なので、単年度で終わるとか、取材してお終いではなく、学生と地域のつながりが深くなるような取り組みにしていってほしいと、提案しました。

「青葉区に係る予算のすがた」として、令和4年度一般会計予算から、青葉区で執行している予算規模などについての報告も行なわれています。一般会計1兆9,749億円の内、青葉区が執行している予算は74億円。更にその内「自主企画事業費」と呼ばれる、青葉区の独自施策に係る予算は約1億500万円となっています。

その他、「地域交通に関する実証実験の実施に向けた検討について」の報告もあり、新石川での実証実験の説明がありました。これまで私は議会で、データを用いて横浜市内の交通問題を分析し、分析結果を活用して地域交通の充実を行うべきではないかと提案してきました。その提案が実現し、分析が行われ、実証実験の地域として青葉区新石川が選ばれたという経緯です。実験を通じて、地域交通サービスがいい形で提供されることを期待しています。

配布資料は以下リンク先から、PDFでご覧頂けます。

令和4年度個性ある区づくり推進費執行状況
令和4年度青葉区運営方針
青葉区に係る予算のすがた(令和4年度一般会計予算)
地域交通に関する実証実験の実施に向けた検討について

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