本日記者発表が行われ、横浜市の「市内幼稚園における放射線量の測定と公表について」が発表されました。これまで保護者の方々から多くの要望が上がっていた、幼稚園の測定がようやく実現された形です。下記に全文転載しました。7月26日には私たちみんなの党は市長に要望書を提出しましたが、その内の②の一部が、前進したことになります。
しかしながら、あまりにも対応が遅く、あまりにも測定数が少なすぎます。6月1日に横浜市の方針が一度発表になりました。その時点で、「何故幼稚園は対象になっていないのか」という声が沢山あがっていました。あれから約2カ月経過して、今回発表になった内容は、1カ月にたった1か所の測定です。
隣の川崎市においては、6月中に市内全ての保育園・幼稚園で測定が完了しているんです。横浜市の測定方針は本当に粗末としか言えません。こんなペースで測定することをもって、「横浜市は測定しています」と言われても、市民の安全・健康を本気で守る気があるとは、到底受け取れません。
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市内幼稚園における放射線量の測定と公表について
市内の放射線量については、6月以降、市立小学校、中学校、認可保育所、公園等で放射線量の測定を行い、公表しているところですが、市内私立幼稚園についても保護者等に不安をお持ちの方もいますので、こうした不安を払拭するため、保育所と同様、地表近くの大気(空間線量)について、次のとおり放射線量を測定し、公表します。
1 新たな測定対象及び測定方法等について
幼稚園の園庭について、地表から 50cm の地点の空気中のγ線を、8月以降順次測定し公表します。区ごとに幼稚園1か所/月程度を目途に行います。
2 公表について
測定予定の幼稚園名・概ねの時期を事前に、また、測定結果を取りまとめ次第、市ウェブサイトトップページからリンクする形で公表します。
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